漢方専門 大山漢方堂薬局 「二日酔いにすぐ効く漢方薬」

乗物酔い
乗物酔いには小半夏加茯苓湯
小半夏加茯苓湯の速効性
昔からつわりや急性胃腸炎などによる吐き気・嘔吐に対し、
頓服ですばやい効果を発揮することが知られている漢方薬です。
時代がめぐり移動手段に自動車や船が出現してからは、乗物酔いにも使われています。
名前は長いのですが、ハンゲ(半夏)、ブクリョウ(茯苓)、ショウキョウ(生姜)
の3種類の生薬で構成されています。

こむら返りには芍薬甘草湯
芍薬甘草湯の速効性
急激におこる筋肉のけいれん、つまりこむら返りに速効性を発揮する漢方薬です。
こむら返りに速効性のある薬剤は他になく、西洋医学の現場でも芍薬甘草湯は広く浸透しています。
漢方薬使用実態調査では、芍薬甘草湯は常に使用頻度の高い漢方薬の上位にランクインしています。
シャクヤク(芍薬)とカンゾウ(甘草)の二つの生薬から構成された漢方薬です。

医学がどんなに進歩しても治しにくい症状があります。
命に関わるものではないけれど、じわじわと患者さんを苦しめる、
そんな症状は漢方薬が得意とする分野です。


注意)かゆみに、上記、三種類の漢方薬、「黄連解毒湯、消風散、当帰飲子」を2週間服用しても、
効果に満足できない場合は、大山漢方の調合漢方薬(オーダーメイド)をお勧めします!
大山漢方堂薬局に、一度、お電話ください。0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)



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医薬品は使用上の注意をお読みいただき、正しくお使いください。
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「大山漢方堂 漢方医学と漢方健康相談」

      大山漢方堂薬局の得意とする病気、大山漢方堂薬局に漢方相談のあるご病気一覧、

  大山漢方堂薬局 漢方健康相談窓口、医学博士大山博行先生、医学博士小松靖弘先生のご紹介


" THE KAMPO " 漢方
 漢方薬, How the Japanese Updated Traditional Herbal Medicine



<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

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(大山漢方薬局 / 無料漢方相談電話 0283-22-1574 / 9:00〜19:00)

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大山漢方薬局、デジタル店舗で、お取り扱いの漢方薬は、すべて「一般用医薬品」です。

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TEL&FAX : 0283-22-1574  E-mail : ohyama@poem.ocn.ne.jp


乗物酔い
乗物酔いには小半夏加茯苓湯
小半夏加茯苓湯の速効性
昔からつわりや急性胃腸炎などによる吐き気・嘔吐に対し、
頓服ですばやい効果を発揮することが知られている漢方薬です。
時代がめぐり移動手段に自動車や船が出現してからは、乗物酔いにも使われています。
名前は長いのですが、ハンゲ(半夏)、ブクリョウ(茯苓)、ショウキョウ(生姜)
の3種類の生薬で構成されています。

こむら返りには芍薬甘草湯
芍薬甘草湯の速効性
急激におこる筋肉のけいれん、つまりこむら返りに速効性を発揮する漢方薬です。
こむら返りに速効性のある薬剤は他になく、西洋医学の現場でも芍薬甘草湯は広く浸透しています。
漢方薬使用実態調査では、芍薬甘草湯は常に使用頻度の高い漢方薬の上位にランクインしています。
シャクヤク(芍薬)とカンゾウ(甘草)の二つの生薬から構成された漢方薬です。


漢方薬:五苓散(ごれいさん) 《傷寒論》
患者のタイプ:中間証(体力中程度の人)
使用目的:口渇、排尿量・回数異常があり、ときに浮腫、悪心、嘔吐、頭痛、めまい、下痢、腹痛、発熱などの症状を伴うもの。
心窩部に振水音を認めることも多い。
適応症:浮腫、ネフローゼ、尿毒症、腎炎、腎盂炎、二日酔い、乗物酔い、悪心、嘔吐、めまい、頭痛、暑気あたり、
日射病、胃下垂、偏頭痛、三叉神経痛、メニエール症候群、てんかん、胆石症、急性・慢性肝炎、結膜炎など。
構成生薬:沢瀉5.0、蒼朮・猪苓・茯苓各3.0、桂枝2.0
本方は表に邪熱があって、裏に停水のあるものを治す効があり、口渇と尿利の減少を目標にして、諸種の疾患に用いられる。
また、水逆の嘔吐も、本方の目標である。水逆の嘔吐は、口渇と尿利の減少があって、水をのむとすぐに吐出し、また水をのみ、また水を吐くというものをいう。
熱のある場合では脈が浮数となり、汗は出ない。五苓散をのむと、尿利がつき、発汗して解熱する。
水逆の嘔吐も、五苓散をのむと嘔吐がやみ、尿が出るようになる。
本方の沢瀉、猪苓、茯苓、朮は何れも体液の調整剤で、胃腸内の停水を去り、尿利をよくして浮腫を去る。
沢瀉、猪苓は口渇を治し、茯苓とともに鎮静の効があり、桂枝は表熱を去り、気の上衝を治し、他薬の尿利の効を助ける。
本方は感冒その他の熱のある病気で、口渇、尿利の減少のあるもの、
ネフローゼ、腎炎、心臓病、急性胃腸炎、陰嚢水腫、クインケの浮腫などに用いられる。

適応症
1)水湿の表証(太陽病蓄水証):悪風・微熱・尿量減少・口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候で、舌苔は白・脈は浮滑。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少・口渇をともない、
目まい感・腹部の動悸・身体が重いなどの症状がみられることもある。舌苔は白滑あるいは白膩・脈は滑。



中医処方解説
水湿による尿量減少・口渇に対する代表処方である。
利水の茯苓・猪苓・沢瀉・白朮と、通陽の桂枝で構成されている。
「水湿」とは、水分の排泄あるいは吸収の障害による一連の症候である。
嘔吐は、主に胃の吸収障害による溜飲の存在(腹壁をたたくとジャブジャブと音を発することでわかり、
これを「振水音」という)によっておこり、胃内圧が高まると水様物を吐すのであるが、一般に悪心をともなうことが少ない。
これを「水逆」の嘔吐ともいう。水様の下痢は、腸管での吸収障害によって発生し、腹痛・裏急後重などをともなうことは少ない。
浮腫は、腎臓での排泄障害や血液量増大にともなう等張性のもの。
あるいは血管運動神経性と考えられる。この場合には動悸・目まい感・身体が重いなどの症候をともなう。
なお重要なことは口渇と尿量減少で、これは脱水によるものではなく水分の偏在と考えるとよい。
すなわち、口渇と尿量減少があるにかかわらず、胃内に溜飲がみとめられたり腸で水様のグル音が発生したりすることから、
体内には水分が過剰に存在しながら、吸収障害により有効な血中成分として機能系にとりこまれていないものと推定できる。
以上のように、同じ水湿であってもさまざまな病理変化が混在しているのである。
「蓄水証」については、ふだんから水湿の症候をもっているものが感冒に罹患し、発熱反応とともに胃腸の機能失調がおこり、
水湿の症候が表面化するものと考えられる。 淡滲利水の茯苓・白朮・沢瀉・猪苓は、いずれも利尿作用をもち、
猪苓・沢瀉・白朮は水分・Na・K・Cl・尿素などの排出を増し、尿細管の再吸収を抑制するとされている。
茯苓は鎮静作用をもち、正常の状態では余り利尿効果はない。
臨床的な観察から、白朮・茯苓などは浮腫や溜飲をのぞいたり下痢を止める効果があり、結果的に利尿を示すところから、
何らかの作用機序によって消化管や組織の過剰水分を血中にひきこみ、これを腎臓に送ることによって尿量を増大させるものと考えられる。
なお、白朮・茯苓は、栄養分をふくみ消化吸収を高める作用があるため、補脾薬として用いられ、脾虚が原因で生じる水腫・痰飲・下痢などには必ず配合される。
一方、猪苓・沢瀉は、主に尿細管での再吸収を抑制してやや積極的な利尿作用をもつが、正常な水分を排泄するほど強力な利尿剤とは認めがたい面がある。
桂枝には軽度の利尿作用があるが、主に血管を拡張して血行を促進しかつ吸収を高めることによって、利水薬の効果をつよめる(これを「通陽」と呼ぶ)。
また感冒の初期には、体表血管を拡張して発汗させ解熱する。
以上のように、本方は主として消化管や組織の余剰の水分を血中にひきこむことによって利尿し、同時に口渇・下痢・浮腫・溜飲などを緩解するものである。
それゆえ、脱水には用いるべきではない。 ただし、暑中での発汗過多や二日酔いなどでみられる軽度の脱水症状で、
はげしい口渇があり水を多量に飲むにかかわらず腹が脹って口渇が癒えない状況は、やはり吸収障害が関与しており、
本方を服用することにより水分が有効に血中に入って症状の緩解が得られるので応用するとよい。
悪風・微熱などの表証がないときには、桂枝をのぞいてよい(四苓散《明医指掌》)。
表証とともに浮腫がみられる風水証には、麻黄・石膏などを配合するほか越脾湯と併用する。
食欲不振・疲労感・元気がないなどの気虚の症候をともなうときは、白朮を増量し黄耆を加える。
冷え・寒けがつよいときには、桂枝を肉桂にかえ乾姜・附子などを配合する。あるいは真武湯・実脾飲などに変方する。




漢薬の臨床応用
急性胃腸炎・周期性嘔吐症・仮性コレラ・クインケ浮腫・寒冷じんましん・急性腎炎の初期・陰のう水腫などで、水湿を呈するもの。
あるいは肝硬変の腹水・ネフローゼ症候群・慢性腎炎などの水腫に対して補助的に用いる。

服用上の注意
1)本方は脱水には禁忌である
2)熱証を呈するものには適さない。
3)気虚・陽虚による痰飲には適切な配慮が必要である。

出典 『傷寒論』、 『金匱要略』
1)脈浮、小便不利、微熱、消渇の証。(『傷寒論』太陽病中篇)
2)中風、発熱し、解せずして煩し、表裏の証あり、水逆を発する証。(『傷寒論』太陽病中篇
3)霍乱(吐瀉病)、頭痛、発熱し、身疼痛し、熱多くして水を飲まんと欲する証。(霍乱病篇)

気血水:水と気が主体。
六病位:少陽病。
脈・舌・脈、浮、浮滑。下苔は白滑、あるいは白賦。

勿誤薬室方函口訣
五味猪苓散と称す。後世之を省略し、五苓散と呼ぶに至れりという。(奥田謙藏)
五苓散を多数例の頭痛に適用して効果を確認したが、
慢性頭痛ということであれば症例を選ばず用いてよく、
なかでも女性に効きがよいという印象である。(矢数道明)



病名・病態・効能・効果
口渇、尿量減少するものの次の諸症:浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、
下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病。
 
漢方医学的適応病態
1)水湿野表証(太陽病蓄水証)。すなわち、悪風、微熱、尿量減少、口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少、
口渇を伴い、めまい感、腹部の動悸、身体が重いなどの症状がみられることがある。

構成生薬
沢瀉4、白朮3、茯苓3、桂皮1.5。(単位g)

中医学:利水滲湿・通陽・解表(利水して体内の湿をさばき、温めて、表を発する)。

漢方医薬学湯剤使用経験
瀧野一雄著『新撰類聚方』増補改訂版
1)感冒・流感・急性腸カタル、消化不良、コレラ・コレラ様吐瀉・小児吐乳等で発熱、下痢、嘔吐、煩渇、利尿減少。
2)胃拡張・胃アトニー・胃下垂・溜飲症・胃液分泌過多症、幽門狭窄等で口渇、嘔吐、胃部振水音、心下部がつかえ小便不利。
3)虚証の黄痘。
4)糖尿病で煩渇小便不利。
5)腎炎・ネフローゼ・膀胱炎・尿毒症・尿閉・心臓不全等で、浮腫、小便不利、煩渇、或いは発熱頭痛、脳症を伴う。
6)てんかん・メニエール氏症候群・日射病・脳水腫等でめまい、昏倒、煩渇小便不利、腹動、口からあぶくを出す等がある。
7)夜尿症で煩渇するもの、咳をすると小便が漏れる。
8)結膜炎・角膜フリクテン・角膜潰瘍・斜視などの眼病で、羞明、充血、閃視飛蚊症等があり、煩渇、小便不利。
9)禿頭・脱毛で肛門また陰部に瘡を生ずる、或いは子宮出血後に起こったもの。

注意)漢方薬「五苓散(ごれいさん)」を2週間服用しても効果に満足できない場合は、大山漢方の調合漢方薬(オーダーメイド)をお勧めします!
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すぐに効く漢方薬を試してみる 
速効性のある漢方薬をご存じですか?
ここでは「効き目がゆっくり」という漢方薬のイメージをくつがえす、
飲んですぐに実感できる漢方エキス顆粒をご紹介します。

■二日酔いには五苓散

五苓散の速効性
五苓散は体のなかの水分代謝を改善する働きをする漢方薬です。
体にたまっている余分な水分を排出するので、むくみやめまい、吐き気の改善に使われます。
水分代謝を改善する漢方薬は他にもありますが、五苓散はアルコール代謝改善作用も確認されており、
二日酔いに対する効果への関係が指摘されています。
タクシャ(沢瀉)、ソウジュツ(蒼朮)、、チョレイ(猪苓)、ブクリョウ(茯苓)、ケイヒ(桂皮)
の五つの生薬で構成されています。

便秘には大建中湯、桃核承気湯

大建中湯の速効性
腸管運動亢進作用が認められており、
腹部膨満感・腰痛のある慢性便秘症や通常の下痢が合わない場合、
過敏性腸症候群(IBS)にも使用されます。

桃核承気湯の速効性
便秘に速効性のある漢方薬としては大黄甘草湯が有名ですが、
女性の特に月経前にひどくなるような便秘には桃核承気湯も効果が期待されます。

■乗物酔い/こむら返り

乗物酔いには小半夏加茯苓湯

小半夏加茯苓湯の速効性
昔からつわりや急性胃腸炎などによる吐き気・嘔吐に対し、頓服ですばやい効果を発揮することが知られている漢方薬です。
時代がめぐり移動手段に自動車や船が出現してからは、乗物酔いにも使われています。
名前は長いのですが、ハンゲ(半夏)、ブクリョウ(茯苓)、ショウキョウ(生姜)の3種類の生薬で構成されています。

こむら返りには芍薬甘草湯

芍薬甘草湯の速効性
急激におこる筋肉のけいれん、つまりこむら返りに速効性を発揮する漢方薬です。
こむら返りに速効性のある薬剤は他になく、西洋医学の現場でも芍薬甘草湯は広く浸透しています。
漢方薬使用実態調査では、芍薬甘草湯は常に使用頻度の高い漢方薬の上位にランクインしています。
シャクヤク(芍薬)とカンゾウ(甘草)の二つの生薬から構成された漢方薬です。

西と東…その2

ふたりの医聖

西洋医学と漢方医学にはどちらにも医聖と呼ばれる人物がいます。
西洋医学の医聖はかのヒポクラテス。
紀元前400〜300年頃のギリシアの医師で、原始的な医学から迷信や呪術を切り離し、
医学を経験科学へと発展させました。
漢方医学の医聖は張仲景(ちょうちゅうけい)。
150〜220年頃の中国の医師で、今なお漢方医学の最も重要な文献として使われる
「傷寒論」という書物を書いたといわれている人物です。

漢方医学の基礎

ここでは漢方医学の考え方について
患者さんを全人的にみる漢方医学の視点のなかには、
みなさんの日常業務に役立つヒントが隠されているかもしれません。

■「寒」と「熱」

「寒」には温める漢方薬、「熱」には冷やす漢方薬を
漢方薬を使うときのコツのひとつに、症状を「寒」と「熱」に分ける、というものがあります。
「寒」には体を温める漢方薬を、「熱」には体を冷やす漢方薬を使うのです。
この考え方に馴れておくと、患者さんの訴えからどんな漢方薬を使えばいいか検討をつけやすくなります。

「寒」と「熱」をみるには、
・患者さんの自覚:寒がっているか暑がっているか
・尿や便の色:薄いか濃いか
・脈の速さ:遅いか早いか
・舌苔の色:白いか黄色いか
・舌の色:赤みが薄いか赤みが濃いか
が参考になります。

体を温める漢方薬、体を冷やす漢方薬

南国の食べ物は体を冷やすので夏に食べるといい、生姜は体を温めるので冬に食べるといい、
漢方薬に使われる生薬にも、体を冷やすものと温めるものがあります。

体を冷やす主な生薬、温める主な生薬

体を冷やす生薬  セッコウ(石膏)、オウレン(黄連)、オウゴン(黄今)、オウバク(黄柏)、サンシシ(山梔子)

体を温める生薬  ブシ末(附子)、カンキョウ(乾姜)、ケイヒ(桂皮)

同じ症状にも「寒」と「熱」がある

たとば「かゆみ」をみると、のぼせがあって熱が体内にこもっている人の「かゆみ」と、
冷えがある人の「かゆみ」では、それぞれ使う漢方薬の種類がちがってきます。
熱がこもっている人の「かゆみ」に使われる黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)は、
オウレン、オウゴン、オウバク、サンシンという生薬で構成されています。
4つの生薬とも体を冷やす生薬です。
一方冷えのある人の「かゆみ」には牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)がよく使われます。
この漢方薬は、体を温めるブシやケイヒを含んでいます。
このように漢方治療では、症状の「寒」と「熱」を見極めて、
「寒」には体を温める生薬が多く含まれている漢方薬を、
「熱」には冷やす生薬が多く含まれている漢方薬を選ぶ、
という考え方をします。


■「不足」と「過剰」

「不足」は補い、「過剰」は減らす

もうひとつ、漢方医学には「足りないものは補う」、「過剰なものは減らして平らにする」

気力・体力がたりないときは気力・体力を補う漢方薬を、
体を潤滑に動かす力(漢方でいう「血」)が足りないときは「血」を補う漢方薬を、
水分が不足してるときは水分を補う漢方薬を使います。
また、興奮しているときは頭にのぼって停滞している気を鎮める漢方薬を、
月経痛やうっ血には血の流れをスムーズにする漢方薬を、
むくみには水分を排出する漢方薬を使います。
たとえば補剤は低下している気力・体力を補う漢方薬で、
漢方治療の考え方を明確に表現した処方です。

不足したものを補う主な生薬

 気を補う  ニンジン(人参) オウギ(黄耆)など
 血を補う  トウキ(当帰)シャクヤク(芍薬)など
 水を補う  バクモンドウ((麦門冬) ジオウ(地黄)なそ

過剰なものを平らにする主な生薬

 気の流れをスムーズにする  コウボク(厚朴) サイコ(柴胡)など
 血の流れをスムーズにする  センキュウ(川きゅう) トウニン(桃仁)など
 水を排泄する ハンゲ(半夏) ブクリョウ(茯苓) ソウジュツ(蒼朮)など

漢方薬の作用は複数の生薬のベクトルの和

足りないものを補う生薬と、過剰なものを平らにする生薬の代表的なものを挙げました。
漢方薬はこれらの生薬を組み合わせて病態を改善しようとするものです。
ひとつの漢方薬には相互する作用の生薬が含まれていることがあります。
もし強い薬効が欲しいなら同じような作用をもつ生薬を組み合わせるかひとつの生薬を大量に服用すればいいのでしょうが、
漢方医学では極端な薬効を求めることはありません。
常に生体を安定した状態に維持することが漢方医学の目的なのです。
そのために漢方薬は、同じ方向のベクトルを持つ生薬だけを組み合わせるのではなく、
いろいろな方向のベクトルを組み合わせて、総合的な作用を発揮するように構成されているのです。

漢方薬に使われる生薬の花々
 カンゾウ(甘草) サイコ(柴胡)


X 漢方薬の飲み方を工夫してみる

患者さんのなかにはどうしても「苦い」「においが気になる」「顆粒が口に残る」などの理由で漢方薬が飲みにくい人がいます。
そういうときにはぜひ飲み方の工夫を紹介してあげてください。

■漢方薬服用のひと工夫
 どうしても飲みにくいという時はちょっとした工夫が患者さんの苦手意識をとり除いてくれます。

苦みやにおいが気になる

・オブラートに包む
包んだオブラートを軽く水につけると飲み込みやすくなります。

・ジュースやココアなどに混ぜる
味のしっかりした飲み物に混ぜると苦みが和らぎます。

「においや苦みを感じるのも効果のうち」と患者さんに伝えるのも大切ね!


顆粒が口に残ってしまう場合は、顆粒をとかすか、顆粒が残る原因をとり除く工夫を。

顆粒が口に残る
・お湯にとかす
200〜250ccくらいのお湯に顆粒を入れ、よく撹拌してとかしてから服用します。
お湯の量が少ないと味が濃すぎたりとけにくかったりするので注意しましょう。

とけきれなかったらレンジで温めると溶けやすくなります。

・入れ歯をはずしてから服用させる

・口が乾いている場合、服用の前にお湯で口を潤す
高齢の方は口腔が乾燥しがちで、顆粒が口腔内の粘膜に貼りついたようになってしまうことがあります。
服用の前にお湯や水で口を潤すだけでも飲みやすくなります。

嚥下障害の患者さんや小さなお子さんなど顆粒を飲みこむことが難しい場合は、こんな工夫を。

飲み込めない
・ゼリーにまぜる
市販のゼリーを使えば簡単。スポーツ飲料や好みの味のゼリーを作ってまぜるのも患者さんは喜びます。

・ハチミツにつける
 1歳以上の小さなお子さんには、指にハチミツをとって、顆粒をつけてなめさせるのもいいでしょう。

・くず湯などトロミのある液体にまぜる
嚥下障害のある患者さんの場合、お湯などさらさらした液体よりも、
くず湯のようにある程度トロミがある液体のほうがむせる心配が少なくなります。
介護用品のトロミ剤を使ってまぜるのもいいでしょう。

・お粥にまぜる
寝たきりや嚥下障害などのある患者さんには味噌汁やお粥などにまぜるのも一つの工夫です。
でも、においや苦みが強い漢方薬の場合は、お粥の味が変わってしまい食欲にも影響するので慎重に。

温かい食品に混ぜるとにおいや苦みを強く感じることがあるので、その場合はデザートにまぜるなど工夫してね!

体に合う漢方薬は飲みやすい
どんなに苦くても、症状に合った漢方薬であればそれほど苦労せずに服用できるものです。
逆に一般に飲みやすいといわれている漢方薬でも症状に合っていないときはなんとなく飲めないから不思議です。
 苦さやにおいが気になってどうしても飲めないという場合は、もしかしたら漢方薬が合っていない可能性もあるので、
別の漢方薬に切り替えるのもひとつの工夫といえます。

西と東・・・・・・・・・・その3

西洋医学と漢方医学のエビデンス
現代医学はエビデンスを重視します。
西洋医学で最も信頼されるエンデンスは、複数のRCT(ランダム化比較試験)のデータを集めて行うメタ解析、
次いでRCTのデータです。RCTとは患者さんを同じ条件になるようにいくつかのグループに分けて(ランダム化)、
AとBの薬や治療法の効果を統計学的に比較する試験のことです。
一時期、漢方医学はエビデンスを確立しにくいので科学的でないという指摘がありました。
しかし現在では、日本国内で信頼できるRCTが345、メタ解析もすでに一つ行われています。
漢方医学も科学的に評価される時代になってきたのです。


Y よくある患者さんの質問とベストアンサー

ここでは、患者さんからの漢方薬に関するよくある質問とベストアンサーを紹介します。
患者さんとのコミュニケーションに役立ててください。

服用のタイミング
Q1 漢方薬はいつ飲めばいいの?

A できたら食前・食間のお腹のすいているときに飲んでくださいね。

漢方薬は通常、食間(食事の後2時間ほど経過した空腹時)
または食前(食事のおよそ30分前まで)にぬるま湯でのむことが望ましいとされています。
しかしこうした具体的な時間を患者さんに伝えると、几帳面な方はその数字にこだわりすぎてしまいます。
「食後2時間半になってしまったのでもう飲めない!」などと思い込むことになるので、
「お腹がすいているときに飲んでください」くらいの説明にしておくといいであよう。
漢方薬は自然の生薬を原料にしているので、体内への吸収も食材に似ています。
そのために食事の影響をうけやすく、基本的には食前または食間服用が望ましいのです。
しかし食後でも漢方薬の効果がまったく失われる訳ではありません。
大切なのは、決められた1日量を一定期間飲みつづけることです。
1回1回の服用時間に神経質になりすぎないことが長続きのヒケツです。

Q2 1日2食の生活を送っていますが、漢方薬も1日2回飲めばいいですか?

A 1日3回の漢方薬なら、3回飲むことが大事です。
たとえば、朝起きてから1回、最初の食事と夕飯の間に1回、
そして夕飯の後にしばらくして1回という風に飲んでみてください。

Q3 食間に飲み忘れたら、次の食間まで飲まない方がいいですか?

飲み忘れに気づいたら、食後でもいいのですぐに飲んでください。
時間よりも1日に飲む量をきちんと守ることが大切です。


■漢方薬の効果・服用時間

Q4 エキス顆粒より煎じ薬の方が効果はつよいのでしょう?

確かに煎じ薬の方が作用が強くでることがあります。
エキス顆粒の良さは成分が一定なことです。
成分が一定ということは、西洋医学と併用する時にはとても大事です。
原料から品質管理されているのも安心です。
持ち運びができるし、煎じる手間がかからないという点も便利ですよね。

漢方薬の材料は自然の動植物なので、同じ種類の材料でも個体差や季節で成分が違ってきます。
またわずかなさじ加減でも煎じ薬は成分比較が変化しやすいのです。
一方エキス顆粒は品質を均一化して成分を一定に維持するように作られています。
いつでも同じ成分比率が保証されるということは、西洋医学の現場にとって使いやすい条件といえます。
また漢方薬の材料は中国から集められますが、仕入れの段階から厳しい検査で、
品質管理がされているのもエキス顆粒の特徴です。

Q5 漢方薬はすぐには効き目がないのでしょうか?

A 漢方薬によって効きめの現れ方は違います。
速効性のある漢方薬で体質や症状に合っていれば服用して10〜30分で、
一般的な漢方薬なら服用をはじめて1〜2週間で、
特に長く飲みつづけるタイプの漢方薬でも2〜4週間で効果が実感されるようになります。
一カ月ほど服用を続けても効果を実感できない場合は、
漢方薬が患者さんに合っていない可能性もあります。
かかりつけの先生に相談してみましょう。

漢方薬を勝手にやめたりしないで、不安になったら相談してくださいね!


速効性のある漢方薬は急性症状によく使われます。
一方ゆっくりと効く漢方薬は慢性疾患に使われることが多くなります。
慢性疾患は長い時間をかけて病的な体質ができあがっているので、
それを改善するにはある程度の期間飲み続ける必要があります。


漢方薬:五苓散(ごれいさん) 《傷寒論》
患者のタイプ:中間証(体力中程度の人)
使用目的:口渇、排尿量・回数異常があり、ときに浮腫、悪心、嘔吐、頭痛、めまい、下痢、腹痛、発熱などの症状を伴うもの。
心窩部に振水音を認めることも多い。
適応症:浮腫、ネフローゼ、尿毒症、腎炎、腎盂炎、二日酔い、乗物酔い、悪心、嘔吐、めまい、頭痛、暑気あたり、
日射病、胃下垂、偏頭痛、三叉神経痛、メニエール症候群、てんかん、胆石症、急性・慢性肝炎、結膜炎など。
構成生薬:沢瀉5.0、蒼朮・猪苓・茯苓各3.0、桂枝2.0
本方は表に邪熱があって、裏に停水のあるものを治す効があり、口渇と尿利の減少を目標にして、諸種の疾患に用いられる。
また、水逆の嘔吐も、本方の目標である。水逆の嘔吐は、口渇と尿利の減少があって、水をのむとすぐに吐出し、また水をのみ、また水を吐くというものをいう。
熱のある場合では脈が浮数となり、汗は出ない。五苓散をのむと、尿利がつき、発汗して解熱する。
水逆の嘔吐も、五苓散をのむと嘔吐がやみ、尿が出るようになる。
本方の沢瀉、猪苓、茯苓、朮は何れも体液の調整剤で、胃腸内の停水を去り、尿利をよくして浮腫を去る。
沢瀉、猪苓は口渇を治し、茯苓とともに鎮静の効があり、桂枝は表熱を去り、気の上衝を治し、他薬の尿利の効を助ける。
本方は感冒その他の熱のある病気で、口渇、尿利の減少のあるもの、
ネフローゼ、腎炎、心臓病、急性胃腸炎、陰嚢水腫、クインケの浮腫などに用いられる。

適応症
1)水湿の表証(太陽病蓄水証):悪風・微熱・尿量減少・口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候で、舌苔は白・脈は浮滑。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少・口渇をともない、
目まい感・腹部の動悸・身体が重いなどの症状がみられることもある。舌苔は白滑あるいは白膩・脈は滑。

中医処方解説
水湿による尿量減少・口渇に対する代表処方である。
利水の茯苓・猪苓・沢瀉・白朮と、通陽の桂枝で構成されている。
「水湿」とは、水分の排泄あるいは吸収の障害による一連の症候である。
嘔吐は、主に胃の吸収障害による溜飲の存在(腹壁をたたくとジャブジャブと音を発することでわかり、
これを「振水音」という)によっておこり、胃内圧が高まると水様物を吐すのであるが、一般に悪心をともなうことが少ない。
これを「水逆」の嘔吐ともいう。水様の下痢は、腸管での吸収障害によって発生し、腹痛・裏急後重などをともなうことは少ない。
浮腫は、腎臓での排泄障害や血液量増大にともなう等張性のもの。
あるいは血管運動神経性と考えられる。この場合には動悸・目まい感・身体が重いなどの症候をともなう。
なお重要なことは口渇と尿量減少で、これは脱水によるものではなく水分の偏在と考えるとよい。
すなわち、口渇と尿量減少があるにかかわらず、胃内に溜飲がみとめられたり腸で水様のグル音が発生したりすることから、
体内には水分が過剰に存在しながら、吸収障害により有効な血中成分として機能系にとりこまれていないものと推定できる。
以上のように、同じ水湿であってもさまざまな病理変化が混在しているのである。
「蓄水証」については、ふだんから水湿の症候をもっているものが感冒に罹患し、発熱反応とともに胃腸の機能失調がおこり、
水湿の症候が表面化するものと考えられる。 淡滲利水の茯苓・白朮・沢瀉・猪苓は、いずれも利尿作用をもち、
猪苓・沢瀉・白朮は水分・Na・K・Cl・尿素などの排出を増し、尿細管の再吸収を抑制するとされている。
茯苓は鎮静作用をもち、正常の状態では余り利尿効果はない。
臨床的な観察から、白朮・茯苓などは浮腫や溜飲をのぞいたり下痢を止める効果があり、結果的に利尿を示すところから、
何らかの作用機序によって消化管や組織の過剰水分を血中にひきこみ、これを腎臓に送ることによって尿量を増大させるものと考えられる。
なお、白朮・茯苓は、栄養分をふくみ消化吸収を高める作用があるため、補脾薬として用いられ、脾虚が原因で生じる水腫・痰飲・下痢などには必ず配合される。
一方、猪苓・沢瀉は、主に尿細管での再吸収を抑制してやや積極的な利尿作用をもつが、正常な水分を排泄するほど強力な利尿剤とは認めがたい面がある。
桂枝には軽度の利尿作用があるが、主に血管を拡張して血行を促進しかつ吸収を高めることによって、利水薬の効果をつよめる(これを「通陽」と呼ぶ)。
また感冒の初期には、体表血管を拡張して発汗させ解熱する。
以上のように、本方は主として消化管や組織の余剰の水分を血中にひきこむことによって利尿し、同時に口渇・下痢・浮腫・溜飲などを緩解するものである。
それゆえ、脱水には用いるべきではない。 ただし、暑中での発汗過多や二日酔いなどでみられる軽度の脱水症状で、
はげしい口渇があり水を多量に飲むにかかわらず腹が脹って口渇が癒えない状況は、やはり吸収障害が関与しており、
本方を服用することにより水分が有効に血中に入って症状の緩解が得られるので応用するとよい。
悪風・微熱などの表証がないときには、桂枝をのぞいてよい(四苓散《明医指掌》)。
表証とともに浮腫がみられる風水証には、麻黄・石膏などを配合するほか越脾湯と併用する。
食欲不振・疲労感・元気がないなどの気虚の症候をともなうときは、白朮を増量し黄耆を加える。
冷え・寒けがつよいときには、桂枝を肉桂にかえ乾姜・附子などを配合する。あるいは真武湯・実脾飲などに変方する。

漢薬の臨床応用
急性胃腸炎・周期性嘔吐症・仮性コレラ・クインケ浮腫・寒冷じんましん・急性腎炎の初期・陰のう水腫などで、水湿を呈するもの。
あるいは肝硬変の腹水・ネフローゼ症候群・慢性腎炎などの水腫に対して補助的に用いる。

服用上の注意
1)本方は脱水には禁忌である
2)熱証を呈するものには適さない。
3)気虚・陽虚による痰飲には適切な配慮が必要である。

出典 『傷寒論』、 『金匱要略』
1)脈浮、小便不利、微熱、消渇の証。(『傷寒論』太陽病中篇)
2)中風、発熱し、解せずして煩し、表裏の証あり、水逆を発する証。(『傷寒論』太陽病中篇
3)霍乱(吐瀉病)、頭痛、発熱し、身疼痛し、熱多くして水を飲まんと欲する証。(霍乱病篇)

気血水:水と気が主体。
六病位:少陽病。
脈・舌・脈、浮、浮滑。下苔は白滑、あるいは白賦。

勿誤薬室方函口訣
五味猪苓散と称す。後世之を省略し、五苓散と呼ぶに至れりという。(奥田謙藏)
五苓散を多数例の頭痛に適用して効果を確認したが、
慢性頭痛ということであれば症例を選ばず用いてよく、
なかでも女性に効きがよいという印象である。(矢数道明)

病名・病態・効能・効果
口渇、尿量減少するものの次の諸症:浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、
下痢、悪心、嘔吐、めまい、胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病。
 
漢方医学的適応病態
1)水湿野表証(太陽病蓄水証)。すなわち、悪風、微熱、尿量減少、口渇するが飲むとすぐに嘔吐するなどの症候。
2)水湿による水様物の嘔吐あるいは浮腫あるいは水様の下痢などで、尿量減少、
口渇を伴い、めまい感、腹部の動悸、身体が重いなどの症状がみられることがある。

構成生薬
沢瀉4、白朮3、茯苓3、桂皮1.5。(単位g)

中医学:利水滲湿・通陽・解表(利水して体内の湿をさばき、温めて、表を発する)。

漢方医薬学湯剤使用経験
瀧野一雄著『新撰類聚方』増補改訂版
1)感冒・流感・急性腸カタル、消化不良、コレラ・コレラ様吐瀉・小児吐乳等で発熱、下痢、嘔吐、煩渇、利尿減少。
2)胃拡張・胃アトニー・胃下垂・溜飲症・胃液分泌過多症、幽門狭窄等で口渇、嘔吐、胃部振水音、心下部がつかえ小便不利。
3)虚証の黄痘。
4)糖尿病で煩渇小便不利。
5)腎炎・ネフローゼ・膀胱炎・尿毒症・尿閉・心臓不全等で、浮腫、小便不利、煩渇、或いは発熱頭痛、脳症を伴う。
6)てんかん・メニエール氏症候群・日射病・脳水腫等でめまい、昏倒、煩渇小便不利、腹動、口からあぶくを出す等がある。
7)夜尿症で煩渇するもの、咳をすると小便が漏れる。
8)結膜炎・角膜フリクテン・角膜潰瘍・斜視などの眼病で、羞明、充血、閃視飛蚊症等があり、煩渇、小便不利。
9)禿頭・脱毛で肛門また陰部に瘡を生ずる、或いは子宮出血後に起こったもの。

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