漢方専門 大山漢方堂薬局
特集:アトピー性皮膚炎と漢方薬



「アトピー体質改善と漢方薬.鍼灸(根治)」

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岡山大学医学博士 徳島大学薬学修士 大山博行先生のご紹介



はじめに、

アトピー性皮膚炎に効果的な漢方薬、アトピー性皮膚炎を治す東洋医学(漢方薬、鍼灸)、アトピー性皮膚炎に効果的な漢方療法

漢方薬には、二千年の歴史があり、漢方薬を上手に行えば、アトピー性皮膚炎にもすぐれた効果を発揮します。
また、現代医療に疑問を持って漢方治療を求める患者さんも増えてきました。
現在では、本格的な漢方薬専門薬局の多くで、アトピー性皮膚炎の患者さんのご相談、調合漢方薬を服用する患者さんも、かなり多くなっています。
アトピーの患者さんと同じように、ご相談の増えている患者さんに、スギ花粉症(アレルギー疾患)があります。 
スギ花粉症の患者さんも、近年急増していますが、これは病気のメカニズムがよくわかっていますが、
それは、「スギ花粉の量が増えたため」というような単純なものではありません。
主因は、まだ完全ではありませんが、排気ガスなど、何かが人体に働きかけた状態で、花粉が作用すると、花粉症になりやすいことなどがわかっています。
アトピー性皮膚炎に関しては、まだはっきりしていませんが、やはり、何かが人体に働きかけた状態で、アトピーになりやすいことが予測されます。
この場合、「体に作用する何か」というのは、食物(農薬・食品添加物など)、ダニの増殖しやすい住居環境、大気、水の汚れなどです。
しかし、アトピーの場合は、社会変化によるストレスなどの心理的要因が、予想より大きなウェイトを占めている点が花粉症とかなり異なっています。
受験や就職ストレスなどによって、アトピー性皮膚炎が悪化するのはよく知られています。
ですから、アトピー性皮膚炎の患者さんに、漢方を調合するときは、患者さんのストレスなどの心理的要因を重視する必要もあります。
これは、現在に始まったものではなく、漢方医学、漢方療法に根ざした考え方による、精神と肉体は切り離すことはできない、心身相関、一緒に治す必要があります。
現代医学は精神と肉体を別々に考え、精神は精神科、肉体は内科や外科などとなりますが、漢方では「心身一如」であり、精神と肉体は別々のものではないのです。
大山漢方堂薬局では、こういう見方で、アトピー性皮膚炎の患者さんのご相談を受け、「身体」の皮膚症状と同時に、「心」のほうの状態、ストレス度、心理、社会的要因にも、
同じように病気のウェイトをおいて、より治療効果をあげています。ですから、大山漢方堂薬局で用いる調合漢方薬は、「心身一如の治療薬」となります。
近年、一般的にも、アトピー性皮膚炎の患者さんの漢方薬への期待、漢方薬の効果への注目度が高まっていますが、まずは、一度、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。

1)アトピー性皮膚炎に漢方が効く理由=アトピー性皮膚炎の患者さんの症状、体質により、さまざまな治療法がある。

漢方がアトピーに効く理由は?
@漢方薬は根本的な治療が期待できる、A漢方は「体と心」を治療する、B漢方は「総合的な医療体系」である、C漢方には薬害への対応法もある

アトピー性皮膚炎の患者さんへのアプローチ=皮膚の変化に注意する
皮膚のバリア機能、皮脂の重要な働き(アトピーの人の皮脂量は、正常な人の半分程度)、
アトピー性皮膚炎は「湿疹」の一種(皮膚病の30%以上が「湿疹」である)=湿疹の慢性化に注意する

アトピー性皮膚炎の患者さんのタイプ、症状、体質を重要視して、漢方を調合する。
@年齢によってアトピーの症状が違ってくる、A隠れたアトピー性皮膚炎の患者さんも多い、
Bアトピー性皮膚炎の患者さんは、合併症も多い(アレルギーマーチ、白内障や脱毛症も合併する)

「アレルギーはなぜおこるのか、免疫反応がアレルギーにつながる」

”正常状態からの変化”
@体を守る”防衛線”とは? A特殊な科学物質が炎症をおこす! B免疫反応が過剰におこる Cアトピーとアレルギーの関係を知る
DW型アレルギー、Eアトピー性皮膚炎の皮膚症状と単なる「かぶれ」の違い、Fアトピーの患者さんが急増した原因(生活環境の変化)

「アトピー性皮膚炎の検査と治療法を知る」
@アレルギーの原因物質を見つける、(一型アレルギーのチェック、RAST検査で原因物質を確認)
A西洋医学の基本的なアトピー性皮膚炎の治療法を知る(長所と短所を知る)
ステロイド軟膏の種類を知り、効能・効果・副作用を、よく理解する。
生活環境を整える治療法は、基本的にアレルギー対策が主体となる
→東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)で、根本的な治療(根治療法=アレルギー体質、アトピー体質改善)が必要な患者さんが多い

「東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の特徴とアトピー性皮膚炎患者さんへの対応法」
@東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)と西洋医学の違いを理解する。

東洋医学=漢方薬と西洋薬=合成新薬では、効きかた(効能・効果・副作用)がまったく違うことを理解する。
@西洋薬=合成新薬も、実は「生薬、薬草、漢方薬」の研究から生まれた事実を知る。
A漢方薬は、「生薬の複合剤」、より効果的な薬を調合して完成させることができる。
B東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、徐々に、アレルギー体質を変化させ、正常化し、アレルゲンに対するバリアーを強化することができる。
C東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、「完全なる健康」を、手に入れるための方法論を持ち、実行、実現する医学である。
D東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、アトピー性皮膚炎の患者さんの体全体の状態に注目し、体質を正常化させる医学である。
E東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、「未病」の状態から積極的に治療する。

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「基本理念」を理解する
@人間、人体の「陰、陽、虚、実」は、独自の「医学理論、医学体系」である。
すべてのものに「陰、陽、虚、実」があり、「陰、陽」が乱れると、身体のバランスが崩れ、異常、病気が起こる。
A東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「基本理念」を知り、「未病」、「病気」の原因を、理解する。
B自身の「気・血・水」の乱れに注意する。
「気」は、生命活動のエネルギー、「血と水」の乱れも、アトピー性皮膚炎の患者さんの治療には、重要な役割を果たす。
アトピー性皮膚炎の患者さんの「気病」・「血病」・「水病」を、それぞれ治療して、総合的に改善させる=体質改善=根治療法=根治させる!
「気・血・水」の乱れを、細かく分析して、配合生薬の種類、分量を、アトピー性皮膚炎の患者さんの個人、個人に合わせて調合する。
「外因、内因を、細かく分析し、「気・血・水」の乱れの、原因を突き止め、「病邪」が体内に侵入することを防ぐ。
アトピー性皮膚炎の患者さん、一人、一人の生活環境、食生活を、分析して、改善させ、、総合的に改善させる=体質改善=根治療法=根治させる!

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の診療法と治療法
@「証」に応じて処方を選ぶ、「証」で個人差を把握(個人差を重視)して、生薬を選定、調合する。
A標治法を根治法を併用して行い、皮膚症状改善、体質改善を、並行して行う。
慢性化した病アトピー性皮膚炎の患者さんでは「根治法と標治法(基礎治療)」を、特に重視しなければならない。

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「アトピー性皮膚炎、治療理念」
@アレルギー病は「外邪」でおこり、「外邪」が体表近くに存在する。
A過剰な、表裏の「熱」に注意する、

アトピー性皮膚炎と「五臓六腑」
@「脾と胃」の機能低下、「痰飲」が、病害を生む。

アトピー性皮膚炎の患者さんのタイプ(東洋医学的病態)を見分け、漢方薬を調合する。
アトピー性皮膚炎の患者さんには、東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)と養生医学の二本立てで治療する。
「ステロイドの使用暦、病態の変化暦」を、確認する。

アトピー性皮膚炎の患者さんの心身の状態を把握する。
自律神経失調症の併病、癇が強い、消化器症状大、熱感症(熱つがり)、水分代謝異常、
アトピー性皮膚炎の患者さんの体質や体力の状態を把握する。
「実証」と「虚証」、「成人型」と「幼児型」
成人型、 アトピー性皮膚炎の患者さんでは、自律神経失調症の併病が多い。

アトピー性皮膚炎の患者さんの皮膚状態
ジクジク型(湿潤型)=「水毒」、カサカサ型(乾燥型)=「気」「血」の不足

漢方専門 大山漢方堂薬局の調合漢方薬(オーダーメイド)
調合漢方薬=生薬を煎じる=煎じると治療効果が高くなる=煎じる時は弱火で煮詰める
適切な飲み方をする=時間を決めて服用を続ける=幼小児の服用量は特別(飲ませ方を工夫する)

西洋薬(合成新薬、抗アレルギー薬、ステロイド))との併用、副作用の問題
@抗生物質との併用は便秘に注意する、A漢方薬服用の注意点

アトピー性皮膚炎のタイプ別養生法
生活養生の効果=漢方薬は、ある意味で、万能療法であり、生活養生も、併用して行うことが重要。
漢方薬と養生が、互いに補い合って、効果が増大する。
西洋医学と東洋医学のよいところは組み合わせる
アレルゲン対策=食養生「身土不二」=皮膚の保護が大切=乾燥肌は傷つきやすい
皮膚の保護が生活養生の基本=皮膚保護剤を、こまめに塗る=時にはステロイド剤も併用し上手に使う
ステロイド剤の、使用日数は2〜3日以内とする=非ステロイド軟膏=かぶれに注意する
アトピー性皮膚炎の患者さんの自律神経失調症の併病に注意

アトピー性皮膚炎の患者さんの生活養生の基本

@皮膚の保護、A生活環境の改善、B食生活の改善、Cストレス・過労対策、D自律神経の訓練、

@癇が強い患者(幼小児型)、A消化器症状ありの患者さん(幼小児型・成人型)、B於血の患者さん(成人型)、
C熱感(あつがり)の患者さん(幼小児型・成人型)D水分代謝異常の患者さん(幼小児型)、E冷え性の患者さん(成人型)

「ステロイド剤長期使用患者さんへの対応法」

ステロイド剤の良い点、悪い点、危険な点を、正確に理解する。
良いステロイド剤、悪いステロイド剤
良いステロイド剤は、ストレスから体を守る、乱用すると副腎皮質が萎縮する
ステロイド剤を、急にやめると、その先には=ステロイドによる異変がおこる=副作用の前兆に注意
=すさまじい「離脱症候群」=顔や皮膚が真っ赤に腫れることが多い=驚く、ショック!!!

@ステロイド剤を顔だけに塗ってきたアトピー性皮膚炎の患者さん
Aステロイド剤を顔と体の両方に塗ってきたアトピー性皮膚炎の患者さん
Bステロイド剤は体だけ、顔には非ステロイド系軟膏をぬったアトピー性皮膚炎の患者さん
C顔にアトピー症状がなく、体にステロイド剤を使ったアトピー性皮膚炎の患者さん

強い皮膚症状=「気と血」の不足状態=「気と血」の両方を補う漢方薬=時間をかけて徐々に回復
=皮膚には、ワセリン(シコン、ソヨウ、オウレン、オウバク、オウゴン、サンシシ)を使用する。

生活環境からの悪影響を取り除く=皮膚への物理的な刺激を軽減、取り去る
自然環境、住居・職場、入浴時、安静・休養、衣類、食生活の注意が必要



お問い合わせは、
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0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)
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お電話:0283-22-1574、FAX:0283-22-1607、E-mail:ohyama@poem.ocn.ne.jp
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「大山漢方堂 漢方医学と漢方健康相談」

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" THE KAMPO " 漢方
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*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
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アトピー性皮膚炎とは?


アトピー性皮膚炎は成長とともに症状が軽くなり、自然治癒していく子供もありますが、最近では、成長とともに反対に悪化する子供が増えています。
悪いときだけ副腎皮質ホルモン剤を塗るといった皮膚科治療だけで治癒する病気ならこれほど問題になりません。
アトピー性皮膚炎の治療は、まず、病気に対する正しい知識を身につけることが大切です。

<アトピー性皮膚炎>

■症状

 アトピー体質の人で顔面、四肢の局部、体幹などに特有の皮疹を認めます。
症状の増悪や軽減が認められ、おもに小児期に発症し成人では消失改善することが多いのですが、大人になってから発症する人も時々みられます。
 アレルギーの指標であるIgE抗体(いろいろな抗原に対する抗体)が一般に非常に高値を示し、数千〜二万単位ぐらいと高く、
他の喘息やアレルギー性鼻炎などと比較しても一般的に高値を示します。

 アトピーの家系に多く発症しやすく、他のアレルギー症状とも関連して変化します。
 喘息が悪いときにはアトピー性皮膚炎は軽快し、アトピー性皮膚炎が悪いときは逆に喘息が軽くなるという症状の交代現象がみられます。
小児では摂取する食事に抗原性があるとアトピー性皮膚炎の症状は増悪します。

■西洋医学の治療法

 皮膚テストで原因となる抗原物質を探し出し、それらを除去した食事をとることによって症状の軽快がみられることもあります。
抗原は、小児では卵、大豆、牛乳が多いのですが、米や小麦、野菜類なども原因となります。

 慢性で症状が激しい人には食事日記などを詳細に記録し、除去食を行って原因物質を突き止めることも大切です。
 治療は抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服とステロイド軟膏(副作用大・あまりすすめられない)の塗布が主体ですが、
スキンケアを行って掻かせないことが大切です。

 
<成人のアトピー性皮膚炎>

■代表的な症状

顔、頸、前胸などの発赤、強いかゆみ

 成人のアトピー性皮膚炎は小児期から続いておこることも、いったん小児期のアトピー性皮膚炎が良くなった後、
再発する形でおこることも、またそれまではっきりしたアトピー性皮膚炎の症状がなくておこってくることもあります。

 成人の特徴は額などの顔、頸、前胸といった目立つ部位が赤く、あるいは赤黒くなって、強いかゆみが出てきます。
手の荒れが目立つこともあります。成人のアトピー性皮膚炎は治りにくく、長期間の治療が必要です。
かゆみを抑えることや社会生活を円滑に送るための対策としての治療が大切です。

 基本的な西洋医学の治療法、日常生活上の注意は小児期のアトピー性皮膚炎と同様です。


<小児のアトピー性皮膚炎>

■代表的な症状

〈乳幼児〉おもに頬部発赤と丘疹、頭部の黄白色の痂皮、かゆみ

〈小児〉乾燥した皮膚、苔癬化、強いかゆみ

 小児でも乳幼児と幼小児で皮膚炎症状が異なります。

 乳幼児では顔面、とくに頬部が赤くなり、小さなブツブツ(丘疹)がでます。じくじくすることもよくあります。
頭では黄白色の厚いフケのようなもの(痂皮)が出ます。ときに頸(くび)、胸から全身に拡がります。
体の皮膚の乾いた感じがはっきりすることもあります。かゆみがあります。
乳幼児期で自然治癒する場合と、小児期の型に移行する場合があります。

 幼小児期のアトピー性皮膚炎は、乳幼児期から引き続いておこる場合と、乳幼児期の症状がおさまった後しばらくして出てくる場合があります。
一部はブツブツ、ジメジメしますが、全体としては乾燥した皮膚炎です。全身の皮膚も乾燥気味で、少しザラザラした感じになることもあります。
肘や膝のうら、手、足などに苔癬化(皮膚が厚くなって表面が粗くなった状態)がおこります。
幼児期には耳切れをおこすこともあり、かゆみが強く、ひっかき傷をつくります。
成長につれて、良くなることが多いのですが、一部の人は成人型のアトピー性皮膚炎に移行します。



■西洋医学の治療法

 小児のアトピー性皮膚炎は自然に良くなってしまう可能性が高いので、それまでの間、皮膚炎症状を抑える治療が主体です。

 副腎皮質ホルモンを含む外用剤は、副作用が強く、あまりお勧めできません、含まない抗炎症外用剤を皮膚炎部に塗るほか、
かゆみを抑えるために抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤を内服します。
ある程度長期の治療が必要で、皮膚炎の程度、部位により外用剤の使用法が違ってきます。

■日常生活の注意

 日常生活の注意としては、皮膚を清潔に保つこと、外から皮膚に不必要な刺激(ホコリ、泥土砂、かくなどの機械的刺激)を加えないことがあげられます。

概念
 アトピー性皮膚炎は、体質(アトピー素因)の関与する特殊な皮膚炎で臨床上特徴のある病像をあらわす。

アトピー性皮膚炎には、以下のようなものが挙げられます。
@家族に気管支喘息、枯草熱、アトピー性皮膚炎など一連のアレルギー性疾患がある。
A食餌性ないし吸入性抗原にたいする皮内反応で、即時型の反応がでる。
B好酸球の増多、IgE抗体の出現率が高い。
C寒冷、温熱、乾燥、感情などのストレスに対し、異常反応を起こしやすい。
D薬剤過敏性が高い。

 以上のような体質素因を基礎として、湿疹および皮膚炎とは、皮膚症状や経過の異なる特殊な皮膚炎、それがアトピー性皮膚炎なのです。

すなわちアトピー性皮膚炎は、「乳児湿潤性湿疹」の病像で始まりますが、急性期の治療に抵抗し、次第に慢性化し、
皮疹は好んで肘、膝膕(膝の裏側)などに限局した苔癬化局面を呈する小児アトピー性皮膚炎の像をあらわすか、
顔面、頚部および四肢にわたる乾燥性の病像「幼児期乾燥性湿疹」の像をあらわしてきます。
この間、一時湿潤化した病像もみられるが、年長になるにつれて乾燥性で、苔癬化の強い成人期のアトピー性皮膚炎に移行する。

 成人期のアトピー性皮膚炎では、特殊形として顔面、頚部に紅斑の強い顔面紅皮症様の皮疹や手掌より指に及ぶ亀裂を伴った手掌湿疹の病像を呈するものもある。
このような病像は種々の治療に抗し、壮年期の40〜50歳まで続き、免疫能の低下とともに自然に治癒するのもアトピー性皮膚炎の特徴といえる。
また喘息を伴った症例では、アトピー性皮膚炎が悪化すると喘息の症状が鎮静し、喘息症状の悪化によりアトピーの症状が鎮静するという現象がみられる。
なおアトピー性皮膚炎の悪化に伴い白内障や網膜剥離などの眼症状あるいは難治性の脱毛症を併発することもある。

 アトピー性皮膚炎の治療は、アトピーを起こす体質(アトピー素因)についての体質改善という意味での治療と、遷延性に起こる特殊な皮膚症状についての治療が行われる。前者はドライスキンに対する治療が主であり、後者は局所の証の対する治療である。

 アトピー性皮膚炎の局所の証は年齢、寒温、日光、物理化学的な刺激、生理の状態により変化に富み、
遷延して痒みが続くため、引っ掻くことによって皮膚のバリアを破壊し、そのため痒みを誘発する物質や炎症誘発物質を遊離し、
それに伴う皮膚症状の悪化、痒みの増強という悪循環がより局所の証の治療を困難にしている。

 アトピー素因であるドライスキン、スキンケアについて、
漢方医学では、皮毛は衛気と津液により温養され潤される。肺は気を主り衛に属し、衛気を宣発し精を皮膚に送り皮膚を栄養するという概念がある。
この概念は皮膚が水分を失って乾燥したドライスキンに湿潤性を保持させ、栄養を高めるスキンケアの漢方医学的生理論として最もふさわしい理論である。
この漢方理論のともに、アトピーのスキンケア改善剤として、補気剤や気血双補剤を用いて効果をあげている。
補気剤としては、主に、四君子湯、六君子湯、補中益気湯、黄耆建中湯などを用いる。
気血双補剤には、十全大補湯、人参栄養湯などをよく使用する。
そのほか、四物湯、六味丸、八味丸などの補血、補陰剤も用いる。
これらは、アトピー体質改善と皮膚に湿潤性を保たせるスキンケアに効果をあげている。

 アトピー性皮膚炎の局所の証の治療について、
局所の証についての漢方治療薬の選択には、アトピー性皮膚炎の経過パターンと皮疹の形を、
西洋医学で分類されているものと対比した漢方医学的な病形分類の上で、それぞれの病形と症状に準じた漢方薬を考えていく。
ゆえに西洋医学の病形分類を漢方医学的試行で分類し、各々の病形ごとに治療方剤の配分を試みる。
しかし実際の治療にあたっては特殊な病形もあり、西洋医学でも顔面紅皮症形、屈側形、痒疹形、貨幣形などに分類して治療法を考える。
漢方医学でも局所の証の重症度、形態の変化などを考慮して、それぞれの病症に適した治療方針ならびに加減方を選ぶ。

西洋医学による皮膚病の治療は軟膏療法が主体となっている。
現在、湿疹および皮膚炎、アトピー性皮膚炎に最も有効な外用剤として用いられているのはステロイド外用剤である。
しかし、ステロイド剤の使い方の誤りや、長期使用による副作用に悩まされ、ステロイド拒否症の人が多くなってきた。
したがってステロイド剤に代わる軟膏の必要性が要求され、ステロイド軟膏に代わって、白色ワセリン、尿素含有軟膏、
へパリン類似物質軟膏、アズレン軟膏、非ピリン系消炎剤による軟膏、ビタミンE軟膏、ビタミンAD軟膏、コラーゲン含有軟膏、
スクワレン含有軟膏からオリーブ油、馬油などの民間薬まで、使用されているが、いずれも隔靴そう痒の感がある。
一方、漢方製薬軟膏には紫雲膏があるが、紫雲膏のみでは対応することが困難な症例が多い。

アトピー性皮膚炎と東洋医学(漢方薬・鍼灸)

<アトピー性皮膚炎の治療法>


「外因の治療(皮膚科的治療法)」


副腎皮質ホルモン剤の外用、抗ヒスタミン剤の内服により、まず第一に痒みを出来るだけ楽にする、そして皮膚炎が悪くならないようにコントロールする。
外用剤等の副作用にいたずらに神経質になるのは、皮膚炎を安定状態に調節出来ないばかりでなく、治療期間を引き延ばす結果になる。

「内因の治療(東洋医学的治療法/漢方薬・鍼灸)」

体質・年齢を問わずに、カサカサタイプ、ジクジクタイプいずれも補中益気湯、十全大補湯を基本とした漢方薬(症状により加減)を内服。
これらの漢方薬は、皮膚症状、炎症を、直接改善させるものではないが、まず痒みが早く楽になる。さらに外用剤の副作用を軽減、その使用量を減らすことが出来る。

無理な生活、無理な治療を改善する
不規則な生活(特に睡眠不足)、暴飲暴食、食生活、皮膚の不衛生(風呂にあまりはいらない)。
無理な治療とは、食餌制限の過多、不確かな健康食品類や薬物の過剰投与。
「無理」からくる精神的な疲労やストレスは症状を悪化させるだけ。早急に生活習慣を見直す。

「アトピー性皮膚炎の漢方療法」
漢方薬には、エキス剤、煎じ薬、入浴剤の3種類があります。
エキス剤は粉末状態に加工されていて、袋を開ければそのままお湯で飲めます。
煎じ薬は、自宅で1日量を土瓶に入れて煎じる必要がありますが、生薬の選択が可能であり、オーダーメイドの薬ができます。
このため煎じ薬の方がその人の病状により適したものが調合できて、効果がエキス剤に比べよりすぐれている。
漢方入浴剤も煎じ薬と同じように作ります。入浴剤は皮膚に直接作用しますので、内服薬と合わせて使う。

「鍼灸治療」

鍼灸は漢方薬とおなじくからだ全体の調節によってアトピー性皮膚炎を治療します。
体には多くの経絡、ツボがあって、身体のバランスを調整しています(ホルモン、自律神経、代謝)。
例えば、太陰脾系―陽明胃系を選び、さらにこの太陰脾系−陽明胃系のなかから、公孫、足三里というツボを選択します。
この公孫−足三里に針をして、脾気虚、湿熱の治療をおこなうという具合になります。

漢方薬と効果を比較して 時には漢方より効果があがることもあります。しかし頻回に通院を必要(週2回)とします。

治療例(27歳、女性、主婦)

漢方、鍼灸治療、併用

1月後 顔面と頚部の赤みが少し薄くなりくず状のものが減る。かゆみあり。
3月後 顔頚部の皮膚症状が落ち着く、改善。かゆみも改善。
しかし調子のいい日と悪い日があり、まだまだ、納得のいく効果を確認できない。
6月後 皮疹はまだ少し残っているが、皮膚の状態(見た目)は、はるかに改善。かゆみも改善(カキキズもなくなる)。
1年後 漢方の煎じ薬を3日に1回服用し、白色ワセリンのみ使用でOK!、笑顔が多い、明るい表情を見せている。



「大山漢方堂薬局 アトピー性皮膚炎の漢方相談」

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はじめに、

アトピー性皮膚炎に効果的な漢方薬、アトピー性皮膚炎を治す東洋医学(漢方薬、鍼灸)、アトピー性皮膚炎に効果的な漢方療法

漢方薬には、二千年の歴史があり、漢方薬を上手に行えば、アトピー性皮膚炎にもすぐれた効果を発揮します。
また、現代医療に疑問を持って漢方治療を求める患者さんも増えてきました。
現在では、本格的な漢方薬専門薬局の多くで、アトピー性皮膚炎の患者さんのご相談、調合漢方薬を服用する患者さんも、かなり多くなっています。
アトピーの患者さんと同じように、ご相談の増えている患者さんに、スギ花粉症(アレルギー疾患)があります。 
スギ花粉症の患者さんも、近年急増していますが、これは病気のメカニズムがよくわかっていますが、
それは、「スギ花粉の量が増えたため」というような単純なものではありません。
主因は、まだ完全ではありませんが、排気ガスなど、何かが人体に働きかけた状態で、花粉が作用すると、花粉症になりやすいことなどがわかっています。
アトピー性皮膚炎に関しては、まだはっきりしていませんが、やはり、何かが人体に働きかけた状態で、アトピーになりやすいことが予測されます。
この場合、「体に作用する何か」というのは、食物(農薬・食品添加物など)、ダニの増殖しやすい住居環境、大気、水の汚れなどです。
しかし、アトピーの場合は、社会変化によるストレスなどの心理的要因が、予想より大きなウェイトを占めている点が花粉症とかなり異なっています。
受験や就職ストレスなどによって、アトピー性皮膚炎が悪化するのはよく知られています。
ですから、アトピー性皮膚炎の患者さんに、漢方を調合するときは、患者さんのストレスなどの心理的要因を重視する必要もあります。
これは、現在に始まったものではなく、漢方医学、漢方療法に根ざした考え方による、精神と肉体は切り離すことはできない、心身相関、一緒に治す必要があります。
現代医学は精神と肉体を別々に考え、精神は精神科、肉体は内科や外科などとなりますが、漢方では「心身一如」であり、精神と肉体は別々のものではないのです。
大山漢方堂薬局では、こういう見方で、アトピー性皮膚炎の患者さんのご相談を受け、「身体」の皮膚症状と同時に、「心」のほうの状態、ストレス度、心理、社会的要因にも、
同じように病気のウェイトをおいて、より治療効果をあげています。ですから、大山漢方堂薬局で用いる調合漢方薬は、「心身一如の治療薬」となります。
近年、一般的にも、アトピー性皮膚炎の患者さんの漢方薬への期待、漢方薬の効果への注目度が高まっていますが、まずは、一度、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。

1)アトピー性皮膚炎に漢方が効く理由=アトピー性皮膚炎の患者さんの症状、体質により、さまざまな治療法がある。

漢方がアトピーに効く理由は?
@漢方薬は根本的な治療が期待できる、A漢方は「体と心」を治療する、B漢方は「総合的な医療体系」である、C漢方には薬害への対応法もある

アトピー性皮膚炎の患者さんへのアプローチ=皮膚の変化に注意する
皮膚のバリア機能、皮脂の重要な働き(アトピーの人の皮脂量は、正常な人の半分程度)、
アトピー性皮膚炎は「湿疹」の一種(皮膚病の30%以上が「湿疹」である)=湿疹の慢性化に注意する

アトピー性皮膚炎の患者さんのタイプ、症状、体質を重要視して、漢方を調合する。
@年齢によってアトピーの症状が違ってくる、A隠れたアトピー性皮膚炎の患者さんも多い、
Bアトピー性皮膚炎の患者さんは、合併症も多い(アレルギーマーチ、白内障や脱毛症も合併する)

「アレルギーはなぜおこるのか、免疫反応がアレルギーにつながる」

”正常状態からの変化”
@体を守る”防衛線”とは? A特殊な科学物質が炎症をおこす! B免疫反応が過剰におこる Cアトピーとアレルギーの関係を知る
DW型アレルギー、Eアトピー性皮膚炎の皮膚症状と単なる「かぶれ」の違い、Fアトピーの患者さんが急増した原因(生活環境の変化)

「アトピー性皮膚炎の検査と治療法を知る」
@アレルギーの原因物質を見つける、(一型アレルギーのチェック、RAST検査で原因物質を確認)
A西洋医学の基本的なアトピー性皮膚炎の治療法を知る(長所と短所を知る)
ステロイド軟膏の種類を知り、効能・効果・副作用を、よく理解する。
生活環境を整える治療法は、基本的にアレルギー対策が主体となる
→東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)で、根本的な治療(根治療法=アレルギー体質、アトピー体質改善)が必要な患者さんが多い

「東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の特徴とアトピー性皮膚炎患者さんへの対応法」
@東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)と西洋医学の違いを理解する。

東洋医学=漢方薬と西洋薬=合成新薬では、効きかた(効能・効果・副作用)がまったく違うことを理解する。
@西洋薬=合成新薬も、実は「生薬、薬草、漢方薬」の研究から生まれた事実を知る。
A漢方薬は、「生薬の複合剤」、より効果的な薬を調合して完成させることができる。
B東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、徐々に、アレルギー体質を変化させ、正常化し、アレルゲンに対するバリアーを強化することができる。
C東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、「完全なる健康」を、手に入れるための方法論を持ち、実行、実現する医学である。
D東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、アトピー性皮膚炎の患者さんの体全体の状態に注目し、体質を正常化させる医学である。
E東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、「未病」の状態から積極的に治療する。

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「基本理念」を理解する
@人間、人体の「陰、陽、虚、実」は、独自の「医学理論、医学体系」である。
すべてのものに「陰、陽、虚、実」があり、「陰、陽」が乱れると、身体のバランスが崩れ、異常、病気が起こる。
A東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「基本理念」を知り、「未病」、「病気」の原因を、理解する。
B自身の「気・血・水」の乱れに注意する。
「気」は、生命活動のエネルギー、「血と水」の乱れも、アトピー性皮膚炎の患者さんの治療には、重要な役割を果たす。
アトピー性皮膚炎の患者さんの「気病」・「血病」・「水病」を、それぞれ治療して、総合的に改善させる=体質改善=根治療法=根治させる!
「気・血・水」の乱れを、細かく分析して、配合生薬の種類、分量を、アトピー性皮膚炎の患者さんの個人、個人に合わせて調合する。
「外因、内因を、細かく分析し、「気・血・水」の乱れの、原因を突き止め、「病邪」が体内に侵入することを防ぐ。
アトピー性皮膚炎の患者さん、一人、一人の生活環境、食生活を、分析して、改善させ、、総合的に改善させる=体質改善=根治療法=根治させる!

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の診療法と治療法
@「証」に応じて処方を選ぶ、「証」で個人差を把握(個人差を重視)して、生薬を選定、調合する。
A標治法を根治法を併用して行い、皮膚症状改善、体質改善を、並行して行う。
慢性化した病アトピー性皮膚炎の患者さんでは「根治法と標治法(基礎治療)」を、特に重視しなければならない。

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「アトピー性皮膚炎、治療理念」
@アレルギー病は「外邪」でおこり、「外邪」が体表近くに存在する。
A過剰な、表裏の「熱」に注意する、

アトピー性皮膚炎と「五臓六腑」
@「脾と胃」の機能低下、「痰飲」が、病害を生む。

アトピー性皮膚炎の患者さんのタイプ(東洋医学的病態)を見分け、漢方薬を調合する。
アトピー性皮膚炎の患者さんには、東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)と養生医学の二本立てで治療する。
「ステロイドの使用暦、病態の変化暦」を、確認する。

アトピー性皮膚炎の患者さんの心身の状態を把握する。
自律神経失調症の併病、癇が強い、消化器症状大、熱感症(熱つがり)、水分代謝異常、
アトピー性皮膚炎の患者さんの体質や体力の状態を把握する。
「実証」と「虚証」、「成人型」と「幼児型」
成人型、 アトピー性皮膚炎の患者さんでは、自律神経失調症の併病が多い。

アトピー性皮膚炎の患者さんの皮膚状態
ジクジク型(湿潤型)=「水毒」、カサカサ型(乾燥型)=「気」「血」の不足

漢方専門 大山漢方堂薬局の調合漢方薬(オーダーメイド)
調合漢方薬=生薬を煎じる=煎じると治療効果が高くなる=煎じる時は弱火で煮詰める
適切な飲み方をする=時間を決めて服用を続ける=幼小児の服用量は特別(飲ませ方を工夫する)

西洋薬(合成新薬、抗アレルギー薬、ステロイド))との併用、副作用の問題
@抗生物質との併用は便秘に注意する、A漢方薬服用の注意点

アトピー性皮膚炎のタイプ別養生法
生活養生の効果=漢方薬は、ある意味で、万能療法であり、生活養生も、併用して行うことが重要。
漢方薬と養生が、互いに補い合って、効果が増大する。
西洋医学と東洋医学のよいところは組み合わせる
アレルゲン対策=食養生「身土不二」=皮膚の保護が大切=乾燥肌は傷つきやすい
皮膚の保護が生活養生の基本=皮膚保護剤を、こまめに塗る=時にはステロイド剤も併用し上手に使う
ステロイド剤の、使用日数は2〜3日以内とする=非ステロイド軟膏=かぶれに注意する
アトピー性皮膚炎の患者さんの自律神経失調症の併病に注意

アトピー性皮膚炎の患者さんの生活養生の基本

@皮膚の保護、A生活環境の改善、B食生活の改善、Cストレス・過労対策、D自律神経の訓練、

@癇が強い患者(幼小児型)、A消化器症状ありの患者さん(幼小児型・成人型)、B於血の患者さん(成人型)、
C熱感(あつがり)の患者さん(幼小児型・成人型)D水分代謝異常の患者さん(幼小児型)、E冷え性の患者さん(成人型)

「ステロイド剤長期使用患者さんへの対応法」

ステロイド剤の良い点、悪い点、危険な点を、正確に理解する。
良いステロイド剤、悪いステロイド剤
良いステロイド剤は、ストレスから体を守る、乱用すると副腎皮質が萎縮する
ステロイド剤を、急にやめると、その先には=ステロイドによる異変がおこる=副作用の前兆に注意
=すさまじい「離脱症候群」=顔や皮膚が真っ赤に腫れることが多い=驚く、ショック!!!

@ステロイド剤を顔だけに塗ってきたアトピー性皮膚炎の患者さん
Aステロイド剤を顔と体の両方に塗ってきたアトピー性皮膚炎の患者さん
Bステロイド剤は体だけ、顔には非ステロイド系軟膏をぬったアトピー性皮膚炎の患者さん
C顔にアトピー症状がなく、体にステロイド剤を使ったアトピー性皮膚炎の患者さん

強い皮膚症状=「気と血」の不足状態=「気と血」の両方を補う漢方薬=時間をかけて徐々に回復
=皮膚には、ワセリン(シコン、ソヨウ、オウレン、オウバク、オウゴン、サンシシ)を使用する。

生活環境からの悪影響を取り除く=皮膚への物理的な刺激を軽減、取り去る
自然環境、住居・職場、入浴時、安静・休養、衣類、食生活の注意が必要



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特集:皮膚病、お肌の異常(アトピー、ニキビ、肌荒れ、シミ、他)と東洋医学(漢方薬、鍼灸)

湿疹、アレルギー性皮膚炎の特長は、まず第一に痒みが強いことです。

解説

湿疹は、もっとも多い皮膚病で、全体の30%程度を占めます。
多くの場合、湿疹ができた個所の表皮組織には、浮腫(むくみ状態)が認められます。(細胞間浮腫と細胞内浮腫がある)
これは、接触性皮膚炎(かぶれ)と同じです。そのため、湿疹と皮膚炎は、「湿疹・皮膚炎群」という呼び方で、同類の皮膚病として扱います。

湿疹・皮膚炎群は、急性型と慢性型があります。
@急性型は皮膚が赤くなり(紅斑)、小さな水泡やツブツブ(小水疱・小丘疹・小膿疱)ができて、
皮膚がジクジク湿っぽく(湿潤)し、カサブタ(痂皮)や、皮膚の粉屑様のもの(鱗屑)なども見られます。
急性型では、これらの多様な発疹が同時か、時期がずれて出現します。

A慢性型では、皮膚表面が何となく厚ぼったく、固くなったり、ザラついて皮膚の皺が深く鮮明になったりします。
これを、「表皮の肥厚・角質増殖・苔癬化」などと呼びます。

急性型も慢性型も痒みが強いのが特徴で、掻き壊した個所の湿疹は、たびたび慢性化することも多いです。

湿疹・皮膚炎群の種類(病名)

@尋常性湿疹(普通の急性湿疹をいいます)
A接触性皮膚炎(かぶれ)
Bアトピー性皮膚炎
C脂漏性湿疹(皮脂の多い部位に好発する湿疹をいいます)
Dビダール苔癬(慢性湿疹の一種)
E貨幣状湿疹 (    〃     )
F自家感作性皮膚炎
Gうっ血性湿疹


東洋医学(漢方薬、鍼灸)は、主に慢性化した湿疹に用いて効果があります。(アトピー体質、アレルギー体質改善)

湿疹・皮膚炎群のなかで、最も多いのは急性湿疹(尋常性湿疹)で、急性型に特徴的な症状が見られます。
一般に、単に「湿疹」といった時は、このタイプを指します。
そのほか、皮脂の分泌異常などが影響する「脂漏性湿疹」や、
物理的刺激やアレルギーなどによる「接触皮膚炎」(いわゆる「かぶれ」)、
「アトピー性皮膚炎」なども、よく見られます。
また、原因が不明で、慢性的に皮膚症状が現れるようなケースもあります。(慢性湿疹)
「尋常性湿疹」や「接触皮膚炎」などの急性型は、ステロイドの外用剤(塗り薬)を使えば短期間で治ります。
また、かゆみが強ければ、抗ヒスタミン剤を併用すれば、それで治まります。

しかし、慢性化した湿疹(皮膚病)の場合は、ステロイドの外用剤(塗り薬)を、長期間して、
さらに、段階的に、より強いステロイドにしていかざるを得ません。
このような慢性化した湿疹、ステロイド剤に抵抗を示す湿疹のケースでは、東洋医学(漢方薬、鍼灸)が大変効果的かつ有効です。
また、急性湿疹を繰り返すような場合も、アレルギー体質改善に、東洋医学(漢方薬、鍼灸)が有効です。

◎東洋医学(漢方薬、鍼灸)は、ステロイド剤と併用してよい。

湿疹・皮膚炎群の東洋医学(漢方薬、鍼灸)療法では、
漢方薬は、皮膚症状がジグジグと湿った「湿潤型」のものと、
カサカサとした「乾燥型」に大別して、治療法(漢方処方、鍼灸手技)を選ぶのが王道です。

「湿潤型」の場合は、体力があって痒みが強く、局所の熱感があれば消風散、
体力がふつうで口渇があり、発汗が多ければ越脾加朮湯、
体力がなくて発汗が多いような場合は桂枝加黄耆湯などを用います。

これらの漢方薬は、単独でも効果はありますが、合方、加味方、加減方にして、
より、その人の症状、体質に合わせた形で、効果があがります。
またはステロイド剤と併用してよいです。

「乾燥型」の場合は、体力があれば清上防風湯や黄連解毒湯など、
体力がふつうなら十味敗毒湯や温清飲を、
体力がない場合は黄耆建中湯や当帰飲子、柴胡清肝湯などを用います。

なお、長年続いている頑固な皮膚炎などの場合は、
心身の状態が低下していたり、ステロイド剤、西洋薬(抗アレルギー薬)の副作用の影響が現れていることも多いです。
このような場合には、十全大補湯、補中益気湯などで、まず基礎体力の調整・強化を行う必要があります。
なかには、この治療だけで皮膚症状が治ってしまうこともあります。


大山漢方堂薬局で、湿疹、アレルギー性皮膚炎に、一般的に用いる漢方薬のご紹介

@湿潤型、実証体質で、痒みが強く、熱感がある人には、消風散が効果的です。
A湿潤型、中間証体質で、口渇があり、発汗が多く、尿量減少のある人には、越脾加朮湯が効果的です。
B湿潤型、虚証体質で、口渇があり、発汗が多く、尿量減少がり、体力のない人には、桂枝加黄耆湯が効果的です。
C乾燥型、実証体質で、便秘がち、のぼせ、熱感、赤ら顔の人には、清上防風湯が効果的です。
D乾燥型、実証体質で、のぼせ、イライラ、不安感などを伴う人には、黄連解毒湯が効果的です。
E乾燥型、実証体質で、肩こり・頭や顔の湿疹・強い炎症と痒み     葛根湯が効果的です。
F乾燥型、中間証体質で、化膿症で、紅斑(皮膚の赤味があり、痒みが強い人には、十味敗毒湯が効果的です。
G乾燥型、中間証体質で、皮膚が乾燥して、のぼせて、手足のほてりを伴う人には、温清飲が効果的です。
H乾燥型、虚証体質で、疲労感や寝汗などを伴う人には、黄耆建中湯が効果的です。
I乾燥型、虚証体質で、皮膚が乾燥していて、強い痒みがあるご老人には、当帰飲子が効果的です。

注)上記漢方薬を30日間服用しても、効果に満足できない場合は、
調合漢方薬(オーダーメイド)をお勧めします!!!
大山漢方堂薬局にお電話ください。0283-22-1574



特集:アトピー性皮膚炎と東洋医学(漢方薬、鍼灸)

アトピー性皮膚炎は、西洋薬だけでは完治しない難病です。

「湿疹、皮膚炎群」に含まれる皮膚病で、アトピー体質という一種のアレルギー体質の人におこります。
近年は、幼小児のアトピー性皮膚炎が急増しており注目されています。
ストレスや食事、ダニ、汗などの因子が引き金となり、強い痒みと湿疹症状が現れます。
年齢とともに発疹部位が限定されてきて、皮膚が乾燥し、固く厚ぼったくなる傾向があります。
治療は、ステロイド外用剤が有効ですが、この薬では完治することはなく、東洋医学(漢方薬、鍼灸)併用すると効果的です。

漢方専門大山漢方堂薬局では、まず、第一に、漢方薬でアトピー体質を改善します。

大山漢方堂薬局で、アトピー性皮膚炎に、一般的に用いる漢方薬をご紹介します。

@アトピー性皮膚炎の患者さんは、しばしば気管支喘息などの他のアレルギー疾患を合併しています。
このような時は、苓甘姜味辛夏仁湯や六君子湯、八味地黄丸、十全大補湯などで、まず体質を改善していく方法が効果的です。

A合併症がなく、皮膚症状だけを特に訴える人の場合は、
体力があって赤ら顔で顔面・頭部の湿疹があれば清上防風湯、のぼせ・イライラがあれば黄連解毒湯が効果的です。
また、強い痒みと局所の熱感などがある人には、消風散、口渇があり、皮膚が乾燥している人には、白虎加人参湯が効果的です。
頭部、顔面のジクジクした皮疹の場合は、治頭瘡一方が効果的で、肩こりがあり、顔面や頭部に湿疹があれば葛根湯が効果的です。

B体力が普通で、口渇、発汗などがあれば越脾加朮湯が効果的です。さらに、化膿して紅斑などがあれば十味敗毒湯が効果的です。
さらに、皮膚が浅黒くて、手のひらに汗をかきやすい人は、荊芥連翹湯が効果的で、
皮膚が乾燥していて、のぼせ、手足のほてりがあれば温清飲が効果的です。

C体力のない人で、疲労感、寝汗があれば黄耆建中湯が効果的です。
また、体力のない人で、発汗とジクジクした発疹があれば、桂枝加黄耆湯が効果的です。
さらに、皮膚が浅黒くて神経質で、風邪をひきやすい人には、柴胡清肝湯が効果的です。
また、体力のない人で、全身倦怠感、貧血、食欲不振があれば補中益気湯が効果的です。

注)上記漢方薬を30日間服用しても、効果に満足できない場合は、
調合漢方薬(オーダーメイド)をお勧めします!!!
大山漢方堂薬局にお電話ください。0283-22-1574



「五物解毒湯」

活用方法

春の時期の「かゆみ・湿疹」対策

アトピー性皮膚炎は、ジクジク型や乾燥型など個人個人の状態が異なります。
一般には、天気が周期的に変わりやすい時期で、低気圧の接近など雨の降り出す前や、
湿度や気温が高くなる時など、急に肌の調子が悪くなったりしがちです。

五物解毒湯をこんな時によく効く!

滲出液がありジクジクして暗紫色(慢性化、血色の悪い赤み)を呈しかゆみを伴う(ジクジク型)の湿疹、
アトピー性皮膚炎、ニキビ、蕁麻疹などや、かゆみや化膿などを伴う掻痒性皮膚疾患、
化膿性皮膚炎、瘰癧、肛門膿瘍・痔核、肛門周囲など

その他、

●低気圧の接近など雨の降り出す前や、湿度や気温が高くなる時などに急に患部の赤みやむくみ、
滲出液が増し、かゆくてたまらないなど、調子が悪くなるタイプ
(周期的に天気が変わる時期・梅雨・夏場など、気温が高いまたは湿気の多い時期)
※既に滲出液の増加、むくみなどが急に悪化してかゆみや不快感が増したときには、
越婢加朮湯や排膿散及湯、サフランなどの頓用も効果的です。

●便秘による吹出物やにきび、その他、便秘(湿熱・解毒)による皮膚症状の悪化

●皮膚や粘膜の急性症状(患部の紅色)が慢性化して暗紫色を呈し、かゆみがあるもの

五物解毒湯{川きゅう、十薬、荊芥、大黄、金銀花}
効能・効果:かゆみ、湿疹


「かゆみ・湿疹」の効能・効果を有する漢方処方“五物解毒湯”のエキス細粒を発売させていただきます。
五物解毒湯は、痒みを伴う湿疹の消炎解毒を目的とした漢方処方です。
患部が暗紫色を呈し掻痒感や小発疹を繰り返すといった化膿性皮膚炎や掻痒性皮膚疾患などに用いられます。

「五物解毒湯」
成分・分量:十薬1.6g、金銀花1.6g、大黄0.8g、川きゅう4g、荊芥1.2g(1日3包または6g)
効能・効果:かゆみ、湿疹
主な適応:湿疹、アトピー性皮膚炎、ニキビ、蕁麻疹、肛門周囲や陰部の湿疹など
主な目標:毒(化膿)症状が慢性化し治りにくい、あるいは急に症状が悪化した痒みを伴うもの
●皮膚粘膜がジクジクしたりむくみを伴い、患部の血行が悪く暗紫色を呈し盛り上がり、痒みを伴うもの
●熱毒・湿熱・便秘などにより皮膚症状が悪化するもの
※化膿性皮膚病や掻痒性皮膚病などで、急性炎症の時期(表熱)はある程度過ぎて慢性(裏熱)化し、
毒(化膿・腫れ・血行不良など)が残っているもの、
即ち表より裏に熱が移り、患部が鮮紅色から暗紫色に変わってきたものが目標になる。

主な薬能:消炎解毒・消腫・止痒を主とする
解毒消腫、活血清熱、きょ湿、止痒、活血】

構成生薬の主な薬能
十薬:清熱解毒、排毒、利尿、消癰、緩下(炎症による腫れや膿などを改善)
大黄:清熱瀉火、涼血解毒、清化湿熱、瀉下(炎症の改善の他、血液循環も改善)
金銀花:清熱解毒、涼血(瘡瘍腫毒として皮膚病などの炎症や腫れ、化膿などを改善)
荊芥:きょ風散熱・止痒、散於止血(蕁麻疹のかゆみや、皮膚化膿症などに用いる)
川きゅう:活血化於(患部の血行停滞を改善し、他の生薬の働きを助ける)

出典:日本経験方【《方輿○》有持桂里*】 *江戸時代の医師

《「稿本」方輿○》巻之六 有持桂里口述車
魚腥湯 此の処方は、解毒一般の剤である。
およそ、黴瘡において格別の証候がない場合には、此の処方を試みると良い。
何か制しなければならない事があれば、それぞれ該当する処方を用いるが、
然るべきものがない時には此の処方を用いる。
およそ解毒の処方は、華(中国)の処方に捜風解毒を始めとして、
和(本邦)の方にもいろいろあるけれども、この処方は純粋に効果がある。
故に、解毒の剤はこの処方ひとつにて片付けてよい程のものなり。
この上に荊芥を入れて五物解毒湯という。(中略)
この処方は多くの場合は荊芥を入れて良きなり。
荊芥は発し解毒するのもにて、安排(程合いを加減する)のよきものなり。
故に今は大氏(多く)は、荊芥を加え用いるなり。
上部下部の毒に拘らず荊芥を加えて捜風解毒するというのは本草書に見るところである。
(中略)痔、瘰癧などにも良し。

五物解毒湯は、元々梅毒や痔、瘰癧の処方として登場しましたが、
その後、化膿性蚤痒性皮膚炎などにも応用範囲が拡大されています。


五物解毒湯と三金湯のアトピー性皮膚炎・ニキビへの応用

春先など季節の変わり目に、調子が悪くなる病気の一つに、アトピー性皮膚炎があります。
悪化の原因として、低気圧の接近や急激な気温・湿度の変化などが指摘されていますが、
アレルギー性疾患や精神的素因の関係する病気にそのような傾向があるようです。
 アトピー性皮膚炎や湿疹の場合、特にジクジク(湿潤)タイプでその傾向が強く、
急に分泌液が増え、むくみや熱感などが痒みを誘発し、
イライラして患部を掻きむしりたくなるような衝動に駆られるケースもあります。
また、化膿性疾患であるニキビや吹き出物(毛膿炎)は、甘いモノや脂肪分の多い食物の取り過ぎや便秘、
また梅雨時や夏場などに悪化する傾向があります。

湿症状と熱症状を改善する五物解毒湯・三金湯
 アトピー性皮膚炎(ジクジク型)やニキビでは、
@「熱症状」〔発赤・化膿・痒み・熱感、イライラ感(煩躁)〕
A「湿症状」〔分泌液過剰・湿潤・化膿・腫脹〕
が認められますが、五物解毒湯や三金湯はこれらを改善します。


五物解毒湯(漢方薬=一般用医薬品)と三金湯(健康食品)の比較

               五物解毒湯(医薬品)                  三金湯(健康食品)

原典及び基本処方   日本経験方                         五味消毒飲 《医宗金鑑》 加減方

はたらき          効能効果:かゆみ、湿疹                 薬能:清熱解毒・消散疔瘡・ニキビ

処方の特徴        消炎・解毒排膿・消腫・患部の循環          炎症や化膿の顕著な皮疹に対する消炎解毒・抗菌・
                改善作用を示す                      鎮痛作用を示す

適応             ジクジク型*でかゆみを伴う湿疹、アトピー      赤く腫れて、痛みを伴うようなニキビ、毛嚢炎および
                性皮膚炎、蕁麻疹、痔瘡、ニキビ(便秘で悪化)   これらを伴うアトピー性皮膚炎など
                など

患部の特徴            湿症状≧熱症状                       熱症状>湿症状
                ●ジクジク型*でかゆみを伴なう              ●発赤、疼痛、化膿傾向がある
                 (*浸出液が多く湿潤傾向顕著)             ●患部の熱感が顕著で赤く(鮮紅色)、
                ●患部は暗赤色で微小循環不全               腫脹、痛みを伴う
                ●便秘により悪化する傾向がある             ●急性炎症、急性増悪
                ●亜急性炎症、慢性炎症

構成生薬          金銀花、十薬、大黄、川弓、荊芥          金銀花、蒲公英、菊花

   鎮痛          金銀花、十薬、大黄、川弓               金銀花、蒲公英、菊花
   清熱解毒       金銀花、十薬、大黄                      金銀花、蒲公英、菊花
生  抗菌          金銀花、十薬、大黄、荊芥                 金銀花、蒲公英、菊花
薬  湿・消腫       十薬、大黄                             蒲公英
の  止痒           荊芥
作  排膿            十薬                              (蒲公英)
用  微小循環改善     大黄、川弓                        


補足             小児の頭部のアトピー性湿疹や脂漏性湿疹などに    黄連解毒湯や清上防風湯などの代わりに、
                用いられる「治頭瘡一方」(医療用)と同様の効果     あるいはそれらと併用することで効果を増強
                がある


特集:じんましんと東洋医学(漢方薬、鍼灸)

@じんましんも、実は、アレルギー性のものが多いです。
じんましんは、「膨疹」という赤くて大きく盛り上がった水疱が現れ、強い痒みを伴う皮膚病です。
発症すると、「膨疹」と強い痒みは数分〜数時間続きますが、やがて跡形もなく消えてしまいます。
暫くしてから、再び同様の症状が現れてまた消滅し、これを繰り返すこともあります。
こうした状態は、通常は1〜2週間以内に治まります。これを、急性じんましんと呼んでいます。

Aじんましん症状が繰り返し、3週間〜1ヵ月以上続く場合を、慢性じんましんと呼んでいます。
急性じんましんは、アレルギー性鼻炎と同様のアレルギー反応が原因となる場合が多いです。
また、温熱や寒冷、日光などの環境的刺激要因や、衣服による機械的刺激、
精神的緊張などの神経的な影響などでおこることもあります。
アレルギー性のものは、しばしば食事中の成分が原因になり誘発されます。
まれに、服用した薬が原因となることもあります。

慢性じんましんには漢方薬が非常に効果的です。→ 東洋医学(漢方薬、鍼灸)の効果大です。

じんましんは、多くの場合、原因となる、アレルギー因子を避ければ再発を防ぐことができます。
ただし、原因がはっきりしない場合は、再発を繰り返すことになります。
こうした場合は、まず、病院で、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤、ステロイド剤などの西洋薬を用いて、すみやかに、皮膚症状を改善します。
しかし、なかには、西洋薬に抵抗性を示し、「膨疹」の繰り返しが3週間〜1ヵ月以上続く人もいます。 → 慢性じんましんの患者さんなど、
こうした西洋薬(抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、ステロイド剤)に抵抗性を示す(ステロイドがあまり効かない)患者さん、
慢性じんましんの患者さんには、東洋医学(漢方薬、鍼灸)が非常に効果的です。

大山漢方堂薬局で、慢性じんましんに、一般的に用いる漢方薬をご紹介します。

実証タイプの患者さんには、ファーストチョイスで、十味敗毒湯や茵陳蒿湯などが効果的です。
中間証タイプの患者さんには、茵陳五苓散などが効果的です。

大山漢方堂薬局の奥義は、じんましんの皮膚症状にとらわれずに、消化器、胃腸の働きを調整する治療法を併用することで、
難治な慢性じんましんが、びっくりするほど改善します。

大山漢方堂薬局で、慢性じんましんに、一般的に用いる漢方薬をご紹介します。

@実証タイプの人で、化膿やオデキができやすく、強い痒みを伴う場合は、十味敗毒湯が効果的です。
A実証タイプの人で、口渇があり、胸が苦しく、便秘を伴う場合は、茵陳蒿湯が効果的です。
B実証タイプの人で、のぼせ、肩こり、月経異常などを伴う場合は、桂枝茯苓丸が効果的です。
C実証タイプの人で、のぼせ、肩こり、月経異常などを伴い、さらに便秘する場合は、大柴胡湯が効果的です。
D中間証タイプの人で、口渇があり、むくみ、強い痒みなどを伴う場合は、茵陳五苓散が効果的です。
E中間証タイプの人で、胸脇苦満感があり、食欲不振で、口中に苦みがある場合は、小柴胡湯が効果的です。
F中間証タイプの人で、皮膚が乾燥していて、のぼせ、冷え、疲労感などを伴う場合は、温清飲が効果的です。
G虚証タイプの人で、虚弱体質、貧血傾向があり、皮膚が乾燥している場合は、当帰飲子が効果的です。


特集:にきび(尋常性座瘡)と東洋医学(漢方薬、鍼灸)

顔面や首、背中に多発するニキビの場合

*「湿潤型」の場合は、ステロイド外用剤との併用が多く、体質改善を目的として
大柴胡湯(実証)・柴苓湯(中間証)・柴朴湯(中間証)・柴胡清肝湯なども併用される。

にきび(尋常性座瘡)が、顔面や首、背中に多発する患者さん

にきび(尋常性座瘡)は、皮脂が毛孔に溜まり、そこに、にきび菌が感染して化膿し、炎症をおこすものです。
ほとんどの場合、性ホルモンの働きが活発になって、皮脂の分泌も盛んになる思春期に発症します。
肝臓、腎臓機能が低下していたり、便秘がある時などにも、にきびができやすくなります。
最初に、毛孔に一致した小さいツブツブができ(面皰)、やがて化膿して赤くなります。
皮脂腺の多い顔面や、背中、首などに多発します。

まず、傷んだ皮膚には手を触れないことです。

にきびが軽症なら、洗顔などのスキンケアを続けたり、イオウを含むローション剤や抗生物質などを使えば、すぐに治ります。

治りにくいにきび(にきび体質)の人や、慢性の便秘体質の人で、にきびができやすい人には、東洋医学(漢方薬、鍼灸)が非常に効果的です。

大山漢方堂薬局で、にきび(尋常性座瘡)に、一般的に用いる漢方薬をご紹介します。

@体力のある実証タイプの女性で、月経異常、腹部の抵抗感や圧痛などがあれば、桂枝茯苓丸が効果的です。
A体力のある実証タイプの女性で、皮膚の化膿傾向が強ければ、十味敗毒湯が効果的です。
B体力のある実証タイプの女性で、皮膚の化膿傾向が強く、便秘や冷えも強いという人には桃核承気湯が効果的です。
C特に、化膿傾向が強いにきびの場合は、清上防風湯が効果的です。
D体力がふつうの中間証タイプの人で、皮膚が赤黒くて炎症をおこしやすければ荊芥連翹湯が効果的です。
E体力がふつうの中間証タイプの人で、皮膚が乾燥気味で、のぼせがあれば温清飲が効果的です。
F体力がない虚証タイプの人で、冷え性、血色不良などを伴っていれば、当帰芍薬散が効果的です。


特集:シミ、肌荒れと東洋医学(漢方薬、鍼灸)

シミ、肌荒れは、ストレスや過労が原因で、誘発されるケースが多いです。

シミは「肝斑」ともいうように、肝臓機能が低下している時にできやすいです。
また、妊娠中にもできます。でも、はっきりした原因は、今だわかっていません。

肌荒れは、多くの場合、過労や生理不順などの体調が悪い時、体力の低下に起因している場合が多いです。

しかし、何らかの内臓疾患(器質的病変)がある時にも肌荒れがおこりやすいので、
生体異常が、気になる場合は、一度専門医を訪ねてみるのもよいと思います。

実は、シミ、肌荒れには、漢方の「柴胡剤」や「駆於血剤」と呼ばれる処方が効果的です。

ですから、シミ、肌荒れは、上記、何らかの内臓疾患(器質的病変)がなければ、東洋医学(漢方薬、鍼灸)が非常に効果的です。

大山漢方堂薬局で、シミ、肌荒れに、一般的に用いる漢方薬をご紹介します。

@シミの悩みで、体力のある実証タイプの女性で、胸脇苦満感があり、便秘、肩こりがあれば、大柴胡湯が効果的です。、
Aシミの悩みで、体力のある実証タイプの女性で、のぼせ、肩こり、月経異常があれば桂枝茯苓丸が効果的です。
Bシミの悩みで、体力がふつうの中間証の人で、胸脇苦満があり、口中のねばり、のぼせ、食欲不振などの症状があれば、柴胡桂枝湯が効果的です。
Cシミの悩みで、体力のない虚証タイプの人で、胸脇苦満があり、口中のねばり、のぼせ、食欲不振などの症状があれば、柴胡桂枝乾姜湯が効果的です。

D肌荒れの悩みで、体力がふつうの中間証の人で、のぼせ、肌や唇の乾燥があれば、麻杏よく甘湯が効果的です。
E肌荒れの悩みで、体力がない虚証の人で、手足の冷え、顔色不良、月経異常などがあれば当帰芍薬散が効果的です。
F肌荒れの悩みで、体力がない虚証の人で、手足の冷え、顔色不良、月経異常、さらに貧血傾向が強ければ四物湯が効果的です。

まとめると、東洋医学(漢方薬、鍼灸)が効果的な主要症状は、
@ストレスや過労によるシミの悩み、
A過労や生理不順などによる肌あれのなやみ
漢方専門大山漢方堂薬局で使う効果的な漢方薬は、

@疲れやすい虚証体質タイプの人で、貧血気味で、冷え症、月経異常があり、めまいのする人には、温経湯、四物湯が効果的です。
A疲れやすい虚証体質タイプの人で、冷え症、顔色不良、月経異常、めまいがあれば、当帰芍薬散が効果的です
B疲れやすい虚証体質タイプの人で、胸脇苦満があり、口渇、顔色不良、動悸があれば、柴胡桂枝乾姜湯が効果的です。
C体力がふつうの中間証タイプの人で、肌あれ、のぼせ、皮膚や唇の乾燥があれば、麻杏よく甘湯が効果的です。
D体力がふつうの中間証タイプの人で、胸脇苦満があり、口中のねばり、のぼせがあれば、柴胡桂枝湯が効果的です。
E比較的体力のある実証タイプの人で、胃腸も丈夫で、のぼせ、肩こり、月経異常があれば、桂枝茯苓丸が効果的です。
F比較的体力のある実証タイプの人で、胸脇苦満があり、便秘、肩こりがあれば、大柴胡湯が効果的です。

胸脇苦満とは、肋骨下部に抵抗感と圧痛がある状態をいいます。

注)上記漢方薬を30日間服用しても、効果に満足できない場合は、
調合漢方薬(オーダーメイド)をお勧めします!!!
大山漢方堂薬局にお電話ください。0283-22-1574


続く



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岡山大学医学博士 徳島大学薬学修士 大山博行先生のご紹介



はじめに、

アトピー性皮膚炎に効果的な漢方薬、アトピー性皮膚炎を治す東洋医学(漢方薬、鍼灸)、アトピー性皮膚炎に効果的な漢方療法

漢方薬には、二千年の歴史があり、漢方薬を上手に行えば、アトピー性皮膚炎にもすぐれた効果を発揮します。
また、現代医療に疑問を持って漢方治療を求める患者さんも増えてきました。
現在では、本格的な漢方薬専門薬局の多くで、アトピー性皮膚炎の患者さんのご相談、調合漢方薬を服用する患者さんも、かなり多くなっています。
アトピーの患者さんと同じように、ご相談の増えている患者さんに、スギ花粉症(アレルギー疾患)があります。 
スギ花粉症の患者さんも、近年急増していますが、これは病気のメカニズムがよくわかっていますが、
それは、「スギ花粉の量が増えたため」というような単純なものではありません。
主因は、まだ完全ではありませんが、排気ガスなど、何かが人体に働きかけた状態で、花粉が作用すると、花粉症になりやすいことなどがわかっています。
アトピー性皮膚炎に関しては、まだはっきりしていませんが、やはり、何かが人体に働きかけた状態で、アトピーになりやすいことが予測されます。
この場合、「体に作用する何か」というのは、食物(農薬・食品添加物など)、ダニの増殖しやすい住居環境、大気、水の汚れなどです。
しかし、アトピーの場合は、社会変化によるストレスなどの心理的要因が、予想より大きなウェイトを占めている点が花粉症とかなり異なっています。
受験や就職ストレスなどによって、アトピー性皮膚炎が悪化するのはよく知られています。
ですから、アトピー性皮膚炎の患者さんに、漢方を調合するときは、患者さんのストレスなどの心理的要因を重視する必要もあります。
これは、現在に始まったものではなく、漢方医学、漢方療法に根ざした考え方による、精神と肉体は切り離すことはできない、心身相関、一緒に治す必要があります。
現代医学は精神と肉体を別々に考え、精神は精神科、肉体は内科や外科などとなりますが、漢方では「心身一如」であり、精神と肉体は別々のものではないのです。
大山漢方堂薬局では、こういう見方で、アトピー性皮膚炎の患者さんのご相談を受け、「身体」の皮膚症状と同時に、「心」のほうの状態、ストレス度、心理、社会的要因にも、
同じように病気のウェイトをおいて、より治療効果をあげています。ですから、大山漢方堂薬局で用いる調合漢方薬は、「心身一如の治療薬」となります。
近年、一般的にも、アトピー性皮膚炎の患者さんの漢方薬への期待、漢方薬の効果への注目度が高まっていますが、まずは、一度、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。

1)アトピー性皮膚炎に漢方が効く理由=アトピー性皮膚炎の患者さんの症状、体質により、さまざまな治療法がある。

漢方がアトピーに効く理由は?
@漢方薬は根本的な治療が期待できる、A漢方は「体と心」を治療する、B漢方は「総合的な医療体系」である、C漢方には薬害への対応法もある

アトピー性皮膚炎の患者さんへのアプローチ=皮膚の変化に注意する
皮膚のバリア機能、皮脂の重要な働き(アトピーの人の皮脂量は、正常な人の半分程度)、
アトピー性皮膚炎は「湿疹」の一種(皮膚病の30%以上が「湿疹」である)=湿疹の慢性化に注意する

アトピー性皮膚炎の患者さんのタイプ、症状、体質を重要視して、漢方を調合する。
@年齢によってアトピーの症状が違ってくる、A隠れたアトピー性皮膚炎の患者さんも多い、
Bアトピー性皮膚炎の患者さんは、合併症も多い(アレルギーマーチ、白内障や脱毛症も合併する)

「アレルギーはなぜおこるのか、免疫反応がアレルギーにつながる」

”正常状態からの変化”
@体を守る”防衛線”とは? A特殊な科学物質が炎症をおこす! B免疫反応が過剰におこる Cアトピーとアレルギーの関係を知る
DW型アレルギー、Eアトピー性皮膚炎の皮膚症状と単なる「かぶれ」の違い、Fアトピーの患者さんが急増した原因(生活環境の変化)

「アトピー性皮膚炎の検査と治療法を知る」
@アレルギーの原因物質を見つける、(一型アレルギーのチェック、RAST検査で原因物質を確認)
A西洋医学の基本的なアトピー性皮膚炎の治療法を知る(長所と短所を知る)
ステロイド軟膏の種類を知り、効能・効果・副作用を、よく理解する。
生活環境を整える治療法は、基本的にアレルギー対策が主体となる
→東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)で、根本的な治療(根治療法=アレルギー体質、アトピー体質改善)が必要な患者さんが多い

「東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の特徴とアトピー性皮膚炎患者さんへの対応法」
@東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)と西洋医学の違いを理解する。

東洋医学=漢方薬と西洋薬=合成新薬では、効きかた(効能・効果・副作用)がまったく違うことを理解する。
@西洋薬=合成新薬も、実は「生薬、薬草、漢方薬」の研究から生まれた事実を知る。
A漢方薬は、「生薬の複合剤」、より効果的な薬を調合して完成させることができる。
B東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、徐々に、アレルギー体質を変化させ、正常化し、アレルゲンに対するバリアーを強化することができる。
C東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、「完全なる健康」を、手に入れるための方法論を持ち、実行、実現する医学である。
D東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、アトピー性皮膚炎の患者さんの体全体の状態に注目し、体質を正常化させる医学である。
E東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)は、「未病」の状態から積極的に治療する。

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「基本理念」を理解する
@人間、人体の「陰、陽、虚、実」は、独自の「医学理論、医学体系」である。
すべてのものに「陰、陽、虚、実」があり、「陰、陽」が乱れると、身体のバランスが崩れ、異常、病気が起こる。
A東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「基本理念」を知り、「未病」、「病気」の原因を、理解する。
B自身の「気・血・水」の乱れに注意する。
「気」は、生命活動のエネルギー、「血と水」の乱れも、アトピー性皮膚炎の患者さんの治療には、重要な役割を果たす。
アトピー性皮膚炎の患者さんの「気病」・「血病」・「水病」を、それぞれ治療して、総合的に改善させる=体質改善=根治療法=根治させる!
「気・血・水」の乱れを、細かく分析して、配合生薬の種類、分量を、アトピー性皮膚炎の患者さんの個人、個人に合わせて調合する。
「外因、内因を、細かく分析し、「気・血・水」の乱れの、原因を突き止め、「病邪」が体内に侵入することを防ぐ。
アトピー性皮膚炎の患者さん、一人、一人の生活環境、食生活を、分析して、改善させ、、総合的に改善させる=体質改善=根治療法=根治させる!

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の診療法と治療法
@「証」に応じて処方を選ぶ、「証」で個人差を把握(個人差を重視)して、生薬を選定、調合する。
A標治法を根治法を併用して行い、皮膚症状改善、体質改善を、並行して行う。
慢性化した病アトピー性皮膚炎の患者さんでは「根治法と標治法(基礎治療)」を、特に重視しなければならない。

東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)の「アトピー性皮膚炎、治療理念」
@アレルギー病は「外邪」でおこり、「外邪」が体表近くに存在する。
A過剰な、表裏の「熱」に注意する、

アトピー性皮膚炎と「五臓六腑」
@「脾と胃」の機能低下、「痰飲」が、病害を生む。

アトピー性皮膚炎の患者さんのタイプ(東洋医学的病態)を見分け、漢方薬を調合する。
アトピー性皮膚炎の患者さんには、東洋医学(漢方薬・自然療法・鍼灸)と養生医学の二本立てで治療する。
「ステロイドの使用暦、病態の変化暦」を、確認する。

アトピー性皮膚炎の患者さんの心身の状態を把握する。
自律神経失調症の併病、癇が強い、消化器症状大、熱感症(熱つがり)、水分代謝異常、
アトピー性皮膚炎の患者さんの体質や体力の状態を把握する。
「実証」と「虚証」、「成人型」と「幼児型」
成人型、 アトピー性皮膚炎の患者さんでは、自律神経失調症の併病が多い。

アトピー性皮膚炎の患者さんの皮膚状態
ジクジク型(湿潤型)=「水毒」、カサカサ型(乾燥型)=「気」「血」の不足

漢方専門 大山漢方堂薬局の調合漢方薬(オーダーメイド)
調合漢方薬=生薬を煎じる=煎じると治療効果が高くなる=煎じる時は弱火で煮詰める
適切な飲み方をする=時間を決めて服用を続ける=幼小児の服用量は特別(飲ませ方を工夫する)

西洋薬(合成新薬、抗アレルギー薬、ステロイド))との併用、副作用の問題
@抗生物質との併用は便秘に注意する、A漢方薬服用の注意点

アトピー性皮膚炎のタイプ別養生法
生活養生の効果=漢方薬は、ある意味で、万能療法であり、生活養生も、併用して行うことが重要。
漢方薬と養生が、互いに補い合って、効果が増大する。
西洋医学と東洋医学のよいところは組み合わせる
アレルゲン対策=食養生「身土不二」=皮膚の保護が大切=乾燥肌は傷つきやすい
皮膚の保護が生活養生の基本=皮膚保護剤を、こまめに塗る=時にはステロイド剤も併用し上手に使う
ステロイド剤の、使用日数は2〜3日以内とする=非ステロイド軟膏=かぶれに注意する
アトピー性皮膚炎の患者さんの自律神経失調症の併病に注意

アトピー性皮膚炎の患者さんの生活養生の基本

@皮膚の保護、A生活環境の改善、B食生活の改善、Cストレス・過労対策、D自律神経の訓練、

@癇が強い患者(幼小児型)、A消化器症状ありの患者さん(幼小児型・成人型)、B於血の患者さん(成人型)、
C熱感(あつがり)の患者さん(幼小児型・成人型)D水分代謝異常の患者さん(幼小児型)、E冷え性の患者さん(成人型)

「ステロイド剤長期使用患者さんへの対応法」

ステロイド剤の良い点、悪い点、危険な点を、正確に理解する。
良いステロイド剤、悪いステロイド剤
良いステロイド剤は、ストレスから体を守る、乱用すると副腎皮質が萎縮する
ステロイド剤を、急にやめると、その先には=ステロイドによる異変がおこる=副作用の前兆に注意
=すさまじい「離脱症候群」=顔や皮膚が真っ赤に腫れることが多い=驚く、ショック!!!

@ステロイド剤を顔だけに塗ってきたアトピー性皮膚炎の患者さん
Aステロイド剤を顔と体の両方に塗ってきたアトピー性皮膚炎の患者さん
Bステロイド剤は体だけ、顔には非ステロイド系軟膏をぬったアトピー性皮膚炎の患者さん
C顔にアトピー症状がなく、体にステロイド剤を使ったアトピー性皮膚炎の患者さん

強い皮膚症状=「気と血」の不足状態=「気と血」の両方を補う漢方薬=時間をかけて徐々に回復
=皮膚には、ワセリン(シコン、ソヨウ、オウレン、オウバク、オウゴン、サンシシ)を使用する。

生活環境からの悪影響を取り除く=皮膚への物理的な刺激を軽減、取り去る
自然環境、住居・職場、入浴時、安静・休養、衣類、食生活の注意が必要



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