大山漢方堂薬局
特集:田七人参


    

田七人参
  生薬の宝庫、雲南・四川
   自然を利用した人工栽培地
 日本の国土の約26倍、広大な面積を有している中国には昔から東洋医学では絶対に欠かせない漢方薬の原料、つまり草根木皮を主体とした生薬がたくさん各地に自生しています。
 もともと、中国の漢方薬は揚子江のほとりで発達したものですが、近ごろでは日本をはじめ、世界的な漢方ブームの影響などもあって、生薬の人工栽培が盛んに行なわれ、今では中国の重要な輸出産業の1つに数えられるほどになっています。
 現在、生薬の人工栽培は、栽培条件に最も適しているといわれている中国・華南地方の四川省、雲南省あたりで最も盛んに行なわれています。
 とくに雲南では、朴仲、茯苓、天麻、三七など重要な生薬を産出するほか、中国のお茶の中でも最も風味のすぐれたお茶として人びとに愛飲されている普じ茶(ふじちゃ)の産地としても知られています。
 日本人に馴染みの深い雲南茶もこの地方の特産で雲南は漢方薬やお茶のふるさととして今、世界中の人びとから注目されていますが、その中でも最も高価で貴重なものの一つに「三七」があります。
 三七は、中国の人びとにとっても最も貴重な存在であるからです。
 それでは三七とは一体どんな性状をもち、どのような病気に効果があるのでしょうか。三七について調べてみましょう。

  現代病の”救世主”田七
   朝鮮人参をしのぐ数々の効能
 三七-、ちょっとおかしな名前ですが、三七の由来は根が育つのに三年から七年もかかるとしうことから、三七という呼び名が付いたといわれていますが、一般には「田七」とか、三七ができる産地名を入れて「雲南田七」あるいは、止血効果が非常に高いことから”漆のように傷口を癒合する”つまり「山漆」とも言われています。
 漢方薬の古典の一つ『本草網目』には、山漆と記されています。また、中国の人びとはこの三七のことを、金に換えられない貴重な秘薬として、別名“金不換”の名で貴重品扱いしているところもあります。が、しかしここでは「田七」という呼称をもって、その秘められた効能効果を探っていきたいと思います。
 まず、田七の特徴をみてみますと田七はウコギ科の人参科に属する多年生草木で、人参の薬とよく似ているところから、“参三七”と呼ばれることもあります。
 主産地は雲南省東南部の文山県よび西疇で、その他に広西壮族自治区の靖西、四川省、チベットの一部でも栽培されていますが、四川省や湖北省、湖西省などでは、野生の田七を産出しているところもあります。
 しかし、田七の約85%は、年間降雨量の多い文山県で産出され、この地が田七を栽培するのに最も気候や土壊が適しているからだといわれています。
 文山県での栽培は、すでに三百有余年の歴史をもっていますが、最近の漢方ブームの影響で、田七の栽培が盛んになっているということです。ところが、やっかいなことに、田七を植えて七年後に収穫したあとの土地は、その後十年間は休耕しなければならないほどの痩せ方であるといわれ、田七がいかにまわりの土壌の養分を吸い上げてしまうかがお分かりになると思います
 これは、私たちにも馴染みが深い朝鮮人参の場合とよく似たところがありますが、田七の場合は人参と酷似しているのは葉だけであり、ほかは葉の肉も厚く、支岐は細くて茎は赤りょう色、夏と秋に黄色い花をつけます。花は香りがなく、花びらを落としたあとに曲がったかわいいつぼみ状のタネをつけ、いかにもかれんな野菊といった風情をただよわせます。
 しかし、根をみますと、可憐な花とは対照的に、ゴツゴツとした形をし、その味は甘くて渋味をもっています。

  “金不換”の貴重薬・でんしち
    根・茎・葉すべてに薬効あり
 ここで、田七が漢方薬の中でどのような位置をしめているか、本草網目の中から、田七の素性を洗ってみましょう。(注・本草網目の中では、田七のことを山漆と記し、同書の草部第十二巻、山漆網目でのべています。)
    釋名 山漆(網目)金不換、時珍曰く彼の地の者は、葉が左に三枚、右に四枚あるから三七と名付けるといふが、おそらくはさうではあるまい。或いは本名は山漆といふので、そのものが能く全瘡を合することが漆の物を粘着するやうだといふ意味だともいふ。この説の方が首肯すべきに近い。金不換といふのは貴重なるものといふ名稱である。
    集解 時珍曰く、廣西、南丹諸川の番とう(ばんとう)の深山中に生じ、根を採って暴乾する。黄黒色のかたまり付いたもので、形状はほぼ百及に似て、長きものは○い乾地黄のやうで節があり、味は微し甘く、頗る人参の味に似ている。或いは末を猪血の中へ○ってみて、血が化して水となるものならば真物だともいふ。
 近頃中國に傅はった一種の草に、春苗が生えて夏三四尺の高さになり葉は菊艾に似て勁く厚く、岐尖があり、莖には赤い稜角があり、夏、秋に黄色の花を開いて、(しん)は金絲の盤紐のやうで可愛く、香気はない。乾けば苦賣の(いと)のやうな(いと)を吐き、根葉の
味は甘く、金瘡、折傷の出血、及び上、下の血病を治するに甚だ有効なものがある。
 これを三七といふのだが、しかしこの草は根の太さが牛蒡の根ほどあって、南方から来るのとは類似していない。恐らく劉寄奴の属のものらしい。甚だ繁殖し易いものだ。
 田七を漢方の生薬として利用する場合、普通は根の部分がありますが、本草網目にはまず「根」の部分の薬効について次のように記しています。
 《根》
 気味--甘く微し苦く、温にして毒なし。
 主治--血を止め、血を散じ、痛を鎮める。金属の刃物、○の傷、跌撲、杖瘡の出血の止まぬには、噛み爛して塗り、或いは末にして(ふ)ればその血は直ちに止まる。
 また、吐血、衂血、下血、血痢、崩中、經水不正、産後の悪血不下、血運、血痛、赤目、廱腫、虎咬、蛇傷の諸病にも主○がある。
 発明‐‐時珍曰く、この薬は近頃始めて世に現はれたもので、南方番地の者は戦場で金瘡の要薬として用いる、奇○があるといふ。叉、凡そ杖刑で撲たれた傷損の?血が淋溜と流れるには、その場で噛み爛して罨へば直ちに止まり、青く腫れたものは直ちに消散する。
 杖刑を受ける前に○め十二銭を服すれば血が衝心しない。杖を受けた後には必ず服ますべきものだ。産後に服すしても効果を擧げるといふ。一體この薬は気の温であり、味は甘く微し苦いもので、陽明、○陰の血分の薬なのだから、能く一切の血病を治することは麒麟竭、紫○と同様である。
 附方--
〔吐血、○血〕山漆一銭を自ら噛んで米湯で送下する。或いは五分を八核湯に加へる。
〔赤痢、血痢〕三七三銭を研末して米?水で調べて服用すれば直ちに癒える。
〔大腸下血〕三七ろ研末して一二銭を淡白酒で調べて服す。三服位で癒える。五分を四物湯に入れて用いるもよし。
〔婦人の血崩〕方は上に同じ。
〔産後の多血〕山漆を研末して一銭を米湯で服す。
〔男子、婦人の赤眼〕十分重きものには、山漆根の磨汁を四圍に塗るが甚だ妙である。
〔無名廱腫〕疼痛の止まぬには、山漆を磨って米醋で調べて塗れば直ちに散ずる。己に破れたものは,研末を乾して塗る。
〔虎、蛇の咬傷〕山漆を研末して三銭を米飲で服し、同時に噛んで塗る。
 《葉》
主治−‐折傷、跌撲の出血に傳ければ直ちに止まる。青腫は一夜經過すれば散る。その他の功用は根と同様である。



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