漢方専門 大山漢方堂薬局 特集:「食欲がない人」によく効く漢方薬


■食欲がない人に、よく効く漢方薬

@食欲がない人に、よく効く漢方薬で、一番有名なのは、「六君子湯」です。
ですから、食欲不振にはまずこの漢方薬をためしてください。

「六君子湯」は、現代医療の中でも、よく使われており、
機能性ディスペプシアから、抗がん剤などの副作用による食欲不振まで、
幅広く解決してくれる頼もしい漢方薬です。

出典:龍延賢著『万病回春』
「脾胃虚弱」、飲食少しく思ひ、或は久しく瘧痢を患ひ、若くは内熱を覚え、
或は飲食化し難く、酸を作し、虚火に属するを治す。
須らく炮姜を加えて其効甚だ速やかなり。(補益門)

腹候:腹力中等度以下。胃内停水を認める。
気血水:気と水が主体。
六病位:少陽病
脈・舌:舌質は淡白で胖大、舌苔は白滑、白厚膩。脈は軟滑、滑弱。
*「白膩厚苔」は水分の吸収、排泄障害を示す。

勿誤薬室方函口訣
この方は理中湯の変方にて、中気をたすけ、胃を開くの効あり。
ゆえに老人、脾胃虚弱にして、痰あり、飲食を思わず、
あるいは大病後、脾胃虚し、食味無きものに用う。(浅田宗伯)
畢竟、脾胃虚弱、水湿を帯びるものを治す。
死が近くなった病人に、(末期だからといって)
附子剤を与えるのはいだずらに苦しめるだけになりかねない。
その時に六君子湯を与えれば元気も引き立ちて至って楽になるものだ。
『梧竹樓方函口訣、脾胃門』百々漢陰、百々鳩窓著

病名・病態・効能・効果
胃腸の弱いもので、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、
貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:
胃炎、胃アトニー、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐。

六君子湯は多くの方剤に含まれ、その薬効の中心部分を構築している。
六君子湯を分解すると、四君子湯と二陳湯になる。
補気が必要であれば、少量の四君子湯を合方する。
胃内の水のさばきを重視すれば、少量の二陳湯を合方する。

漢方医学的適応病態
脾胃気虚の痰湿(脾虚生痰)
元気がない、疲れやすい、、食欲がない、食べると腹が脹るなどの脾胃気虚の症候に、
悪心、嘔吐、呑酸、上腹部のつかえ、水様便、
胸苦しい、咳嗽、痰が多い、あるいは浮腫などの痰湿の症候を伴うもの。

構成生薬
人参4、白朮4、茯苓4、陳皮2、大棗2、甘草1、生姜0.5

中医学:補気健脾・理気化痰・利水消腫
気を増して胃腸を調え、気をめぐらせて消化管の水を除く
気の不足を補って、胃腸機能を高め、水滞をさばき、
補中益気湯の弟分といった趣の漢方である。
元気になるとうつ状態も改善される。

漢方医薬学湯剤使用経験
@矢数道明著『臨床応用漢方処方解説』
慢性胃炎・胃下垂症・胃アトニー症等に用いられる。
慢性腹膜炎・胃癌・胃潰瘍・消化不良症・自家中毒症・食欲不振・虚弱者の胃腸型感冒・嘔吐・悪阻・神経衰弱症・肩こり
・虚弱者や老人、脳溢血患者の養生薬に応用される。
A龍野一雄編著『改訂新版漢方処方集』
四君子湯の症で胃液分泌過多のあるもの、胃弱、胃液分泌過多、胃下垂。
B桑木崇秀著『新版漢方診療ハンドブック』
胃アトニー、胃下垂、慢性胃炎。
慢性下痢のある場合には四君子湯を用いる。


A二日酔いで食欲がないときには、「半夏瀉心湯」がよく効きます。
みぞおちがつかえ、げっぷが出ているような人に。
暴飲暴食で胃が疲れているようなとき、
また口内炎にもよく効きます。

出典 『傷寒論』、『金匱要略』
@心下満ちて痛まざる証。(『傷寒論』太陽病下篇)
A嘔して腸鳴り、心下痞する証。(『金匱要略』嘔吐えつ下利病篇)



B食欲がなく、さらに気力の低下がいちじるしい場合には、「補中益気湯」、がよく効きます。

食欲不振と漢方薬

食欲不振は広い領域でみられる訴えで、長く続く場合は患者さんの全身状態と左右しかねません。
漢方薬には食欲不振に効果が期待されるものが数多くあります。

六君子湯など食欲改善作用の機序が科学的に解明されています。
六君子湯と食欲亢進ホルモン「グレリン」の関係
六君子湯の作用は、胃の運動促進、胃壁を弛緩させて食欲を受け入れやすい状態にする、
グレリンの分泌亢進など、多彩な作用が解明されています。
グレリンとは胃から分泌される食欲亢進作用を持つホルモンです。
六君子湯とグレリンの関係には国内外からの関心が集まっています。



大山漢方堂薬局では、「だるい人」を治す基本は、漢方薬「補剤」を用いて、気力・体力の底上げをしっかりします。

下記、3つの漢方薬、@十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)、A補中益気湯(ほちゅうえっきとう、B人参養栄湯(にんじんようえいとう)
は、漢方薬「補剤」の代表です。漢方薬「補剤」とは不足したものを補う漢方薬の総称です。
低下している体の機能を回復させて気力・体力を補うことを目的に使います。
「だるい」という訴えの背景には、生体の機能が低下して、気力・体力が不足した状態が確実にあるので、漢方薬「補剤」の効果大、よく効きます!

食欲不振と漢方薬
 食欲不振は広い領域でみられる訴えで、長く続く場合は患者さんの全身状態と左右しかねません。
漢方薬には食欲不振に効果が期待されるものが数多くあります。
六君子湯など食欲改善作用の機序が科学的に解明されている漢方薬もあり、西洋医学の臨床でも高い評価を受けています。

六君子湯と食欲亢進ホルモン「グレリン」
六君子湯の作用は科学的にも研究が進み、胃の運動促進、胃げきを弛緩させて食欲を受け入れやすい状態にする、
グレリンの分泌亢進など、多彩な作用が解明されています。グレリンとは胃から分泌される食欲亢進作用を持つホルモンです。
六君子湯とグレリンの関係には国内外からの関心が集まっています。

@十全大補湯(じゅうぜんたいほとう
体力・気力の低下した人の「だるさ」に、よく効きます。
加えて、貧血気味でお肌もカサカサという体全体の衰えのある人の「だるさ」にも、よく効きます。

A補中益気湯(ほちゅうえっきとう
体力・気力が低下して、目尻や口角が下がり、肩もがっくり落ちていて、時に寝汗をかくような人の
「だるさ」に、よく効きます。気力を充実させて「だるさ」をとる漢方薬です。

B人参養栄湯(にんじんようえいとう)
病後や術後の「だるさ」によく効きます。
また、冷えや貧血がある人の「だるさ」によく効きます。
「だるさ」があり、加えて呼吸器系の症状がある人にもよく効きます。


C冷え・貧血がある女性の「だるさ」には当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)がよく効きます。

D「夏ばて」による「だるさ」には、清暑益気湯(せいしょえっきとう)がよく効きます。

注意)上記、5つの漢方薬を2週間服用しても効果に満足できない場合は、大山漢方の調合漢方薬(オーダーメイド)をお勧めします!
大山漢方堂薬局に、一度、お電話ください。0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)




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医薬品は使用上の注意をお読みいただき、正しくお使いください。
お買い求めの際には、漢方を現代病に活かす 漢方専門 大山漢方薬局に、お気軽にご相談ください。


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(注意)
漢方専門 大山漢方堂薬局の 厳選、漢方薬、健康食品のご注文は、大山漢方薬局に、直接、お電話、FAX、E-mail にてご用命ください。
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「大山漢方堂 漢方医学と漢方健康相談」

      大山漢方堂薬局の得意とする病気、大山漢方堂薬局に漢方相談のあるご病気一覧、

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" THE KAMPO " 漢方
 漢方薬, How the Japanese Updated Traditional Herbal Medicine



<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

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症状・体質を詳しくお伺いした上で、適切な漢方薬をアドバイスさせて頂きます。

(大山漢方薬局 / 無料漢方相談電話 0283-22-1574 / 9:00〜19:00)

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大山漢方薬局、デジタル店舗で、お取り扱いの漢方薬は、すべて「一般用医薬品」です。

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TEL&FAX : 0283-22-1574  E-mail : ohyama@poem.ocn.ne.jp


漢方薬:五苓散(ごれいさん) 《傷寒論》
患者のタイプ:中間証(体力中程度の人)
使用目的:口渇、排尿量・回数異常があり、ときに浮腫、悪心、嘔吐、頭痛、めまい、下痢、腹痛、発熱などの症状を伴うもの。
心窩部に振水音を認めることも多い。
適応症:浮腫、ネフローゼ、尿毒症、腎炎、腎盂炎、二日酔い、乗物酔い、悪心、嘔吐、めまい、頭痛、暑気あたり、
日射病、胃下垂、偏頭痛、三叉神経痛、メニエール症候群、てんかん、胆石症、急性・慢性肝炎、結膜炎など。
構成生薬:沢瀉5.0、蒼朮・猪苓・茯苓各3.0、桂枝2.0
本方は表に邪熱があって、裏に停水のあるものを治す効があり、口渇と尿利の減少を目標にして、諸種の疾患に用いられる。
また、水逆の嘔吐も、本方の目標である。水逆の嘔吐は、口渇と尿利の減少があって、水をのむとすぐに吐出し、また水をのみ、また水を吐くというものをいう。
熱のある場合では脈が浮数となり、汗は出ない。五苓散をのむと、尿利がつき、発汗して解熱する。
水逆の嘔吐も、五苓散をのむと嘔吐がやみ、尿が出るようになる。
本方の沢瀉、猪苓、茯苓、朮は何れも体液の調整剤で、胃腸内の停水を去り、尿利をよくして浮腫を去る。
沢瀉、猪苓は口渇を治し、茯苓とともに鎮静の効があり、桂枝は表熱を去り、気の上衝を治し、他薬の尿利の効を助ける。
本方は感冒その他の熱のある病気で、口渇、尿利の減少のあるもの、
ネフローゼ、腎炎、心臓病、急性胃腸炎、陰嚢水腫、クインケの浮腫などに用いられる。

適応症
1)水湿の表証(太陽病蓄水証):悪風・微熱・尿量減少・口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候で、舌苔は白・脈は浮滑。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少・口渇をともない、
目まい感・腹部の動悸・身体が重いなどの症状がみられることもある。舌苔は白滑あるいは白膩・脈は滑。



中医処方解説
水湿による尿量減少・口渇に対する代表処方である。
利水の茯苓・猪苓・沢瀉・白朮と、通陽の桂枝で構成されている。
「水湿」とは、水分の排泄あるいは吸収の障害による一連の症候である。
嘔吐は、主に胃の吸収障害による溜飲の存在(腹壁をたたくとジャブジャブと音を発することでわかり、
これを「振水音」という)によっておこり、胃内圧が高まると水様物を吐すのであるが、一般に悪心をともなうことが少ない。
これを「水逆」の嘔吐ともいう。水様の下痢は、腸管での吸収障害によって発生し、腹痛・裏急後重などをともなうことは少ない。
浮腫は、腎臓での排泄障害や血液量増大にともなう等張性のもの。
あるいは血管運動神経性と考えられる。この場合には動悸・目まい感・身体が重いなどの症候をともなう。
なお重要なことは口渇と尿量減少で、これは脱水によるものではなく水分の偏在と考えるとよい。
すなわち、口渇と尿量減少があるにかかわらず、胃内に溜飲がみとめられたり腸で水様のグル音が発生したりすることから、
体内には水分が過剰に存在しながら、吸収障害により有効な血中成分として機能系にとりこまれていないものと推定できる。
以上のように、同じ水湿であってもさまざまな病理変化が混在しているのである。
「蓄水証」については、ふだんから水湿の症候をもっているものが感冒に罹患し、発熱反応とともに胃腸の機能失調がおこり、
水湿の症候が表面化するものと考えられる。 淡滲利水の茯苓・白朮・沢瀉・猪苓は、いずれも利尿作用をもち、
猪苓・沢瀉・白朮は水分・Na・K・Cl・尿素などの排出を増し、尿細管の再吸収を抑制するとされている。
茯苓は鎮静作用をもち、正常の状態では余り利尿効果はない。
臨床的な観察から、白朮・茯苓などは浮腫や溜飲をのぞいたり下痢を止める効果があり、結果的に利尿を示すところから、
何らかの作用機序によって消化管や組織の過剰水分を血中にひきこみ、これを腎臓に送ることによって尿量を増大させるものと考えられる。
なお、白朮・茯苓は、栄養分をふくみ消化吸収を高める作用があるため、補脾薬として用いられ、脾虚が原因で生じる水腫・痰飲・下痢などには必ず配合される。
一方、猪苓・沢瀉は、主に尿細管での再吸収を抑制してやや積極的な利尿作用をもつが、正常な水分を排泄するほど強力な利尿剤とは認めがたい面がある。
桂枝には軽度の利尿作用があるが、主に血管を拡張して血行を促進しかつ吸収を高めることによって、利水薬の効果をつよめる(これを「通陽」と呼ぶ)。
また感冒の初期には、体表血管を拡張して発汗させ解熱する。
以上のように、本方は主として消化管や組織の余剰の水分を血中にひきこむことによって利尿し、同時に口渇・下痢・浮腫・溜飲などを緩解するものである。
それゆえ、脱水には用いるべきではない。 ただし、暑中での発汗過多や二日酔いなどでみられる軽度の脱水症状で、
はげしい口渇があり水を多量に飲むにかかわらず腹が脹って口渇が癒えない状況は、やはり吸収障害が関与しており、
本方を服用することにより水分が有効に血中に入って症状の緩解が得られるので応用するとよい。
悪風・微熱などの表証がないときには、桂枝をのぞいてよい(四苓散《明医指掌》)。
表証とともに浮腫がみられる風水証には、麻黄・石膏などを配合するほか越脾湯と併用する。
食欲不振・疲労感・元気がないなどの気虚の症候をともなうときは、白朮を増量し黄耆を加える。
冷え・寒けがつよいときには、桂枝を肉桂にかえ乾姜・附子などを配合する。あるいは真武湯・実脾飲などに変方する。




漢薬の臨床応用
急性胃腸炎・周期性嘔吐症・仮性コレラ・クインケ浮腫・寒冷じんましん・急性腎炎の初期・陰のう水腫などで、水湿を呈するもの。
あるいは肝硬変の腹水・ネフローゼ症候群・慢性腎炎などの水腫に対して補助的に用いる。

服用上の注意
1)本方は脱水には禁忌である
2)熱証を呈するものには適さない。
3)気虚・陽虚による痰飲には適切な配慮が必要である。

出典 『傷寒論』、 『金匱要略』
1)脈浮、小便不利、微熱、消渇の証。(『傷寒論』太陽病中篇)
2)中風、発熱し、解せずして煩し、表裏の証あり、水逆を発する証。(『傷寒論』太陽病中篇
3)霍乱(吐瀉病)、頭痛、発熱し、身疼痛し、熱多くして水を飲まんと欲する証。(霍乱病篇)

気血水:水と気が主体。
六病位:少陽病。
脈・舌・脈、浮、浮滑。下苔は白滑、あるいは白賦。

勿誤薬室方函口訣
五味猪苓散と称す。後世之を省略し、五苓散と呼ぶに至れりという。(奥田謙藏)
五苓散を多数例の頭痛に適用して効果を確認したが、
慢性頭痛ということであれば症例を選ばず用いてよく、
なかでも女性に効きがよいという印象である。(矢数道明)



病名・病態・効能・効果
口渇、尿量減少するものの次の諸症:浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、
下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病。
 
漢方医学的適応病態
1)水湿野表証(太陽病蓄水証)。すなわち、悪風、微熱、尿量減少、口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少、
口渇を伴い、めまい感、腹部の動悸、身体が重いなどの症状がみられることがある。

構成生薬
沢瀉4、白朮3、茯苓3、桂皮1.5。(単位g)

中医学:利水滲湿・通陽・解表(利水して体内の湿をさばき、温めて、表を発する)。

漢方医薬学湯剤使用経験
瀧野一雄著『新撰類聚方』増補改訂版
1)感冒・流感・急性腸カタル、消化不良、コレラ・コレラ様吐瀉・小児吐乳等で発熱、下痢、嘔吐、煩渇、利尿減少。
2)胃拡張・胃アトニー・胃下垂・溜飲症・胃液分泌過多症、幽門狭窄等で口渇、嘔吐、胃部振水音、心下部がつかえ小便不利。
3)虚証の黄痘。
4)糖尿病で煩渇小便不利。
5)腎炎・ネフローゼ・膀胱炎・尿毒症・尿閉・心臓不全等で、浮腫、小便不利、煩渇、或いは発熱頭痛、脳症を伴う。
6)てんかん・メニエール氏症候群・日射病・脳水腫等でめまい、昏倒、煩渇小便不利、腹動、口からあぶくを出す等がある。
7)夜尿症で煩渇するもの、咳をすると小便が漏れる。
8)結膜炎・角膜フリクテン・角膜潰瘍・斜視などの眼病で、羞明、充血、閃視飛蚊症等があり、煩渇、小便不利。
9)禿頭・脱毛で肛門また陰部に瘡を生ずる、或いは子宮出血後に起こったもの。

注意)漢方薬「五苓散(ごれいさん)」を2週間服用しても効果に満足できない場合は、大山漢方の調合漢方薬(オーダーメイド)をお勧めします!
大山漢方堂薬局に、一度、お電話ください。0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)






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医薬品は使用上の注意をお読みいただき、正しくお使いください。
お買い求めの際には、漢方を現代病に活かす 漢方専門 大山漢方薬局に、お気軽にご相談ください。


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とお話ください。


(注意)
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お電話:0283-22-1574、FAX:0283-22-1607、E-mail:ohyama@poem.ocn.ne.jp
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「大山漢方堂 漢方医学と漢方健康相談」

      大山漢方堂薬局の得意とする病気、大山漢方堂薬局に漢方相談のあるご病気一覧、

  大山漢方堂薬局 漢方健康相談窓口、医学博士大山博行先生、医学博士小松靖弘先生のご紹介


" THE KAMPO " 漢方
 漢方薬, How the Japanese Updated Traditional Herbal Medicine



<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

漢方相談お申し込みフォーム

お電話にて、直接、大山漢方薬局に、ご相談ください。
症状・体質を詳しくお伺いした上で、適切な漢方薬をアドバイスさせて頂きます。

(大山漢方薬局 / 無料漢方相談電話 0283-22-1574 / 9:00〜19:00)

<注意>
大山漢方薬局、デジタル店舗で、お取り扱いの漢方薬は、すべて「一般用医薬品」です。

以上、よろしくお願い致します。

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TEL&FAX : 0283-22-1574  E-mail : ohyama@poem.ocn.ne.jp


漢方薬:五苓散(ごれいさん) 《傷寒論》
患者のタイプ:中間証(体力中程度の人)
使用目的:口渇、排尿量・回数異常があり、ときに浮腫、悪心、嘔吐、頭痛、めまい、下痢、腹痛、発熱などの症状を伴うもの。
心窩部に振水音を認めることも多い。
適応症:浮腫、ネフローゼ、尿毒症、腎炎、腎盂炎、二日酔い、乗物酔い、悪心、嘔吐、めまい、頭痛、暑気あたり、
日射病、胃下垂、偏頭痛、三叉神経痛、メニエール症候群、てんかん、胆石症、急性・慢性肝炎、結膜炎など。
構成生薬:沢瀉5.0、蒼朮・猪苓・茯苓各3.0、桂枝2.0
本方は表に邪熱があって、裏に停水のあるものを治す効があり、口渇と尿利の減少を目標にして、諸種の疾患に用いられる。
また、水逆の嘔吐も、本方の目標である。水逆の嘔吐は、口渇と尿利の減少があって、水をのむとすぐに吐出し、また水をのみ、また水を吐くというものをいう。
熱のある場合では脈が浮数となり、汗は出ない。五苓散をのむと、尿利がつき、発汗して解熱する。
水逆の嘔吐も、五苓散をのむと嘔吐がやみ、尿が出るようになる。
本方の沢瀉、猪苓、茯苓、朮は何れも体液の調整剤で、胃腸内の停水を去り、尿利をよくして浮腫を去る。
沢瀉、猪苓は口渇を治し、茯苓とともに鎮静の効があり、桂枝は表熱を去り、気の上衝を治し、他薬の尿利の効を助ける。
本方は感冒その他の熱のある病気で、口渇、尿利の減少のあるもの、
ネフローゼ、腎炎、心臓病、急性胃腸炎、陰嚢水腫、クインケの浮腫などに用いられる。

適応症
1)水湿の表証(太陽病蓄水証):悪風・微熱・尿量減少・口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候で、舌苔は白・脈は浮滑。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少・口渇をともない、
目まい感・腹部の動悸・身体が重いなどの症状がみられることもある。舌苔は白滑あるいは白膩・脈は滑。

中医処方解説
水湿による尿量減少・口渇に対する代表処方である。
利水の茯苓・猪苓・沢瀉・白朮と、通陽の桂枝で構成されている。
「水湿」とは、水分の排泄あるいは吸収の障害による一連の症候である。
嘔吐は、主に胃の吸収障害による溜飲の存在(腹壁をたたくとジャブジャブと音を発することでわかり、
これを「振水音」という)によっておこり、胃内圧が高まると水様物を吐すのであるが、一般に悪心をともなうことが少ない。
これを「水逆」の嘔吐ともいう。水様の下痢は、腸管での吸収障害によって発生し、腹痛・裏急後重などをともなうことは少ない。
浮腫は、腎臓での排泄障害や血液量増大にともなう等張性のもの。
あるいは血管運動神経性と考えられる。この場合には動悸・目まい感・身体が重いなどの症候をともなう。
なお重要なことは口渇と尿量減少で、これは脱水によるものではなく水分の偏在と考えるとよい。
すなわち、口渇と尿量減少があるにかかわらず、胃内に溜飲がみとめられたり腸で水様のグル音が発生したりすることから、
体内には水分が過剰に存在しながら、吸収障害により有効な血中成分として機能系にとりこまれていないものと推定できる。
以上のように、同じ水湿であってもさまざまな病理変化が混在しているのである。
「蓄水証」については、ふだんから水湿の症候をもっているものが感冒に罹患し、発熱反応とともに胃腸の機能失調がおこり、
水湿の症候が表面化するものと考えられる。 淡滲利水の茯苓・白朮・沢瀉・猪苓は、いずれも利尿作用をもち、
猪苓・沢瀉・白朮は水分・Na・K・Cl・尿素などの排出を増し、尿細管の再吸収を抑制するとされている。
茯苓は鎮静作用をもち、正常の状態では余り利尿効果はない。
臨床的な観察から、白朮・茯苓などは浮腫や溜飲をのぞいたり下痢を止める効果があり、結果的に利尿を示すところから、
何らかの作用機序によって消化管や組織の過剰水分を血中にひきこみ、これを腎臓に送ることによって尿量を増大させるものと考えられる。
なお、白朮・茯苓は、栄養分をふくみ消化吸収を高める作用があるため、補脾薬として用いられ、脾虚が原因で生じる水腫・痰飲・下痢などには必ず配合される。
一方、猪苓・沢瀉は、主に尿細管での再吸収を抑制してやや積極的な利尿作用をもつが、正常な水分を排泄するほど強力な利尿剤とは認めがたい面がある。
桂枝には軽度の利尿作用があるが、主に血管を拡張して血行を促進しかつ吸収を高めることによって、利水薬の効果をつよめる(これを「通陽」と呼ぶ)。
また感冒の初期には、体表血管を拡張して発汗させ解熱する。
以上のように、本方は主として消化管や組織の余剰の水分を血中にひきこむことによって利尿し、同時に口渇・下痢・浮腫・溜飲などを緩解するものである。
それゆえ、脱水には用いるべきではない。 ただし、暑中での発汗過多や二日酔いなどでみられる軽度の脱水症状で、
はげしい口渇があり水を多量に飲むにかかわらず腹が脹って口渇が癒えない状況は、やはり吸収障害が関与しており、
本方を服用することにより水分が有効に血中に入って症状の緩解が得られるので応用するとよい。
悪風・微熱などの表証がないときには、桂枝をのぞいてよい(四苓散《明医指掌》)。
表証とともに浮腫がみられる風水証には、麻黄・石膏などを配合するほか越脾湯と併用する。
食欲不振・疲労感・元気がないなどの気虚の症候をともなうときは、白朮を増量し黄耆を加える。
冷え・寒けがつよいときには、桂枝を肉桂にかえ乾姜・附子などを配合する。あるいは真武湯・実脾飲などに変方する。

漢薬の臨床応用
急性胃腸炎・周期性嘔吐症・仮性コレラ・クインケ浮腫・寒冷じんましん・急性腎炎の初期・陰のう水腫などで、水湿を呈するもの。
あるいは肝硬変の腹水・ネフローゼ症候群・慢性腎炎などの水腫に対して補助的に用いる。

服用上の注意
1)本方は脱水には禁忌である
2)熱証を呈するものには適さない。
3)気虚・陽虚による痰飲には適切な配慮が必要である。

出典 『傷寒論』、 『金匱要略』
1)脈浮、小便不利、微熱、消渇の証。(『傷寒論』太陽病中篇)
2)中風、発熱し、解せずして煩し、表裏の証あり、水逆を発する証。(『傷寒論』太陽病中篇
3)霍乱(吐瀉病)、頭痛、発熱し、身疼痛し、熱多くして水を飲まんと欲する証。(霍乱病篇)

気血水:水と気が主体。
六病位:少陽病。
脈・舌・脈、浮、浮滑。下苔は白滑、あるいは白賦。

勿誤薬室方函口訣
五味猪苓散と称す。後世之を省略し、五苓散と呼ぶに至れりという。(奥田謙藏)
五苓散を多数例の頭痛に適用して効果を確認したが、
慢性頭痛ということであれば症例を選ばず用いてよく、
なかでも女性に効きがよいという印象である。(矢数道明)

病名・病態・効能・効果
口渇、尿量減少するものの次の諸症:浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、
下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病。
 
漢方医学的適応病態
1)水湿野表証(太陽病蓄水証)。すなわち、悪風、微熱、尿量減少、口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少、
口渇を伴い、めまい感、腹部の動悸、身体が重いなどの症状がみられることがある。

構成生薬
沢瀉4、白朮3、茯苓3、桂皮1.5。(単位g)

中医学:利水滲湿・通陽・解表(利水して体内の湿をさばき、温めて、表を発する)。

漢方医薬学湯剤使用経験
瀧野一雄著『新撰類聚方』増補改訂版
1)感冒・流感・急性腸カタル、消化不良、コレラ・コレラ様吐瀉・小児吐乳等で発熱、下痢、嘔吐、煩渇、利尿減少。
2)胃拡張・胃アトニー・胃下垂・溜飲症・胃液分泌過多症、幽門狭窄等で口渇、嘔吐、胃部振水音、心下部がつかえ小便不利。
3)虚証の黄痘。
4)糖尿病で煩渇小便不利。
5)腎炎・ネフローゼ・膀胱炎・尿毒症・尿閉・心臓不全等で、浮腫、小便不利、煩渇、或いは発熱頭痛、脳症を伴う。
6)てんかん・メニエール氏症候群・日射病・脳水腫等でめまい、昏倒、煩渇小便不利、腹動、口からあぶくを出す等がある。
7)夜尿症で煩渇するもの、咳をすると小便が漏れる。
8)結膜炎・角膜フリクテン・角膜潰瘍・斜視などの眼病で、羞明、充血、閃視飛蚊症等があり、煩渇、小便不利。
9)禿頭・脱毛で肛門また陰部に瘡を生ずる、或いは子宮出血後に起こったもの。

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■食欲がない人に、よく効く漢方薬

@食欲がない人に、よく効く漢方薬で、一番有名なのは、「六君子湯」です。
ですから、食欲不振にはまずこの漢方薬をためしてください。

「六君子湯」は、現代医療の中でも、よく使われており、
機能性ディスペプシアから、抗がん剤などの副作用による食欲不振まで、
幅広く解決してくれる頼もしい漢方薬です。

出典:龍延賢著『万病回春』
「脾胃虚弱」、飲食少しく思ひ、或は久しく瘧痢を患ひ、若くは内熱を覚え、
或は飲食化し難く、酸を作し、虚火に属するを治す。
須らく炮姜を加えて其効甚だ速やかなり。(補益門)

腹候:腹力中等度以下。胃内停水を認める。
気血水:気と水が主体。
六病位:少陽病
脈・舌:舌質は淡白で胖大、舌苔は白滑、白厚膩。脈は軟滑、滑弱。
*「白膩厚苔」は水分の吸収、排泄障害を示す。

勿誤薬室方函口訣
この方は理中湯の変方にて、中気をたすけ、胃を開くの効あり。
ゆえに老人、脾胃虚弱にして、痰あり、飲食を思わず、
あるいは大病後、脾胃虚し、食味無きものに用う。(浅田宗伯)
畢竟、脾胃虚弱、水湿を帯びるものを治す。
死が近くなった病人に、(末期だからといって)
附子剤を与えるのはいだずらに苦しめるだけになりかねない。
その時に六君子湯を与えれば元気も引き立ちて至って楽になるものだ。
『梧竹樓方函口訣、脾胃門』百々漢陰、百々鳩窓著

病名・病態・効能・効果
胃腸の弱いもので、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、
貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:
胃炎、胃アトニー、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐。

六君子湯は多くの方剤に含まれ、その薬効の中心部分を構築している。
六君子湯を分解すると、四君子湯と二陳湯になる。
補気が必要であれば、少量の四君子湯を合方する。
胃内の水のさばきを重視すれば、少量の二陳湯を合方する。

漢方医学的適応病態
脾胃気虚の痰湿(脾虚生痰)
元気がない、疲れやすい、、食欲がない、食べると腹が脹るなどの脾胃気虚の症候に、
悪心、嘔吐、呑酸、上腹部のつかえ、水様便、
胸苦しい、咳嗽、痰が多い、あるいは浮腫などの痰湿の症候を伴うもの。

構成生薬
人参4、白朮4、茯苓4、陳皮2、大棗2、甘草1、生姜0.5

中医学:補気健脾・理気化痰・利水消腫
気を増して胃腸を調え、気をめぐらせて消化管の水を除く
気の不足を補って、胃腸機能を高め、水滞をさばき、
補中益気湯の弟分といった趣の漢方である。
元気になるとうつ状態も改善される。

漢方医薬学湯剤使用経験
@矢数道明著『臨床応用漢方処方解説』
慢性胃炎・胃下垂症・胃アトニー症等に用いられる。
慢性腹膜炎・胃癌・胃潰瘍・消化不良症・自家中毒症・食欲不振・虚弱者の胃腸型感冒・嘔吐・悪阻・神経衰弱症・肩こり
・虚弱者や老人、脳溢血患者の養生薬に応用される。
A龍野一雄編著『改訂新版漢方処方集』
四君子湯の症で胃液分泌過多のあるもの、胃弱、胃液分泌過多、胃下垂。
B桑木崇秀著『新版漢方診療ハンドブック』
胃アトニー、胃下垂、慢性胃炎。
慢性下痢のある場合には四君子湯を用いる。


A二日酔いで食欲がないときには、「半夏瀉心湯」がよく効きます。
みぞおちがつかえ、げっぷが出ているような人に。
暴飲暴食で胃が疲れているようなとき、
また口内炎にもよく効きます。

出典 『傷寒論』、『金匱要略』
@心下満ちて痛まざる証。(『傷寒論』太陽病下篇)
A嘔して腸鳴り、心下痞する証。(『金匱要略』嘔吐えつ下利病篇)



B食欲がなく、さらに気力の低下がいちじるしい場合には、「補中益気湯」、がよく効きます。

食欲不振と漢方薬

食欲不振は広い領域でみられる訴えで、長く続く場合は患者さんの全身状態と左右しかねません。
漢方薬には食欲不振に効果が期待されるものが数多くあります。

六君子湯など食欲改善作用の機序が科学的に解明されています。
六君子湯と食欲亢進ホルモン「グレリン」の関係
六君子湯の作用は、胃の運動促進、胃壁を弛緩させて食欲を受け入れやすい状態にする、
グレリンの分泌亢進など、多彩な作用が解明されています。
グレリンとは胃から分泌される食欲亢進作用を持つホルモンです。
六君子湯とグレリンの関係には国内外からの関心が集まっています。


■眠れない人に、よく効く漢方薬

@体力が落ち、顔色が悪いような人で、眠れない人(不眠症)には、「加味帰脾湯」がよく効きます。
たとえば、入院患者さんなどで、
不眠だけでなく不安などを訴える人にも、よく効きます。

Aイライラが強く、興奮気味で眠れない人には、「抑肝散」がよく効きます。
「抑肝散」は、子どもの夜泣きにも、よく効きます。
また、 「抑肝散」は、認知症の周辺症状

(BPSD:Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)
にもよく効きます。

B酸棗仁湯 心が疲れ、弱って、眠れないときには、「酸棗仁湯」が、よく効きます。
また、不安があり神経過敏の人にもよく効きます。

漢方薬は、心身の状態を整えて眠りを誘います。
不眠の背景には多くの場合、不安や興奮、冷えなどがあるのですが、
漢方薬で心身の状態を改善すれば、睡眠の状態がよくなります。
また、漢方薬には、西洋薬(合成新薬)のような、日中の眠気やふらつきなどの副作用はほとんどありません。
これはお年寄りにも使いやすい特徴といえます。
大山漢方堂薬局の漢方薬を服用して、眠れるようになると、心も落ち着いて、全身状態も良くなります。



漢方薬:五苓散(ごれいさん) 《傷寒論》
患者のタイプ:中間証(体力中程度の人)
使用目的:口渇、排尿量・回数異常があり、ときに浮腫、悪心、嘔吐、頭痛、めまい、下痢、腹痛、発熱などの症状を伴うもの。
心窩部に振水音を認めることも多い。
適応症:浮腫、ネフローゼ、尿毒症、腎炎、腎盂炎、二日酔い、乗物酔い、悪心、嘔吐、めまい、頭痛、暑気あたり、
日射病、胃下垂、偏頭痛、三叉神経痛、メニエール症候群、てんかん、胆石症、急性・慢性肝炎、結膜炎など。
構成生薬:沢瀉5.0、蒼朮・猪苓・茯苓各3.0、桂枝2.0
本方は表に邪熱があって、裏に停水のあるものを治す効があり、口渇と尿利の減少を目標にして、諸種の疾患に用いられる。
また、水逆の嘔吐も、本方の目標である。水逆の嘔吐は、口渇と尿利の減少があって、水をのむとすぐに吐出し、また水をのみ、また水を吐くというものをいう。
熱のある場合では脈が浮数となり、汗は出ない。五苓散をのむと、尿利がつき、発汗して解熱する。
水逆の嘔吐も、五苓散をのむと嘔吐がやみ、尿が出るようになる。
本方の沢瀉、猪苓、茯苓、朮は何れも体液の調整剤で、胃腸内の停水を去り、尿利をよくして浮腫を去る。
沢瀉、猪苓は口渇を治し、茯苓とともに鎮静の効があり、桂枝は表熱を去り、気の上衝を治し、他薬の尿利の効を助ける。
本方は感冒その他の熱のある病気で、口渇、尿利の減少のあるもの、
ネフローゼ、腎炎、心臓病、急性胃腸炎、陰嚢水腫、クインケの浮腫などに用いられる。

適応症
1)水湿の表証(太陽病蓄水証):悪風・微熱・尿量減少・口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候で、舌苔は白・脈は浮滑。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少・口渇をともない、
目まい感・腹部の動悸・身体が重いなどの症状がみられることもある。舌苔は白滑あるいは白膩・脈は滑。

中医処方解説
水湿による尿量減少・口渇に対する代表処方である。
利水の茯苓・猪苓・沢瀉・白朮と、通陽の桂枝で構成されている。
「水湿」とは、水分の排泄あるいは吸収の障害による一連の症候である。
嘔吐は、主に胃の吸収障害による溜飲の存在(腹壁をたたくとジャブジャブと音を発することでわかり、
これを「振水音」という)によっておこり、胃内圧が高まると水様物を吐すのであるが、一般に悪心をともなうことが少ない。
これを「水逆」の嘔吐ともいう。水様の下痢は、腸管での吸収障害によって発生し、腹痛・裏急後重などをともなうことは少ない。
浮腫は、腎臓での排泄障害や血液量増大にともなう等張性のもの。
あるいは血管運動神経性と考えられる。この場合には動悸・目まい感・身体が重いなどの症候をともなう。
なお重要なことは口渇と尿量減少で、これは脱水によるものではなく水分の偏在と考えるとよい。
すなわち、口渇と尿量減少があるにかかわらず、胃内に溜飲がみとめられたり腸で水様のグル音が発生したりすることから、
体内には水分が過剰に存在しながら、吸収障害により有効な血中成分として機能系にとりこまれていないものと推定できる。
以上のように、同じ水湿であってもさまざまな病理変化が混在しているのである。
「蓄水証」については、ふだんから水湿の症候をもっているものが感冒に罹患し、発熱反応とともに胃腸の機能失調がおこり、
水湿の症候が表面化するものと考えられる。 淡滲利水の茯苓・白朮・沢瀉・猪苓は、いずれも利尿作用をもち、
猪苓・沢瀉・白朮は水分・Na・K・Cl・尿素などの排出を増し、尿細管の再吸収を抑制するとされている。
茯苓は鎮静作用をもち、正常の状態では余り利尿効果はない。
臨床的な観察から、白朮・茯苓などは浮腫や溜飲をのぞいたり下痢を止める効果があり、結果的に利尿を示すところから、
何らかの作用機序によって消化管や組織の過剰水分を血中にひきこみ、これを腎臓に送ることによって尿量を増大させるものと考えられる。
なお、白朮・茯苓は、栄養分をふくみ消化吸収を高める作用があるため、補脾薬として用いられ、脾虚が原因で生じる水腫・痰飲・下痢などには必ず配合される。
一方、猪苓・沢瀉は、主に尿細管での再吸収を抑制してやや積極的な利尿作用をもつが、正常な水分を排泄するほど強力な利尿剤とは認めがたい面がある。
桂枝には軽度の利尿作用があるが、主に血管を拡張して血行を促進しかつ吸収を高めることによって、利水薬の効果をつよめる(これを「通陽」と呼ぶ)。
また感冒の初期には、体表血管を拡張して発汗させ解熱する。
以上のように、本方は主として消化管や組織の余剰の水分を血中にひきこむことによって利尿し、同時に口渇・下痢・浮腫・溜飲などを緩解するものである。
それゆえ、脱水には用いるべきではない。 ただし、暑中での発汗過多や二日酔いなどでみられる軽度の脱水症状で、
はげしい口渇があり水を多量に飲むにかかわらず腹が脹って口渇が癒えない状況は、やはり吸収障害が関与しており、
本方を服用することにより水分が有効に血中に入って症状の緩解が得られるので応用するとよい。
悪風・微熱などの表証がないときには、桂枝をのぞいてよい(四苓散《明医指掌》)。
表証とともに浮腫がみられる風水証には、麻黄・石膏などを配合するほか越脾湯と併用する。
食欲不振・疲労感・元気がないなどの気虚の症候をともなうときは、白朮を増量し黄耆を加える。
冷え・寒けがつよいときには、桂枝を肉桂にかえ乾姜・附子などを配合する。あるいは真武湯・実脾飲などに変方する。

漢薬の臨床応用
急性胃腸炎・周期性嘔吐症・仮性コレラ・クインケ浮腫・寒冷じんましん・急性腎炎の初期・陰のう水腫などで、水湿を呈するもの。
あるいは肝硬変の腹水・ネフローゼ症候群・慢性腎炎などの水腫に対して補助的に用いる。

服用上の注意
1)本方は脱水には禁忌である
2)熱証を呈するものには適さない。
3)気虚・陽虚による痰飲には適切な配慮が必要である。

出典 『傷寒論』、 『金匱要略』
1)脈浮、小便不利、微熱、消渇の証。(『傷寒論』太陽病中篇)
2)中風、発熱し、解せずして煩し、表裏の証あり、水逆を発する証。(『傷寒論』太陽病中篇
3)霍乱(吐瀉病)、頭痛、発熱し、身疼痛し、熱多くして水を飲まんと欲する証。(霍乱病篇)

気血水:水と気が主体。
六病位:少陽病。
脈・舌・脈、浮、浮滑。下苔は白滑、あるいは白賦。

勿誤薬室方函口訣
五味猪苓散と称す。後世之を省略し、五苓散と呼ぶに至れりという。(奥田謙藏)
五苓散を多数例の頭痛に適用して効果を確認したが、
慢性頭痛ということであれば症例を選ばず用いてよく、
なかでも女性に効きがよいという印象である。(矢数道明)

病名・病態・効能・効果
口渇、尿量減少するものの次の諸症:浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、
下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病。
 
漢方医学的適応病態
1)水湿野表証(太陽病蓄水証)。すなわち、悪風、微熱、尿量減少、口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少、
口渇を伴い、めまい感、腹部の動悸、身体が重いなどの症状がみられることがある。

構成生薬
沢瀉4、白朮3、茯苓3、桂皮1.5。(単位g)

中医学:利水滲湿・通陽・解表(利水して体内の湿をさばき、温めて、表を発する)。

漢方医薬学湯剤使用経験
瀧野一雄著『新撰類聚方』増補改訂版
1)感冒・流感・急性腸カタル、消化不良、コレラ・コレラ様吐瀉・小児吐乳等で発熱、下痢、嘔吐、煩渇、利尿減少。
2)胃拡張・胃アトニー・胃下垂・溜飲症・胃液分泌過多症、幽門狭窄等で口渇、嘔吐、胃部振水音、心下部がつかえ小便不利。
3)虚証の黄痘。
4)糖尿病で煩渇小便不利。
5)腎炎・ネフローゼ・膀胱炎・尿毒症・尿閉・心臓不全等で、浮腫、小便不利、煩渇、或いは発熱頭痛、脳症を伴う。
6)てんかん・メニエール氏症候群・日射病・脳水腫等でめまい、昏倒、煩渇小便不利、腹動、口からあぶくを出す等がある。
7)夜尿症で煩渇するもの、咳をすると小便が漏れる。
8)結膜炎・角膜フリクテン・角膜潰瘍・斜視などの眼病で、羞明、充血、閃視飛蚊症等があり、煩渇、小便不利。
9)禿頭・脱毛で肛門また陰部に瘡を生ずる、或いは子宮出血後に起こったもの。

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