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「不老長寿こそ最高の芸術!」


「秘薬、瓊玉膏(けいぎょくこう)の謎に迫る」 薬事日報 掲載記事より

秘薬、瓊玉膏の謎に迫る

「不老長寿」。誰もが健康で長生きをしたい。人類が地球に誕生して以来、その実現を夢見てきた永遠のテーマだ。わが国でも、2005年には4人に1人は65歳以上の高齢化社会を迎える。少子化が叫ばれ若年層がますます減少していく状況下において、いつまでも元気に活躍できる老人を増やすことが、国の存続を左右すると言っても過言ではない。長年にわたって人間の活力維持をアシストする妙薬が果たしてこの世に存在するのか。中国4000年の歴史を紐解いてみると、宋時代に考案された不老長寿と美容の高貴薬=u瓊玉膏」が浮かび上がってきた。そこで、原敬二郎氏、久保道徳氏、村上充俊氏に「瓊玉膏の謎に迫る」をテーマに話して頂いた。


不遇な時代を経て現代に甦る

【村上】 日本は、百歳以上の方が8400人(平成9年9月30日付)を超えるという、世界でも他に例のない長寿国になりました。ただ、そうは言っても百歳以上のお年寄りのうち、その70%以上がぼけていたり、寝たきりだったりしますので、こうした状況はもっと改善しなくてはいけません。
 そこで、もっと健やかに元気で百歳を迎えるための保健薬や滋養強壮薬がないだろうかと思っておりましたところ、ちょうど1年前、信州薬品さんが発売しておられます瓊玉膏に出合ったわけです。私がこの瓊玉膏について興味を持ちましたのは、あの「鬼平犯科帳」の主人公、長谷川平蔵が臨終の間際に、時の将軍家斉から当時大変貴重だった瓊玉膏を与えられたというエピソードを聞いたからです。残念ながら長谷川平蔵は、時既に遅く、一週間後には亡くなったそうですが、この話には大変感銘いたしました。
 また、競走馬に瓊玉膏を与えているという話も聞いたことがあります。トレーニングを終えた競走馬に、水で溶いた瓊玉膏を与えると、水桶に首を突っ込み、貪るように飲むそうです。引退した中央競馬会のある有名馬もこれを飲み、輝かしい成績を手中に収めたわけです。まず、このように数々の逸話に事欠かない瓊玉膏の歴史について、久保先生お話いただけませんか。
【久保】 瓊玉膏は宋の時代に考案されました。中国の上海から揚子江を西へのぼった江蘇省鎮江に住んでいた申鉄瓮という漢方医が瓊玉膏を発案したと言われています。このことは、同年代の洪遵の著「洪氏集験方」の補益の薬剤一六七方中の一つに挙げられていたと後世に語り継がれています。「洪氏集験方」の瓊玉膏の内容は明代の大本草学者「季時珍」の名著「本草網目」の第十六巻湿草類にみられる「地黄」の項でうかがい知ることができます。
 その後、中国では、漢方の全盛時代といわれます金元時代を迎え、季朱医学が誕生します。その代表的医師「朱丹渓」も瓊玉膏を滋養強壮剤として絶賛しています。
 中国の金元四大医家時代の医学書は朝鮮半島に大いに影響を及ぼしました。中国から多くの漢方書が季王朝時代に即時翻印され、1613年に「東医宝鑑」が編集されました。この「東医宝鑑」巻一の内景篇の「養性延年薬餌」の最初に掲載されているのが「瓊玉膏」なのです。中国・明代の「本草網目」の瓊玉膏の最後の文章に新処方として人参、地黄、茯苓のほかに天門冬、麦門冬、枸杞子を加えた「益寿永真膏」が記載されていましたが、「東医宝鑑」ではクコの果実である「枸杞子」やクコの根の皮の「地骨皮」を用いるように内容が変更されています。この方がより有効的だと長年の臨床体験で分かったのでしょう。
 この「東医宝鑑」にある新処方の瓊玉膏が、信州薬品研究所の創業者の故・奏考之介氏と故宮島志げ江氏の手によって見事に甦り、現在、日本で発売されているわけです。


ストレスなどの体の歪みを改善 

【村上】 今の久保先生のお話で瓊玉膏の歴史は大変よく分かりました。ところで、瓊玉膏は、生の人参と生の地黄を直接生のままで絞り込んだものですが、漢方にいくつもの保健薬がある中で、このようなタイプの医薬品は。果たしてほかにもあるのでしょうか。生のまま医薬品にしてしまうという点に、私は非常に興味を持っています。
【原】 生の地黄は現在まで、日本人にはほとんど手に入らないものでした。乾燥させた地黄に比べ、生の地黄には熱をとる清熱作用や、炎症を改善する作用があります。久保先生、この清熱作用は、単に熱を除去するというだけでなく、ストレスやアレルギーによって生じる、体のひずみを改善するというように解釈してもいい面もありますね。
【久保】 そうですね。瓊玉膏は急性の熱症には使わず、あくまでも老人が主な対象となる薬物ですから、生地黄、熟地黄といった区別をそんなに厳しくつけなくてもいいのではないかと考えます。瓊玉膏は長時間煮て作りますので、中の糖分を調べてみますと、熟地黄に近くなっており、生地黄と熟地黄が混在しているような感じがします。
【原】 実際に漢方で使われる複雑な体力回復薬の中には、生地黄と熟地黄の両方を合わせた処方もありますので、これを考えますと、瓊玉膏も非常に珍しい薬の一つなのではないかと思います。
 漢方薬は大きく分けて、体力を補う補剤と、あり余った体力を調整する瀉剤の二つに分類できますが、現代社会を見てみますと、高齢者、ストレスを受けることが多い働き盛りの人、また、村上先生が先ほど徳川将軍家斉の話を紹介されましたが、あのように妾をたくさん持って精力を浪費する人、スポーツ選手など、体力を補わなくてはいけない人があまりにも多く存在します。ですから、合理的に体力を補える薬が、一番理想的な薬だということができます。瓊玉膏もその一つに挙げられます。
【村上】 久保先生は昨夏、『アトピー性皮膚炎の薬物療法』(薬事日報社)という素晴らしい労作を一年がかりで上梓されましたが、この中でも瓊玉膏を取上げておられます。先生は、瓊玉膏とのお付き合いは相当古いのでしょうか。
【久保】 古いですよ。韓国の漢方で一番有名な書物である『東医宝鑑』に瓊玉膏が載っているということは、以前から知っておりました。その実物を信州薬品の我山さんからいただきまして、実際に使ってみましたところ、玉のように美しいという意味を持つ「瓊玉」の通り、服用した翌日には見事に顔の表面がきれいになりました。
 「疲れる」という字はやまいだれに皮と書きます。ということは、一番疲れが現れるのは、皮膚だということです。皮膚が潤沢であれば、その人は健康そのものであり、健康状態がいいことを一般的に「顔色がいい」というのも、同じことでしょう。ホルモンのバランスが狂ってくるとそれが皮膚に現れ、疲れたようにみえたり、乾燥肌になったりします。
【村上】 現在、アトピー性皮膚炎は、国民病といっていいくらい増加していますね。
【久保】アトピー性皮膚炎の発症は、黄色ブドウ球菌などの感染症が引き金となります。感染症から熱性の皮膚炎が引き起こされますから、麻黄や麻黄に石膏を入れたものなどが適応されるわけです。ほかにも、清熱、解熱薬が必要とされますが、こういった薬剤によってある程度菌が除去されますと、必ず引き起こされるのが乾燥肌です。保湿作用を持つ生薬が配合され、血液循環の改善や、免疫力の強化に働く瓊玉膏を服用すれば、乾燥肌をツルツルの肌へと戻すことができます。 
【村上】 そういう意味では、瓊玉膏はアトピー性皮膚炎にも好影響を及ぼすといえますね。
【久保】そうです。瓊玉膏は舌触りがいいですから、子供にとってものみやすく、中にはパンに塗って食べている子供もいます。また、お湯に溶かした方がのみやすいという子供もいます。お湯に溶かしますと、ちょうど小豆の汁粉のような感じでのむことができます。
【村上】原先生は、瓊玉膏とのお付き合いは相当古いのですか。
【原】 実は信州薬品さんの主催で、7〜8年前に久保教授と対談させていただく機会があり、その時に、久保教授から瓊玉膏のことをいろいろと教えていただきました。久保教授がおっしゃった『東医宝鑑』というのは、韓国の医学教育の基本になる教科書で、韓国の医学生はまずこれを用いて学習するわけです。この『東医宝鑑』にまず、不老長寿の薬として載っているのが、瓊玉膏です。
 アトピー性皮膚炎の話が出ましたが、皮膚は、五臓六腑でいうと肺の領域になるわけですから、公害などで肺を痛めますと、当然皮膚にも影響が出てきます。また、五臓六腑の中で肺を支配しているのは、脾、つまり胃腸です。また、五臓六腑のあらゆる病気は皮膚に病変が出現するとも思います。
 瓊玉膏の成分である人参は、昔から、胃腸と肺の両方の薬といわれていますし、地黄も肺が支配している腎臓に効果を現します。瓊玉膏には、天門冬など、人参のほかにも肺に効果のある漢方薬が入っていますから、瓊玉膏は、五臓六腑を正常化しますが、特に胃腸、肺、腎臓の機能を高め、アトピー性皮膚炎を根本から治す作用があるのではないかと思います。


疲労感や体力低下時にも

【村上】 漢方でいう未病の概念に近いのかもしれませんが、現代は、病気になってから治療するという時代ではなく、いかに病気にならないようにするかという、自己管理の時代になってきたのではないかと思います。このような時代背景を考えますと、瓊玉膏は、自分の健康をずっと維持していくために、欠かすことのできない保健薬なのではないでしょうか。
【原】 病気の予防には、まず瓊玉膏のようなもので体力をまず高めておくことが大事でしょうね。健康保険制度の改定で、患者の自己負担割合が徐々に大きくなってますから、実際に病気になって医療費を多く払うよりも、病気になる前に健康保持に努め、病気にならない状態を保つことにこのような保健薬を使った方が、結果的にずっと患者さんの得になるのではないかと考えます。
【村上】 私はこのほど、北九州で瓊玉膏を毎日愛用している94歳のお爺さんに会いました。この方は、70歳までは、病気のデパートと称してもいいくらい、毎日のように医者に通っていましたが、ある日、主治医の先生から『これをとにかくのんでみなさい』と瓊玉膏を勧められ、お湯に溶いて朝晩のむようになってからは、あれだけ通いつめていたお医者さんのところへ行く必要がなくなったというのです。94歳の現在でもとても元気で、これこそまさに自分の健康を瓊玉膏が保ってくれている実例だと思います。ほかにも、88歳の酒造組合の組合長で、健康を回復した要因が瓊玉膏以外に考えられないというケースもあり、こうした実例は事欠きません。
 今は故人となりました宇野重吉さんも瓊玉膏を随分愛用しておられたようです。宇野さんが瓊玉膏の服用であんなに元気だったというので、劇団民芸の俳優さんの中にも瓊玉膏の隠れた愛用者が随分いると聞いています。
 自分の健康は自分で管理するこれからの時代には、瓊玉膏は欠かせないと考えますが、これに反し、瓊玉膏はまだあまり世の中に知られていません。この点について、久保先生はどのようにお考えですか。


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宋代の医師申鉄瓮が発案 『東医宝鑑』に掲載

【久保】 昔の時代には、大変高価であった生の人参や地黄を買い求めるというのはとんでもないことで、一般の人には瓊玉膏に接する機会がほとんどなかったのだろうと思います。
【村上】確かに、人参を手に入れるために自分の娘を吉原に身売りしたという話もありますから、瓊玉膏は大変な貴重薬だったんでしょうね。徳川時代の将軍だとか、各地の大名だとか、ごく一握りの人達がひそかに瓊玉膏を愛用していたんでしょうけれど、これが一般大衆に広まる前に明治維新によって西洋医学が導入され、伝播が途絶えたのだろうと思います。このように不遇な境遇のあった瓊玉膏が、現代にこうやって生き残っていること自体、驚異に感じます。
【久保】人参の栽培技術が確立したのは江戸時代になってからで、あの平賀源内が見事に人参の栽培に成功したわけです。栽培技術が確立されてからは、将軍が各播に栽培を命じ、薬を作らせていたのだろうと思います。明治時代に入ってからも、その伝統が一部には残り、今日にまでつながっているのではないでしょうか。人参ほど日本人に愛用されている薬草はありませんし、地黄もその一つです。やはり、医学がこれほど発達しても、これらの薬草には勝てないということでしょうね。
【村上】 原先生は実際に患者さんを診ておられるわけですけど、原先生自身は瓊玉膏を服用されているのでしょうか。
【原】 はい。今朝もいただいてきました。疲労感がある時や、体力低下を感じる時には、必ず服用するように心がけております。おかげさまで病気にもならず、健康状態を保っています。
 人参は放置しておけば、すぐに虫が食ってぼろぼろになってしまいますから、瓊玉膏は人参や地黄を上手に保存する手段として考案された面もあるんじゃないでしょうか。また、臨床面の効果について触れますと、肺が弱い患者に、瓊玉膏を与えて肺を丈夫にしておくと、五臓六腑のバランスが非常によくなり、元気を回復する作用が考えられます。
【村上】 下火になったかに思えた肺結核が再び猛威をふるうようになってきましたが、老人性肺結核にも瓊玉膏は好影響を及ぼすのでしょうか。
【原】 昔の肺結核は、体力と栄養の不足が原因だったのでしょうが、今日こんあにも肺結核が増えてきた背景としましては、エイズやアトピー性皮膚炎の増加と同様に、栄養の偏りと、免疫力の低下が考えられます。インスタント食品や合成着色料でどぎつい色をつけたファーストフードなどをたくさん食べることで、免疫力が落ちているのだと思います。体格は立派でも、実際に調べてみると、免疫や基礎体力の低下が見られます。このように低下してしまった免疫食を再び活性化する作用が、瓊玉膏にはあります。
【久保】免疫の力や自然治癒力の重要性が百年前から提唱されていながら、一方ではペニシリンの発見により、病原菌は抗生物質で死滅できるという方向に、世の中が流れていきました。免疫の持つ力を軽視してきたことが、今日のツケとなって現れているのではないでしょうか。
 最近になって、自律神経の乱れやストレスなどが免疫力を低下させると言われていますが、低下した免疫力を向上させるものは何かという話になりますと、どうしても漢方に頼らざるを得ないのが現状です。これからは、抗生物質で病原菌を直接殺すのではなく、免疫力をつけることで病原菌に抵抗することが重要になってきます。
【原】子供はよく熱を出しますが、これに対し、医者は安易に抗生物質を処方する傾向があります。免疫を低下させる抗生物質の服用を続ければ、大人になっても、当然免疫力は弱くなってしまいます。
【久保】免疫系の異常が発症に関するアトピー性皮膚炎の治療薬は、その薬によって免疫力を低下させることで、アトピーを治療しようという発送のもとに作られています。このような薬だけでは、また違ったタイプのアトピー性皮膚炎が、生み出される感じがします。
【村上】O-157による食中毒が世間を騒がせましたが、昔でしたら、あんなものは免疫でやっつけることができたのではないかと思います。
【久保】O-157には、お茶や納豆が効果があるといわれています。漢方薬の中にもO-157のような病原菌を殺すような薬は、いくらでもあります。
【村上】今、活性酸素が、がん、糖尿病、高血圧、腎疾患などに影響を及ぼしていることが、いろいろな学会で話題になっています。瓊玉膏には、活性酸素を消去する抗酸化力、いわゆるスカベンジャー作用が期待できるのでしょうか。
【原】活性酸素は久保先生がご専門ですが、活性酸素を消去する生薬はたくさんあります。その中で、人参、地黄などを成分とする瓊玉膏は、偶然にも組み合わせとして素晴らしいものがあります。
【久保】従来ヒトは体内に、活性酸素を消去する抗酸化物質を持って生まれてきます。従って、抗酸化物質は、ビタミンのように摂取しなければ、体内に存在しないというものではありません。通常は少しお手伝いしてあげれば体内の活性酸素は十分に消去できます。
【村上】援軍として瓊玉膏を体内に送り込んでやれば、活性酸素は十分に消去されるということですね。
 糖尿病も予備軍を含めて2000万人という時代を迎えていますが、痴呆、ストレス等も含めた瓊玉膏との関わりはいかがなものでしょうか。
【原】瓊玉膏は蜂蜜ですから、服用すると糖尿病患者の血糖値が逆に上がるのではないかという考え方もありました。ところが、実際に糖尿病患者に瓊玉膏を使ってみましたところ、血糖値は全く上がらず、逆に血糖値を抑えるような働きをしていることが分かりました。おそらく自然の糖は、ヒトが摂取しましても血糖値が上がらない方向に働くのではないでしょうか。むしろ、精製したショ糖の乱用こそ糖尿病の成因になると思います。
 また、地黄、人参は、血糖値を下げる役割も担いますので、瓊玉膏はやはり血糖値を下げる方向に働くと言えるでしょう。
 一方、糖尿病の合併症には、眼底出血や腎臓の機能の悪化などがあります。このような合併症も、瓊玉膏を与えることによってかなり抑えられることも判明しています。糖尿病自体では死に至りませんが、合併症が非常に怖いのが糖尿病です。ですから、合併症の進行を少しでも遅らすことができるということは、非常に意義深いことだと思います。
【村上】痴呆については、いかがでございましょうか。
【原】村上さんも私の病院で102歳の患者にお会いになりましたが、102歳にしては、しっかりしているというご印象をお持ちになったのではないでしょうか。あの患者さんも瓊玉膏を服用されていますが、老人に使いましても、それなりの体力や知能が、維持できるというデータが出ています。
 私の病院では、衰弱して死ぬのを待つばかりという患者さんも入院されます。そのような患者さんにはまず瓊玉膏を与えますと元気になられて、食欲も出るようです。それから、抗生物質を使わなくても合併症を起こさなくなることも大きな特徴ですね。
【久保】記憶は脳の海馬がつかさどっていますが、痴呆の場合、海馬がどんどん萎縮して神経細胞が減少していきます。ところが、動物実験で、人参を投与すると、萎縮していた海馬がまた成長し始めることが発表されました。今まで、このようなことは全く考えられませんでしたので、私自身本当に驚きました。
 もう一つ驚かされたのは、脳に人参の有効成分が直接作用したという点です。通常、脳血液関門が異物を脳に入れないように、しっかりとガードしていますから、脳に薬物が入ることはまずあり得ません。新薬ですと頭蓋骨を切開して直接脳に注入するといった方法が取られています。それがいとも簡単に瓊玉膏を異物ではなく自らにとって必要なものだと認識しているのではないでしょうか。
【原】先ほど久保先生は、痴呆はまず海馬が異変をきたすとおっしゃいましたが、海馬は嗅覚中枢のごく近くに位置しています。ですから、痴呆の人はにおいの感覚がありません。何を食べさせても、ただひたすら食べるだけです。ところが瓊玉膏を与えますと、においが区別できるようになります。ということは、すなわち海馬が活性化されたことになるのでしょう。
 最近開発された「SPECT]という脳血流量測定器によって、瓊玉膏の服用前と服用後の海馬の血流量を測定してみると、確かに服用後に血流量が改善しています。
【久保】血流量は、臓器によって少ないほうがよいものもあります。肝臓もその範疇の臓器の一つですが、瓊玉膏を与えてやると、肝臓への血流量が若干落ちて肝臓の仕事量が増加します。
 反対に、腎臓は血流量を増加させないと、体内の毒物の排出がうまくいきません。しかし不思議なことに、腎臓では瓊玉膏は血流量をどんどん増加させています。
 ネズミの糖尿病モデルでは、インスリンを静注後すぐに血糖値が低下するということは絶対にありません。その理由は、生体内にインスリンの受け入れ体制ができていないからです。ところが、瓊玉膏を服用させたネズミは、血糖値が下がっています。瓊玉膏の場合、糖尿病薬のように大きく血糖値は下がりませんが、腎臓の機能は明らかに改善しています。さらに、動脈硬化や、血栓形成の防止作用も併せ持っていますから、原先生がおっしゃいました糖尿病の合併症の予防にも大変効果があります。
 瓊玉膏を服用されて、手足がポカポカと暖かくなってきたら、効いてきたという一番の目安です。それから、目が見えやすくなってきたということも感じられます。
【原】漢方では、「目は肝臓の先」と申しますから、肝の血流量がよくなるということにもなるのでしょう。
【村上】私はいつも小さな瓶に瓊玉膏を入れて持ち歩いていますが、先生方のお話を聞いていますと、ますます放せなくなりました。
 脳細胞は20歳から1日10万個、40歳を過ぎますと1日20万個目減りすると言われていますが、瓊玉膏で海馬が活性化するとなりますと、これは素晴らしいことですね。
【久保】脳は、記憶よりも臭いをかぐときや、目で見るときに最も機能しています。嗅覚や視覚が改善されるのは、非常に意味のあることだと思います。
【原】痴呆ではまず、本能がなくなってしまいます。五感というのはやはり、人間の生きる源だと思います。
【村上】五感をもう一度活性化させるのは大変なことですが、瓊玉膏は「知る人ぞ知る」ということで、日本ではあまり浸透していないのが現状です。これをもっと世に知らしめたいと思うのですが、どうでしょうか。
【原】日本の将来を考えると重要なことですね。役に立たないお年寄りばかり増やしても何にもなりません。お年寄りは、今まで蓄積してこられた経験を社会に還元する必要があります。長年の英知を、人のため世のために活用していただくのが老人の一つの使命だと思います。
【久保】中国の指導者は割合に高齢者が多いのですが、高齢になってもあれだけの人民を指導できるのは漢方薬の効果ではないでしょうか。
【村上】現在、瓊玉膏は中国、韓国、北朝鮮あたりで作られているのでしょうか。
【原】日本のような形で作られているかどうかは疑問ですが、「東医宝鑑」の初っぱなに出てくる薬が作られていないということはないでしょう。ただ、高価な薬ですから、それだけの経済力のある方でないと服用できないでしょうね。
【村上】私はこの前、信州薬品の栽培農家の方々が作っておられる人参や地黄の畑を見て、その管理状態のよさにただただ感激しました。信州薬品の栽培方法は、中国や韓国に負けない形で栽培されていることが分かりました。それに、日本人独特の器用さと申しましょうか、「徹底した管理をして、よいものを作り出そう」という農家の意気込みが感じられました。
【久保】それは農家の方々の長年の経験から生まれたものでしょう。
【原】中国では、漢方薬の原料となる生薬の残留農薬が問題となっています。その点、日本は基準が厳しいですから安心できますね。
【久保】残留農薬の問題ですが、人参の葉は四月に芽が出て夏が過ぎると枯れます。それに、葉を必要とする生薬ではありませんので、葉に農薬をまく必要は全くありません。地黄の葉も同じです。ちなみに、人参は土壌作りに二年、栽培に六年で合計八年かかります。地黄は逆に半年で成長します。不思議なものの組み合わせですね。
【村上】私は七年前の二月二日、テレビの特番の取材できんさん、ぎんさんに初めてお会いしました。それ以後も、亡くなった私の母と同じ明治二十五年生まれということで話も合い、快く取材に応じていただいています。
 昨年の八月一日のきんさん、ぎんさんの百五歳の誕生日に,私は瓊玉膏をプレゼント致しました。お二人は、百歳から百五歳の五年間に、ますます元気になられた感じがします。
 今まで全く無名だったお二人が、マスコミの取材を受けることによって、いろいろなところへ招待を受けたり、道行く人に声をかけられたりすることになって「自分はスターだ」という意識が芽生えてきたと思います。人に見られているという緊張感が、体を活性化して、ますますお二人を元気にしている源となっているのでしょう。
 そんなお二人に、瓊玉膏を服用していただくとどのようになるのかという私自身の興味もありまして、瓊玉膏をプレゼントしたわけです。今年の百六歳のお誕生日には、ますます元気になっておられることを、瓊玉膏とのつながりも含めて、非常に楽しみにしています。
【原】あのお年であれだけのタレント活動をするには、基礎体力が必要です。基礎体力を高める薬としましては、瓊玉膏は理想的なものです。
【久保】摂取したエネルギー源やタンパク源を十分に活用されていますから、あれだけお元気なわけです。
【原】赤ちゃんのアトピーは、腸の吸収能力がまだ十分に備わっていないため、胃の中のものをすべて吸収してしまうために起こるという説もあります。久保先生が先ほどおっしゃったように、胃腸の機能がしっかりしていることが人の健康を守る上で最も重要なポイントとなっています。
【村上】そういった意味でも、世の多くの人々に瓊玉膏を知っていただき、日本中が瓊玉膏で元気に長生きできるというふうになれば嬉しいですね。

宋代の医師申鉄瓮が発案 『東医宝鑑』に掲載

【久保】 昔の時代には、大変高価であった生の人参や地黄を買い求めるというのはとんでもないことで、一般の人には瓊玉膏に接する機会がほとんどなかったのだろうと思います。
【村上】 確かに、人参を手に入れるために自分の娘を吉原に身売りしたという話もありますから、瓊玉膏は大変な貴重薬だったんでしょうね。徳川時代の将軍だとか、各地の大名だとか、ごく一握りの人達がひそかに瓊玉膏を愛用していたんでしょうけれど、これが一般大衆に広まる前に明治維新によって西洋医学が導入され、伝播が途絶えたのだろうと思います。このように不遇な境遇のあった瓊玉膏が、現代にこうやって生き残っていること自体、驚異に感じます。
【久保】 人参の栽培技術が確立したのは江戸時代になってからで、あの平賀源内が見事に人参の栽培に成功したわけです。栽培技術が確立されてからは、将軍が各播に栽培を命じ、薬を作らせていたのだろうと思います。明治時代に入ってからも、その伝統が一部には残り、今日にまでつながっているのではないでしょうか。人参ほど日本人に愛用されている薬草はありませんし、地黄もその一つです。やはり、医学がこれほど発達しても、これらの薬草には勝てないということでしょうね。
【村上】 原先生は実際に患者さんを診ておられるわけですけど、原先生自身は瓊玉膏を服用されているのでしょうか。
【原】 はい。今朝もいただいてきました。疲労感がある時や、体力低下を感じる時には、必ず服用するように心がけております。おかげさまで病気にもならず、健康状態を保っています。
 人参は放置しておけば、すぐに虫が食ってぼろぼろになってしまいますから、瓊玉膏は人参や地黄を上手に保存する手段として考案された面もあるんじゃないでしょうか。また、臨床面の効果について触れますと、肺が弱い患者に、瓊玉膏を与えて肺を丈夫にしておくと、五臓六腑のバランスが非常によくなり、元気を回復する作用が考えられます。
【村上】 下火になったかに思えた肺結核が再び猛威をふるうようになってきましたが、老人性肺結核にも瓊玉膏は好影響を及ぼすのでしょうか。
【原】 昔の肺結核は、体力と栄養の不足が原因だったのでしょうが、今日こんあにも肺結核が増えてきた背景としましては、エイズやアトピー性皮膚炎の増加と同様に、栄養の偏りと、免疫力の低下が考えられます。インスタント食品や合成着色料でどぎつい色をつけたファーストフードなどをたくさん食べることで、免疫力が落ちているのだと思います。体格は立派でも、実際に調べてみると、免疫や基礎体力の低下が見られます。このように低下してしまった免疫食を再び活性化する作用が、瓊玉膏にはあります。
【久保】 免疫の力や自然治癒力の重要性が百年前から提唱されていながら、一方ではペニシリンの発見により、病原菌は抗生物質で死滅できるという方向に、世の中が流れていきました。免疫の持つ力を軽視してきたことが、今日のツケとなって現れているのではないでしょうか。
 最近になって、自律神経の乱れやストレスなどが免疫力を低下させると言われていますが、低下した免疫力を向上させるものは何かという話になりますと、どうしても漢方に頼らざるを得ないのが現状です。これからは、抗生物質で病原菌を直接殺すのではなく、免疫力をつけることで病原菌に抵抗することが重要になってきます。
【原】 子供はよく熱を出しますが、これに対し、医者は安易に抗生物質を処方する傾向があります。免疫を低下させる抗生物質の服用を続ければ、大人になっても、当然免疫力は弱くなってしまいます。
【久保】 免疫系の異常が発症に関するアトピー性皮膚炎の治療薬は、その薬によって免疫力を低下させることで、アトピーを治療しようという発送のもとに作られています。このような薬だけでは、また違ったタイプのアトピー性皮膚炎が、生み出される感じがします。
【村上】 O-157による食中毒が世間を騒がせましたが、昔でしたら、あんなものは免疫でやっつけることができたのではないかと思います。
【久保】 O-157には、お茶や納豆が効果があるといわれています。漢方薬の中にもO-157のような病原菌を殺すような薬は、いくらでもあります。
【村上】 今、活性酸素が、がん、糖尿病、高血圧、腎疾患などに影響を及ぼしていることが、いろいろな学会で話題になっています。瓊玉膏には、活性酸素を消去する抗酸化力、いわゆるスカベンジャー作用が期待できるのでしょうか。
【原】 活性酸素は久保先生がご専門ですが、活性酸素を消去する生薬はたくさんあります。その中で、人参、地黄などを成分とする瓊玉膏は、偶然にも組み合わせとして素晴らしいものがあります。
【久保】 従来ヒトは体内に、活性酸素を消去する抗酸化物質を持って生まれてきます。従って、抗酸化物質は、ビタミンのように摂取しなければ、体内に存在しないというものではありません。通常は少しお手伝いしてあげれば体内の活性酸素は十分に消去できます。
【村上】 援軍として瓊玉膏を体内に送り込んでやれば、活性酸素は十分に消去されるということですね。
 糖尿病も予備軍を含めて2000万人という時代を迎えていますが、痴呆、ストレス等も含めた瓊玉膏との関わりはいかがなものでしょうか。
【原】 瓊玉膏は蜂蜜ですから、服用すると糖尿病患者の血糖値が逆に上がるのではないかという考え方もありました。ところが、実際に糖尿病患者に瓊玉膏を使ってみましたところ、血糖値は全く上がらず、逆に血糖値を抑えるような働きをしていることが分かりました。おそらく自然の糖は、ヒトが摂取しましても血糖値が上がらない方向に働くのではないでしょうか。むしろ、精製したショ糖の乱用こそ糖尿病の成因になると思います。
 また、地黄、人参は、血糖値を下げる役割も担いますので、瓊玉膏はやはり血糖値を下げる方向に働くと言えるでしょう。
 一方、糖尿病の合併症には、眼底出血や腎臓の機能の悪化などがあります。このような合併症も、瓊玉膏を与えることによってかなり抑えられることも判明しています。糖尿病自体では死に至りませんが、合併症が非常に怖いのが糖尿病です。ですから、合併症の進行を少しでも遅らすことができるということは、非常に意義深いことだと思います。
【村上】 痴呆については、いかがでございましょうか。
【原】 村上さんも私の病院で102歳の患者にお会いになりましたが、102歳にしては、しっかりしているというご印象をお持ちになったのではないでしょうか。あの患者さんも瓊玉膏を服用されていますが、老人に使いましても、それなりの体力や知能が、維持できるというデータが出ています。
 私の病院では、衰弱して死ぬのを待つばかりという患者さんも入院されます。そのような患者さんにはまず瓊玉膏を与えますと元気になられて、食欲も出るようです。それから、抗生物質を使わなくても合併症を起こさなくなることも大きな特徴ですね。
【久保】 記憶は脳の海馬がつかさどっていますが、痴呆の場合、海馬がどんどん萎縮して神経細胞が減少していきます。ところが、動物実験で、人参を投与すると、萎縮していた海馬がまた成長し始めることが発表されました。今まで、このようなことは全く考えられませんでしたので、私自身本当に驚きました。
 もう一つ驚かされたのは、脳に人参の有効成分が直接作用したという点です。通常、脳血液関門が異物を脳に入れないように、しっかりとガードしていますから、脳に薬物が入ることはまずあり得ません。新薬ですと頭蓋骨を切開して直接脳に注入するといった方法が取られています。それがいとも簡単に瓊玉膏を異物ではなく自らにとって必要なものだと認識しているのではないでしょうか。
【原】 先ほど久保先生は、痴呆はまず海馬が異変をきたすとおっしゃいましたが、海馬は嗅覚中枢のごく近くに位置しています。ですから、痴呆の人はにおいの感覚がありません。何を食べさせても、ただひたすら食べるだけです。ところが瓊玉膏を与えますと、においが区別できるようになります。ということは、すなわち海馬が活性化されたことになるのでしょう。
 最近開発された「SPECT]という脳血流量測定器によって、瓊玉膏の服用前と服用後の海馬の血流量を測定してみると、確かに服用後に血流量が改善しています。
【久保】 血流量は、臓器によって少ないほうがよいものもあります。肝臓もその範疇の臓器の一つですが、瓊玉膏を与えてやると、肝臓への血流量が若干落ちて肝臓の仕事量が増加します。
 反対に、腎臓は血流量を増加させないと、体内の毒物の排出がうまくいきません。しかし不思議なことに、腎臓では瓊玉膏は血流量をどんどん増加させています。
 ネズミの糖尿病モデルでは、インスリンを静注後すぐに血糖値が低下するということは絶対にありません。その理由は、生体内にインスリンの受け入れ体制ができていないからです。ところが、瓊玉膏を服用させたネズミは、血糖値が下がっています。瓊玉膏の場合、糖尿病薬のように大きく血糖値は下がりませんが、腎臓の機能は明らかに改善しています。さらに、動脈硬化や、血栓形成の防止作用も併せ持っていますから、原先生がおっしゃいました糖尿病の合併症の予防にも大変効果があります。
 瓊玉膏を服用されて、手足がポカポカと暖かくなってきたら、効いてきたという一番の目安です。それから、目が見えやすくなってきたということも感じられます。
【原】 漢方では、「目は肝臓の先」と申しますから、肝の血流量がよくなるということにもなるのでしょう。
【村上】 私はいつも小さな瓶に瓊玉膏を入れて持ち歩いていますが、先生方のお話を聞いていますと、ますます放せなくなりました。
 脳細胞は20歳から1日10万個、40歳を過ぎますと1日20万個目減りすると言われていますが、瓊玉膏で海馬が活性化するとなりますと、これは素晴らしいことですね。
【久保】脳は、記憶よりも臭いをかぐときや、目で見るときに最も機能しています。嗅覚や視覚が改善されるのは、非常に意味のあることだと思います。
【原】 痴呆ではまず、本能がなくなってしまいます。五感というのはやはり、人間の生きる源だと思います。
【村上】 五感をもう一度活性化させるのは大変なことですが、瓊玉膏は「知る人ぞ知る」ということで、日本ではあまり浸透していないのが現状です。これをもっと世に知らしめたいと思うのですが、どうでしょうか。
【原】 日本の将来を考えると重要なことですね。役に立たないお年寄りばかり増やしても何にもなりません。お年寄りは、今まで蓄積してこられた経験を社会に還元する必要があります。長年の英知を、人のため世のために活用していただくのが老人の一つの使命だと思います。
【久保】 中国の指導者は割合に高齢者が多いのですが、高齢になってもあれだけの人民を指導できるのは漢方薬の効果ではないでしょうか。
【村上】 現在、瓊玉膏は中国、韓国、北朝鮮あたりで作られているのでしょうか。
【原】 日本のような形で作られているかどうかは疑問ですが、「東医宝鑑」の初っぱなに出てくる薬が作られていないということはないでしょう。ただ、高価な薬ですから、それだけの経済力のある方でないと服用できないでしょうね。
【村上】私はこの前、信州薬品の栽培農家の方々が作っておられる人参や地黄の畑を見て、その管理状態のよさにただただ感激しました。信州薬品の栽培方法は、中国や韓国に負けない形で栽培されていることが分かりました。それに、日本人独特の器用さと申しましょうか、「徹底した管理をして、よいものを作り出そう」という農家の意気込みが感じられました。
【久保】 それは農家の方々の長年の経験から生まれたものでしょう。
【原】 中国では、漢方薬の原料となる生薬の残留農薬が問題となっています。その点、日本は基準が厳しいですから安心できますね。
【久保】 残留農薬の問題ですが、人参の葉は四月に芽が出て夏が過ぎると枯れます。それに、葉を必要とする生薬ではありませんので、葉に農薬をまく必要は全くありません。地黄の葉も同じです。ちなみに、人参は土壌作りに二年、栽培に六年で合計八年かかります。地黄は逆に半年で成長します。不思議なものの組み合わせですね。
【村上】 私は七年前の二月二日、テレビの特番の取材できんさん、ぎんさんに初めてお会いしました。それ以後も、亡くなった私の母と同じ明治二十五年生まれということで話も合い、快く取材に応じていただいています。
 昨年の八月一日のきんさん、ぎんさんの百五歳の誕生日に,私は瓊玉膏をプレゼント致しました。お二人は、百歳から百五歳の五年間に、ますます元気になられた感じがします。
 今まで全く無名だったお二人が、マスコミの取材を受けることによって、いろいろなところへ招待を受けたり、道行く人に声をかけられたりすることになって「自分はスターだ」という意識が芽生えてきたと思います。人に見られているという緊張感が、体を活性化して、ますますお二人を元気にしている源となっているのでしょう。
 そんなお二人に、瓊玉膏を服用していただくとどのようになるのかという私自身の興味もありまして、瓊玉膏をプレゼントしたわけです。今年の百六歳のお誕生日には、ますます元気になっておられることを、瓊玉膏とのつながりも含めて、非常に楽しみにしています。
【原】 あのお年であれだけのタレント活動をするには、基礎体力が必要です。基礎体力を高める薬としましては、瓊玉膏は理想的なものです。
【久保】 摂取したエネルギー源やタンパク源を十分に活用されていますから、あれだけお元気なわけです。
【原】 赤ちゃんのアトピーは、腸の吸収能力がまだ十分に備わっていないため、胃の中のものをすべて吸収してしまうために起こるという説もあります。久保先生が先ほどおっしゃったように、胃腸の機能がしっかりしていることが人の健康を守る上で最も重要なポイントとなっています。
【村上】 そういった意味でも、世の多くの人々に瓊玉膏を知っていただき、日本中が瓊玉膏で元気に長生きできるというふうになれば嬉しいですね。 
【久保】 「黄帝内経」では女性は四十九歳、男性は六十四歳で人生を終えることになっています。従って、それ以降のことは書き記されていません。ところが、「東医宝鑑」には、百歳以上のことが書かれております。「百歳以上生きるには、食べたものがしっかりと身に備わることと、楽しく生きることが基本となる」と記されています。
【原】 最近、中国の精力剤がたくさん日本に入ってきていますが、日本人にはちょっと合わない面があるようです。日本人は動物生薬などで胃をこわしやすいので、不老・長寿ということでは、やはり瓊玉膏が最適だと思います。


ハードな練習のスポーツ選手に

【村上】 話題は変わりますが、ハードな練習が課せられるスポーツ選手にも、瓊玉膏は効果があるのでしょうか。
【原】 私はそんなにたくさんのスポーツ選手は知りませんが、女子駅伝の選手の顧問をしております。女子駅伝の選手の場合、半数は貧血なんですよね。体も痩せています。駅伝はどちらかと言えば持久力を競いますから、人参、地黄によって胃腸を丈夫にし、基礎体力を高める瓊玉膏は、競技者にとって非常に適していると思います。
【久保】 長い間走っていますと、ホルモンのバランスが崩れて月経がなくなり、女性らしい膨らみが失われます。そんな時にきちんとフォローしておかないと、若いときはよいのですが、四十歳代、五十歳代になって月経がとまり、骨粗鬆症になる危険性が高くなります。
 貧血も、スポーツ性貧血と申しまして、足を何回もとんとん突くことによって血管が圧迫され、血球が破壊されて発症します。
 数年前にユニチカのバレーボール総監督の小島孝治氏とお話しする機会があり、「1mのジャンプ力を誇る選手が連日同じように飛べないのは、貧血が原因となっている」とおっしゃっていました。そこで、選手に瓊玉膏を与えてみますと、わずか一週間で貧血が改善され、試合ごとに1mのジャンプができるようになったそうです。
【原】 運動選手は毎日ハードな練習をしなければなりませんから、その都度疲れを回復しておかなければなりません。そうしないと、次の日の練習もできませんし、試合にも臨めません。疲労回復という意味では、瓊玉膏が非常によろしいのではないでしょうか。
【久保】 本来スポーツは、運動不足を解消するために行われたものですが、それが競い合うことによって、戦いにほぼ近いところまでエスカレートして行ったわけです。従って、激しいスポーツでは、ストレスや肉体的疲労の蓄積は避けて通れません。
【村上】 フランスで行われるワールドカップへの出場が決まって、日本中に大フィーバーを起こしましたサッカーも、選手に瓊玉膏を服用させてみてはいかがでしょうか。
【久保】 それはよい案ですね。サッカーの場合、外国に遠征して激しい試合をしますから、疲労とストレスは想像を絶するものがあります。また、サッカーは怪我との戦いです。怪我をしますと、死んだ細胞を建常人よりもたくさん抱えることになりますから、自己免疫力できちっと修復して新しい細胞を作り出さねばなりません。
 日本チームが、ストレス、疲労、怪我を回復させる瓊玉膏を服用して、ワールドカップで大活躍されることを期待しています。
【村上】 いま、私達を取り巻く環境は、自然、食物、社会、どれをとっても芳しくありません。そんな中で巷にあふれる健康食品と違って、れっきとした医薬品である瓊玉膏が、われわれの将来に欠かせない宝物であることを両先生のお話から確信しました。
 この長寿社会に元気で対応するためにも、瓊玉膏は全国民の必需品となって欲しいものです。

[出席者]
 ◇原敬二郎氏 
     昭和28年九州大学薬学部卒、35年鳥取大学医学部卒。原病院院長、日本東洋医学会理事

 ◇久保道徳氏
     昭和39年近畿大学薬学部卒業後、大阪大学薬学部で薬学博士号を授与される。
     現在、近畿大学薬学部薬用資源学研究室教授

 ◇村上充俊氏
     昭和4年山口県萩市生まれ。慶応大学卒業後、俳優に。42歳の時、TBS朝のワイドショー「モーニング・ジャンボ」の専属リポーターに。
  以来、大久保清事件からオウム真理教事件まで徹底した社会派路線を歩む。また、きんさん、ぎんさんの取材以来、
     健康長寿の取材に精力的に取り組んでいる。   


「秘薬、瓊玉膏(けいぎょくこう)の謎に迫る」 薬事日報 掲載記事より



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