漢方薬専門 大山漢方堂薬局
漢方薬の得意な病気と症状


    

特にどこか悪いというわけではないのですが、より体調をよくするため、よりよい体質になるために漢方薬を飲む。

漢方薬は、体質をよりよくして、体調を改善するのが得意です。
アレルギーなどの体質的なもの(花粉症も)、基礎体力の低下による肉体的、精神的な症状に、漢方薬は効果的です。
また、生理にともなって起こる女性特有の症状、更年期症状にも効果的です。

漢方薬は、冷え、むくみ、不眠、便秘、生理不順、吹き出物、腰痛、頭痛などの不快症状に、特に効果を発揮します。


漢方薬の得意な病気と症状一覧

1.冷え症 いつも体が冷えやすい、手足が夏でも冷たい
2.むくみ 脚がパンパンに張ってしかたがない、朝起きると顔がむくんでいる
3.落ち込みやすい 気分が落ち込みやすく、心配症、うつっぽくなりやすい
4.不眠症 よく眠れない、夢を多くみる、寝つきが悪い
5.便秘 毎日のお通じがない、コロコロとした便、お通じがあっても残った感じですっきりしない
6.肩こり 慢性の肩こり、眼精疲労や頭痛を引き起こすことも
7.頭痛 慢性の頭痛に悩まされている
8.おなかの張り、腹痛 おなかが張ってガスがたまってつらい、腹痛がする
9.腰痛 整形外科で調べても異常はない、でも腰が重い、痛くて眠れない
10.肥満症、ダイエット 何をしてもやせられない、リバウンドのない方法で健康的にやせたい
11.アレルギー体質 毎年のつらい花粉症や慢性的な鼻炎、湿疹、アトピーを楽にしたい
12.ニキビ、吹き出物 なかなか治らない赤いニキビ、痛みのあるニキビ
13.皮膚症状 湿疹やじんましんがなかなか改善しない方、乾燥肌でかゆみがある方
14.生理痛、生理不順、生理なし 生理のときのえぐられるような痛み・ツンツンつるような痛み、重苦しい痛み、だらだらと続く生理に。
生理前の不調(月経前症候群=PMS)にも
15.子宮内膜症 絶えられないような内膜症の痛みやつらい生理に
16.不妊症 不妊治療中で体力をつけ、体調を整えるために
17.更年期障害 30代からのプレ更年期、45〜55歳くらいの更年期、ほてり、イライラ、不眠、うつ症状などに
18.体質改善、パワーアップ 風邪をひきやすい、疲れやすい、体力や気力をつけたい
19.病中、病後の体力回復 病中、病後で体力が弱まり、免疫力を回復したい
20.その他の症状 病院の検査では「異常なし」でも体調が悪い、相談したい悩みがあるけど男性には相談しにくい、病気ではないけれど更年期障害などの予防のために自分に合うものを飲みたい、西洋薬も飲んでいるが漢方薬も取り入れたいという方に。


東洋医学(漢方薬・鍼灸)の考え方


漢方医学には独特の病気のとらえ方があり、漢方薬はそれに基づいて用いられます。
ですから、漢方の特性を知っている、漢方専門の先生が、正しく用いてこそ、漢方薬も、その効果を十分に発揮できるわけです。


「氣血水」の異常をもって、病態をとらえる

東洋医学(漢方薬・鍼灸)では、体のどの部分に現れた変化も全身のゆがみの一部として考えます。
漢方では、そのゆがみを正す薬を用いることで全身のバランスを整え、
鍼灸では、そのゆがみを正す「経絡」、「経穴」を用いることで全身のバランスを整え、
患者さん自身の治癒力を発動させようとします。
特に、漢方薬の調合にあたっては、漢方独特のみかたで病気をとらえます。すなわち、「氣血水」という考えです。
「氣」は生命体を支える根源となる生命エネルギー、
「血」は主に血液とその働き、
「水」は血液以外の体液とその働きで、血と水で氣の働きをサポートします。
この氣血水がバランスよく体内を巡ることによって、生命活動が維持され、健康が保たれると考えます。
逆に、氣血水の量が不足したり、流れが悪くなると、体の働きに異常が生じて症状が現れると考えます。
これらの異常を正確にとらえ、患者さんの背景にある病態をとらえます。


患者さんの状態を「陰陽」「虚実」
という東洋医学独特の方法論でとらえる。


東洋医学の基本的なみかたに、「虚実」という概念があります。
これはいわば病気に対する闘病反応をみるもので、
反応が弱いものを「虚症」、
強すぎるものを「実証」、
どちらともいえないものを「中間証」と呼びます。

「実証体質」は脈やお腹の力がしっかりした、体力のあるタイプです。
それに対し、「虚症体質」は、脈もお腹の力も弱い、虚弱なタイプです。

また、「陰陽」という方法論は、
患者さんが冷えに支配された状態(陰症)か、
熱に支配された状態(陽証)かをとらえます。

さらに、「五臓」という概念で心身の機能異常をとらえます。

こうしたさまざまな東洋医学独特の方法論を用いることで、
患者さん一人一人の体質や体力などを含めた全身の状態を把握し、
東洋医学(漢方薬・鍼灸)の診断にあたる「証」を見極めます。


漢方薬の調合・鍼灸の経穴は、
患者さんの「証」に応じて決められる。


「証」を見極めるには、「四診」と呼ばれる東洋医学(漢方薬・鍼灸)独特の診察法が用いられます。
自覚症状を詳しく聞くほか、鍼灸師、漢方専門の薬剤師の五感を駆使して必要な情報を集めます。
漢方薬の調合、鍼灸の手穴は、こうして診断された「証」に応じて決まります。
「証」は病気の診断であると同時に、東洋医学(漢方薬調合、鍼灸治療)の指針なのです。
「証」に合った漢方薬、経絡を選んでこそ、東洋医学(漢方薬・鍼灸)も有効に使えるわけです。


東洋医学(漢方薬・鍼灸)の考え方

東洋医学(漢方薬・鍼灸)では、
「氣血水」の3つがバランスよく体内を巡ることで健康が維持され、
その量の不足や流れの障害により、「氣血水」の失調が生じ、病気が起こると考えます。

「氣」=生命エネルギー

●不足すると→「氣虚」
●循環が滞ると→「氣滞」
●逆流すると→「氣逆」

私は、東洋医学のいう「気血水」の「気」は、中に「米」のある旧字の「氣」のほうが、
四方八方へほとばしる生命エネルギーを感じられるので、「氣血水」の「氣」に、旧字を使っています。

「血」=主に血液とその働き

●不足すると→「血虚」
●循環が滞ると→「於血」

「水」=血液以外の体液とその働き
(リンパ液、尿、汗、鼻汁など)


●循環が滞ると→「水滞」


東洋医学(漢方薬・鍼灸)
独特の方法論(診断法)「四診」


「問診法」

西洋医学の問診とほぼ同じだが、冷えや熱感、汗のかき方、のどの渇き、便通や排尿の状態などを聞くのが独特。

「望診法」=目で見る診察法。

顔色、皮膚の色つや、体型、動作などから読み取る。
舌を見るのを特に「舌診」と呼ぶ。

「切診法」=鍼灸の方法論。体に直接触れて行う手穴法。

特に手首の脈をみる「脈診」、お腹の状態をみる。「腹診」が重要とされる。

「聞診法」=耳で聞く、鼻でにおいをかぐことによる東洋医学独特の方法論(診察法)。

声や話し方、せきや呼吸音、体臭などが情報となる。



「五臓」とは

漢方では、西洋医学のような解剖学的な内臓ではなく、心身の機能の面から「肝、心、脾、肺、腎」という五臓の概念があり、
その失調から病気をとらえます。五臓のひとつである「腎」は、水分代謝、成長と生殖、耳・骨・歯の機能の維持、
驚きや恐れの感情のコントロールなどの機能を担っているとされ、腎の働きが衰える「腎虚」になると、次のような症状が現れます。

「腎虚」で起こる症状

●気力・精力の減退
●視力・聴力の衰え
●排尿異常(夜間頻尿など)
●腰痛
●手足のしびれやほてり


漢方薬について

質問)
民間薬、薬草、健康食品など、自然の植物、または植物を原料としてできたものも漢方薬ですか?

お答えします)
自然の植物からつくられた生薬だからといって、それだけで漢方薬とはいえません。
ウコンやドクダミなどは、生活の知恵として家庭で用いられている民間薬、健康食品やサプリメントにあたるものです。
それに対し、漢方薬は、安全ではありますが、はっきりと病気に対する効果が確認できる医薬品です。
つまり、安全性は、民間薬、健康食品やサプリメントとほぼ同等と考えられますが、その効能・効果ははっきりとしています。
複数の生薬を配合してつくるのが基本で、複合的な作用を生かして、はっきりとした治療効果が期待できます。
その配合は、漢方医学の理論に基づき、経験的に確かめられてきたものです。信頼できます。

質問)
漢方薬は長くのみ続けないと効果がない?

お答えします)
漢方薬は効果が出るのに時間がかかるものだというイメージがあるようです。
しかし、漢方薬も種類、使い方によって、即効性を期待できます。
例えば、かぜをひいたとき、その人に合った漢方薬をすぐに服用すれば、一服でおさまることも、多々経験します。

慢性病や慢性的になっている症状(生活週間病、アレルギー疾患、心臓、肝臓、腎臓病など)の場合は、
ある程度、長く薬をのむこともありますが、手ごたえ(効果の確認)は1〜2週間で判断できることが多いです。
いつまでのみ続けるかは、漢方服用の目的によっても違いますが、免疫・アレルギー性疾患などでは、
継続的に長く服用する場合が多いです。体質改善(根治法)を期待するなら、漢方薬の継続服用と併せて、
生活週間の見直し、改善に努めることも大切です。

質問)漢方薬と西洋薬との併用?

お答えします)
漢方薬は原則としては西洋薬と併用できます。
ただ、漢方薬のなかには注意を要する組み合わせもあります。
@小柴胡湯は、肝炎の治療に使われるインターフェロンと併用しないことになっています。
A「麻黄」という生薬は、西洋薬のかぜ薬、特に解熱剤と併用すると、発汗を促す作用が重なって、脱水状態になることもあります。
B「陳皮」という生薬は、降圧薬の中の、カルシウム拮抗薬と併用すると、血圧が下がりすぎる場合もあります。

質問)漢方薬の副作用は?

お答えします)
西洋薬のような、臓器を壊すような副作用は、ないと言ってよいです。
普通一般的に経験するのは、下痢や軟便(便が普通より柔らかくなる)になるくらいです。
これも、服用回数を減らせばよいし、服用するのをやめれば、すぐにおさまります。
さらに、「甘草」という生薬でむくみが起きたり、
「桂枝」という生薬が合わない人では、湿疹やのぼせなどが起こることもあります。
「麻黄」という生薬は、まれに、お年寄りや心臓病のある人で、血圧を上げたり、不整脈を誘発することもありますが、
服用するのをやめれば、すぐに、副作用はおさまります。
また、エキス剤の場合、乳糖を使用しているものがあり、乳糖不耐症のために下痢する人がいますが、
こういう人は、煎じ薬にするか、乳糖分解酵素と併せて服用すれば漢方薬も普通に飲めます。
牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人は、予め先生にお伝えください。

質問)同じ病気であれば、誰でも漢方薬は同じになりますか?

お答えします)
西洋薬では、病名が決まれば、誰にでも、ほぼ同じ治療薬が決まります。
漢方薬では、「同病異治」といって、同じ病気でも「証」が違えば用いる漢方薬も違ってきます。
逆に「異病同治」といって、違う病気でも、同じ漢方薬を用いることもあります。
例えば、便秘に対する「大黄甘草湯」、鼻炎に対する「小青竜湯」など、
病名が決まれば、比較的広く、誰にでも使える薬もありますが、
漢方薬の基本は、患者さん一人一人の症状・体質に合わせた、オーダーメイド調合漢方薬が一番よいといえます。
また、患者さん一人一人の症状・体質(これを「証」という)に合わない漢方薬を用いれば副作用も出やすいものです。



「大山漢方堂 漢方医学と漢方健康相談」

      大山漢方堂薬局の得意とする病気、大山漢方堂薬局に漢方相談のあるご病気一覧、

  大山漢方堂薬局 漢方健康相談窓口、医学博士大山博行先生、医学博士小松靖弘先生のご紹介


" THE KAMPO " Collection of the Books,
Dr.HIROYUKI OHYAMA(Ph.D), How the Japanese Updated Traditional Herbal Medicine



<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

大山漢方堂薬局 漢方健康相談お申し込みフォーム

お電話にて、直接、大山漢方薬局に、ご相談ください。
症状・体質を詳しくお伺いした上で、適切な漢方薬をアドバイスさせて頂きます。

(大山漢方薬局 / 無料漢方相談電話 0283-22-1574 / 9:00〜19:00)

<注意>
大山漢方薬局、デジタル店舗で、お取り扱いの漢方薬は、すべて「一般用医薬品」です。

以上、よろしくお願い致します。

E-mail to Dr. Ohyama Kampo Pharmacy.


 
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